<データ解析(やりたい人のみ)>
 本体左のSDカードスロットからSDカードを取出し、PCに接続してデータをソフトに取り込むと呼吸状態や圧力、いびき、空気の漏れ、AHIなどが時系列でグラフ化して見ることができます。

 a.SleepyHead
  外国の有志の方が作成したフリーソフトです。かなり優秀でグラフ表示をカスタマイズ表示しやすく自分が見たい項目だけ上の方に持ってくることができたり、無呼吸が起きているあたりのグラフを広げて詳細を見れたりします。
 https://sleepyhead.jedimark.net/
 
 b.Resscan
  医者にSDカードを持っていくとこのソフトでデータを読み込み、使用頻度、AHIと空気の漏れをぱっと見て「はい、状態いいですね。終わり」見たいな診療?になります。
Resscanは日本のHPではダウンロードできませんが、本場のサイトに行きIDを作成すると(無料)ダウンロードすることができ、医者が見ているのと同じレポートを作ることができます。
 https://www.resmed.com/us/en/healthcare-professional/products/monitoring-and-data-management/resscan.html

c.パルスオキシメータ
SASの確定診断はAHIだけで判断されることは無くSpO2(酸素飽和度)の低下の頻度も確認します。
sleepyheadではパルスオキシメータのSpO2・心拍数のデータをCPAPのデータと連携して表示することができます。
グラフを確認すると無呼吸が発生したあたりでSpO2が大きく低下していることがわかります。
(通常SpO2は95%以上ですが、SAS患者は60%位まで落ち込むことがあります。CPAPをつけると90~95%に落ち着くのがわかります)

医者に全くいかず自己購入したCPAPを使い続けていくと決めた方がCPAPって本当に効果が出てるの?とどうしても確認したい場合は購入されるとよいかもしれません。

SleepyHeadに対応しているパルスオキシメータの型番はCMS50F,CMS50Iなどです。これらは国内では売っていません。
CMS50Fは安いですがデータが1種類しか保存できず、保存するたびに上書きされます。Iは7種類保存できます。
購入は通販サイト http://www.wholesaledental.jp/ のパルスオキシメーター・SpO2モニターから購入できます。