イーレックス 国内初の水素発電所、22年3月に稼働へ

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC159QG0V10C21A9000000/

新電力大手のイーレックスは16日、2022年3月に山梨県で水素発電所を稼働すると発表した。資源エネルギー庁によると、水素専焼発電所の商業運転は国内で初めて。
一般家庭約100世帯分の電力に相当する出力360キロワットの発電所を建設する予定で、他地域への展開も視野に入れる。
事業費は約3億円。

同日に山梨県富士吉田市で起工式を開いた。
水素製造ではスタートアップのハイドロゲン・テクノロジー(東京・中央)と提携し、黒曜石やかんらん岩などの「超マフィック岩」と水を反応させて水素を製造する。
1時間当たり300N立方メートル(ノルマルリューベ=標準状態での気体の体積)を生成し、水素専焼ガスエンジンで電気をつくる。
発電した電気は事業所などに供給する。