2:相当昔 車はガソリンで動くのです というコマーシャルがありました。
ガソリンがエンジンの中で酸素と結合、燃焼してエネルギーをだします。
生物もこれと同じで栄養として取ったものを酸素と結合させエネルギーを生み出します。

車のエンジンに相当するのが一つ一つの細胞の中にあるクエン酸回路です。
インスリンが欠乏すると ブドウ糖はクエン酸回路に入りにくくなります(注1) そのままだと人は死んでしまうので 脂肪(注2)やタンパク質を燃やします。
この状態でも回路の回りは基本的には悪くエネルギー産生は不十分です。

ということは 細胞は元気ではいられない ということになります。
車で言えばエンジンの調子が悪いということになります。これは 全ての細胞でおこる(神経細胞は別)

インスリンが足りないと 細胞は飢餓状態でなおかつ エネルギーも上手に作れないということになります。2重のハンデを持っていることになります。

糖だけでなく タンパク 脂肪の代謝全てに異常がおこる。糖だけに注目して炭水化物を食べないという治療法(ということは 脂肪 タンパクを沢山とる)では 
血糖はあまり上がらなくても 脂肪代謝の異常はさらに増強される
 高タンパクはもし腎障害があればこれの悪化を促進します。
          

って事かな?