CPAPの個人輸入の障害と対処方法
(1-a) 海外(主に米国)のCPAP販売サイトは全て英語。問題がなければHPからの入力のみで注文は
完結するのだが、その後メールでのやりとりが発生することもある。やりとりは当然ながら全て英語である。
ある程度の英語での意思疎通ができない人にはハードルが高い。⇒英語でのやりとりをできる人に
手伝ってもらおう。機械翻訳をつかってやり取りする人もいるが、現時点では、 機械翻訳で作成した
英文は理解不能なことも多いので避けた方がいい。
(1-b)米国の法律により、米国の販売サイトでのCPAP購入には医師の処方箋(当然英文)の提出が
義務付けられている。⇒個人輸入に協力してもらえる医師がいる場合には、英文の処方箋を書いて
もらおう。英文の処方箋のフォーマットは決まっている訳ではないが、用紙がCPAP販売サイトのHPから
ダウンロードできるのでそれを印刷して利用しよう。協力してもらえる医師がいないとしてももし日本語の
処方箋(医師のサイン入り)を持っている場合は、これに翻訳を添付したものでOKのCPAP販売サイトが
あるので、そこを利用することもできる。CPAPレンタル時に貰った「CPAP使用同意書(患者控)」に翻訳を
付けたものでOKのところもある。日本語の処方箋類を全くを保有していない場合、米国外へのCPAP発送で
処方箋を要求しない業者が(2017年6月現在)1社あり(俗称「数字のところ」」、そこを利用している人も多い。
(注)この業者は「米国外の発送だから米国の法律は及ばない」という独自の解釈で海外に販売して
いるが、米国の当局の指導が入った時点で中止される可能性があり、今後ともそれが続く保証はないことに
注意が必要。