ドラフト候補の日本新薬・福永2安打 6球団が視察
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今秋ドラフト候補の日本新薬・福永裕基内野手(24=専大)は6球団が視察する中、4打数2安打で勝利に貢献した。

8回1死、狙っていた直球を迷いなく振り抜き、中越え二塁打で出塁。
代打黒川の3ランで生還し「いいスイングが出来た。勝って良かったというのが1番」と胸をなで下ろした。
ルーキーイヤーの昨年から同大会予選に出場したが、本戦直前、オープン戦でスライディングをした際に右足首を捻挫。
本戦は代打で出場したが、勝利にはつながらずチームも初戦敗退。ふがいないさと、悔しさを1年間、この日のために胸にとどめ続けた。
“リベンジ”の切符をつかみ取り、「目指すのは日本一。今年はほぼ初出場なので、試合を楽しみたい」と喜びをにじませた。

走攻守がそろうプロ注目打者。この日も阪神、巨人などが視察。
「やっぱりプロに行きたい気持ちは強い。
どれだけアピールできたかは分からないけど、自分にやれることは出来たと思います」とすがすがしい表情で振り返った。