【京都地裁】「レスキュー商法」で集団提訴 水道トラブルの工事で高額請求 消費者が業者相手取り [oops★]

0001 oops ★ 2021/08/26 20:21:11
水道のトラブルに低額で工事が可能なようにウェブサイトで周知しながら、実際は高額な代金を請求されたとして、京都府の男女12人が26日、兵庫県の水回り修理事業者7人に対して計約660万円の支払いを求める訴えを京都地裁に起こした。原告弁護団によると、家の修繕などを請け負う「レスキュー商法」は社会問題化しており、京都では初の集団訴訟という。

訴状によると、被告らは2020年7月ごろにウェブサイトを開設し、京都府を中心にレスキュー商法の事業を行っていた。サイトには「水のトラブル即解決 1000円〜」などと記載されていたが、トイレなどの修理を依頼した原告らは10万円から165万円の代金を請求されたとしている。

原告側は、業者が必要のない作業を行ったり、作業を細分化して各項目に法外な費用を計上したりしていると指摘。修理内容や費用について明確な合意がないまま修理を行い、工事後に高額な代金を請求しており、民法などに違反すると訴えている。

レスキュー商法を巡っては、高額な代金を請求されるなどのトラブル相談が増えているとして、国民生活センターもホームページで注意を呼び掛けている。原告弁護団事務局長の増田朋記弁護士は「意図的に困っている状況につけ込み、高額な支払いを求める手法は極めて悪質だ」と指摘する。

2021年8月26日 19:14
https://www.kyoto-np...jp/articles/-/626369