一芸でプロ入りを目指す隠れた逸材たち。 大化けの夢が広がる6選手
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神奈川大学リーグの渡部健人(桐蔭横浜大)というスラッガー。身長175センチ、体重113キロという体?ながら、身のこなしは軽やかでヒザ関節を痛めた経験もないという。

「自分の場合は強く振るとスイングが弱くなるので、力を抜いて振ったほうがスイングスピードは上がるんです」

 本人がそう語るように、強振するというより、ふわりと柔らかく運んで飛ばすタイプ。中村剛也(西武)に近い系譜だろう。

 だが、高い能力とは裏腹に、春のオープン戦では結果が出ず、
桐蔭横浜大の齊藤博久監督も「まだ素材段階なので、渡部を育てられる自信を持った球団じゃないと指名は厳しいかもしれない」と見通しを語っていた。

 ところが、秋のリーグ戦が始まるとその打棒が大爆発。8試合で7本塁打(10月11日現在)の固め打ちで猛アピールをしている。
右のスラッガーは希少なだけに、渡部の需要は高まるかもしれない。