ジョンがリンダへ送った手紙の抜粋

僕はザ・ビートルズのことを恥ずかしくは思ってない(僕がすべて始めたからね)。でも、バンドを大きくするためにやった一部のクソみたいなことは恥ずかしく思ってるんだ。僕はみんなも、程度はあれそう感じていると思っていたんだけど、明らかに違うみたいだね。

君は本当に現在の芸術の多くがザ・ビートルズのおかげで生まれたものだと思ってるのか? そこまでバカだなんて信じられないよ。ポール、君もそう信じているのかい? 信じるのをやめたら、目がさめるよ!

僕は君の夫を不快になど思ってない。彼のことは可哀想に思ってるよ。

最後に、僕がザ・ビートルズを脱退したことを誰にも言わなかったことについて、ポールとアラン・クラインはその日1日をかけて、言わないほうがいいと説得してきたんだ。僕に何も言わないように頼んできたんだよ。だって、『ザ・ビートルズが傷つくから』ってね。それで『なかったことにしていこう』ってね。