●豆知識●
歯周病と歯槽膿漏の違い
両方とも同じようなイメージですが、現在では歯槽膿漏と呼ばずに歯周病と呼ぶようになっています。

歯周病
歯肉炎(膿が出ない炎症)から歯周炎(膿が出て骨が溶けるほど進行している)までの広い範囲を指しています。

歯槽膿漏
歯肉から膿が出ている状態のみを指します。

歯周病(ししゅうびょう) 以下に分類される
●歯肉炎(しにくえん) ⇒ 歯ぐきだけが腫れた状態
●歯周炎(ししゅうえん)⇒ 歯と歯ぐきをつないでいる部分や歯を支えている骨が破壊される
歯周病の症状
・歯ぐきから血や膿が出る
・歯ぐきが腫れる
・歯ぐきが下がって歯が長く見える
・歯がぐらぐら動く、または歯が抜ける
・口臭(歯周病菌が出すガスの臭い)

歯周病に強い歯医者を選ぶ時
素人でも判断出来そうなポイントとしては
・歯科衛生士が患者さんごとに担当制
・歯周ポケット検査では1本の歯につき4ヵ所以上の計測(できれば6ヶ所がベスト)
 レントゲンは頭の周りをぐるっとまわって1回で撮影する方法(パントモ)ではなく
 小型のフィルム(デンタル)を口の中に入れて 10枚以上にわけて撮影する
※ 歯周病学会の認定医を取得するためには デンタルで撮影していなければならない
・デジタルカメラでも口の中の写真を撮影される。
・治療計画の説明