ドラフト上位候補の筑波大・佐藤隼が完封発進 スカウト「ソフトバンクの和田みたい」
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 「首都大学野球、筑波大1−0武蔵大」(10日、大田スタジアム)

 今秋ドラフト上位候補で最速151キロ左腕の筑波大・佐藤隼輔投手(4年・仙台)が大学通算6度目の完封で開幕戦を飾った。
NPB12球団18人のスカウト陣の視線を受けながら、9回を投げて被安打3、8奪三振。103球の快投で上々のスタートを切った。

 この日最速148キロの速球に加え、「うまく緩急を使って」と投げたチェンジアップが効いた。スライダーを加えた3球種で相手打線をほんろう。
0−0の七回には先頭に二塁打を浴びたが、「力で押していこう」と直球勝負で乗り切った。

 バックネット裏からも、ポテンシャルの高さを認める声が上がった。
DeNA・河原スカウティングディレクターは「ソフトバンクの和田みたいな雰囲気」と称えれば、
中日・小山スカウトは「負けないピッチング。すごい丁寧に投げている」と評価。
大学屈指の左腕は注目の高さを自覚しつつ、「それをしっかり受け入れて自分の力に変える」とアピールを続けていく。