トライアウトで評価急上昇した高校生5人

2020年09月22日
FRIDAY 9月25日号より

福岡大大濠の189p右腕、山下舜平大だ。最速153qの直球が魅力で、今秋のドラフト会議では1位指名が確実視されている。

打者で注目を集めたのは、中京大中京の大型遊撃手・中山礼都だ。
夏が終わると木製バットを手に一日1000スイングを自らに課し、父との練習でコンディションを整えてきた。
シートノックでは広い守備範囲と強肩を披露。シート打撃では無安打ながら、5つの四球を選び、選球眼の良さをアピールした。

埼玉栄の内田了介。自己最速150qには及ばないものの、伸びのある140q台中盤の直球を打者の懐に投げ込み、4奪三振、被安打0を記録。

青藍泰斗・石川慧亮。左翼席への特大の一発を含む2本塁打を放ち、173pと小柄ながら腕っ節の強さを猛アピールした。

大阪桐蔭の西野力矢。豪快に左足を上げる一本足打法で、1年生の秋から名門校の中軸を担った。
まだまだ荒さは目立つものの、先輩である西武の中村剛也や日本ハムの中田翔のように、右の大砲として大化けしていく可能性を秘める。