なぜ、糖質制限が生まれたのか?
その背景を探ると、社会的弱者によるアンチテーゼを読み解くことができます。

糖質制限を始めるきっかけは、主に糖尿病患者さんに多くみられます。その理由は、やはり飽食によって病気が発覚した人たちです。
彼ら彼女らの特徴は、過剰摂取にも関わらず食事を止められなかった人たちです。
つまり食欲の高い人たちです。頭では分かっていてもやめられません。
なぜなら、それは人類の長い歴史の中で飢餓に苦しんできた背景から本能として組み込まれたものだからです。
それゆえに我慢できずに食べてしまう。それと食べてしまうこともそうですが、取り込んだエネルギーを適切に処理できる能力も備わっていない。ゆえに糖尿病という病気が発症してしまう。
だからデブだとか罵られますが、可哀想な人たちなのです。
ちなみに、自分の最近のスペックですが、身長175センチの体重は62.9キロ、体脂肪率15%でした。35分前に銭湯で測定した結果です。体重計の精度は分かりませんが、タニタ製でした。髪の毛もフサフサです。
なにが言いたいのかというと、自己管理できる人間であれば、糖質制限は必要ないのです。

糖質制限という思想は、そうした進化した遺伝子を持つ健常者を巻き込もうとしてくるところに、衝突の原因があるのです。