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【MLB】全試合中止ならチケット損失額は約5560億円! ドジャース等に甚大な被害

>イベントチケットの検索エンジンで、チケット販売も行う「チケットIQ」は昨年のチケット二次流通サービスでの価格を基に、球団ごとのチケット代損失額を見積もった。
これよると、開幕戦の中止で最も大きな損失を被ったのはヤンキースの約1500万ドル(約16億3000万円)で、次いでドジャースの約1300万ドル(約14億1000万円)という。

 開幕日が5月中旬や6月初旬となれば、被害額は一層大きくなる。「チケットIQ」は4月に試合が実施されない場合も算出。最も被害を受けるのはドジャースで、損失額は8500万ドル(約92億5000万円)を超えるという。
さらにオールスターまで試合が行われないとなると、ドジャースの損失は2億ドル(約217億円)を超え、これも1位となる。今年のオールスターは7月14日にドジャースタジアムで開催される予定だ。

 さらに、全試合が中止になった場合、ドジャースの損失額は4億500万ドル(約440億円)以上になり、この場合も2位レッドソックスや3位ヤンキースより大きな被害となる。30球団合計では、損失額は約51億ドル(約5560億円)に上るという。

 試合が中止となればチケット代は全額払い戻しされるが、試合が延期される場合はそのまま使用できるようにする予定だという。現時点では全試合が延期となっているが、開幕時期が遅れれば試合数が減る可能性もある。開幕延期によって受けるダメージはあまりにも大きい。