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中日、ナゴヤ球場で一部選手や関係者にヒアリング

阪神の3選手が新型コロナウイルスに感染したことを受け、中日は28日、2軍練習施設のナゴヤ球場の消毒作業を30日に行うことを発表した。

 ナゴヤ球場では20−22日に2軍が阪神と練習試合を行っており、その3連戦に感染が判明した阪神・伊藤隼太外野手が同行していた。

 この日午前には、チーム関係者がナゴヤ球場で、20−22日の阪神戦に同行していた選手やチームスタッフへのヒアリングを実施。試合前のあいさつなどを通して、15人が伊藤隼と接触していたという。
話した距離や時間、身体接触があったのかなどを確認し、3連戦のうちの1日だけ話したという者もいれば、3日間とも言葉を交わした者もいたといい、中には2分ほど話したという回答もあったという。

 ヒアリングを行った選手には嗅覚や味覚に異常を覚えた際は報告するよう指示。今後は専門医への報告を行い、しかるべき動きをとることとなる。

 加藤球団代表は「普通に考えると(感染した選手との)最終接触日が22日。そこから(潜伏期間が)2週間となると、来週の日曜日ぐらいまではその範疇(はんちゅう)に入ってくる。そこまでは注意をしないといけない」と話した。