2軍で調整を続けていたヤクルトのドラフト1位・山下輝投手(22)=法大=が28日、戸田球場で行われた社会人・バイタルネットとの練習試合に六回から5番手で登板。実戦デビューを果たし、打者4人を13球で1回無安打無失点の好投をみせた。
先頭打者を死球で出塁させたが、その後は最速151キロを計測した直球を軸に力で押して、遊ゴロ、中飛、遊ゴロに封じた。昨秋に左尺骨の疲労骨折をして以降、プロで初めての実戦で大器の片鱗(へんりん)をみせた。