巨人、日本一に向けて大補強

ソフトバンクに屈辱の4連敗。日本シリーズでは投手力の差が浮き彫りとなった。
リーグ連覇、日本一奪回へ向けて投手力強化が最重要課題となり、
今オフのFA戦線では救援投手をはじめとし、
投手陣の補強に重点を置いたものになりそうだ。
巨人が熱視線を送るのが、ロッテの益田直也投手(29)だ。
セットアッパー、抑えの経験を持つタフな投手で、
今シーズンは60試合に登板して27セーブを挙げた。
今シーズンは中川皓太(25)、田口麗斗(24)らの成長もあり救援陣が安定してきたが、日本シリーズではソフトバンクに比べて中継ぎ陣の層の薄さを露呈。
益田が加入することで層の厚みが増し、補強ポイントに合致。
益田が権利を行使すれば獲得に動くとみられる。
先発投手の補強として候補に挙がるのが、広島・野村祐輔(30)と
西武・十亀剣(31)だ。野村は2016年に16勝をマークするなど
広島のリーグ3連覇に大きく貢献した投手。
一方の十亀は金銭、人的補償の必要がない「Cランク」の選手となる。
また、FA以外ではパドレス傘下3Aを自由契約となった牧田和久(34)や
中日のジョエリー・ロドリゲス(27)の動向にも注目しているようだ。

巨人に野村を持って行かれそう