最近こうした病気の中に内耳自己免疫病という一種の自己免疫疾患が、
含まれているのではないかという考え方があります。
現状ではまだ一般的な検査ではありませんが、
内耳自己抗体が検出されそうした事例では免疫抑制剤の効果があることが、
複数の事例で確認されています。
自己免疫疾患であれば、当然ステロイドも一定の効果が期待出来る訳で、
実際には急性の高度難聴のうちの多くが
実はこの自己免疫病である可能性もあるのです。