糖質制限支持者にみられる主張は、ほとんど糖質の問題を指摘する。
あくまでも糖質を批判することで自分たちの正当化する根拠としているわけです。
炭水化物を毒として捉えて、毒を排除すれば健康体になれるという「幻想」です。
しかし食べ物には、必ずリスクが内包されている。絶対に安全で健康のみに寄与する物は存在しない。
水でも酸素でも取り込むことにより体に負担を与える。これらを取り込まずに生きていけるでしょうか?
それと同じように糖質も体に絶対必要なものです。脳は糖を消費してはじめて機能する。
炭水化物を構成する元素は、炭素、酸素、水素と地球上でもっともありふれたものです。
生命はすべてこの元素により構成されている。生命の根源がまさしく炭水化物なのです。それを否定することは、生命の冒涜にほかならないでしょう。