架空の投資会社をかたって嘘のFX投資でだまし取ったおよそ1900万円を暗号資産に換えるなど、マネーロンダリングをしたとして会社役員の男が逮捕されました。

 浦林文野容疑者(39)はおととし、特殊詐欺の被害者からだまし取ったおよそ1900万円を暗号資産に換えた後、再び現金化するなどしてマネーロンダリングをした疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、浦林容疑者はすでに摘発されたFX投資詐欺グループに所属していて、暗号資産を換金して資金洗浄を担うチームの指示役だったということです。

 このグループは、購入した「ビットコイン」を別のアカウントに移したうえで再び現金化するなどして、資金が詐欺で得た収益と分からないようにしていました。