開幕まで4試合。前所属の韓国ハンファで編成部長として接し、R砲に「韓国のお父さん」と呼ばれる宮本氏が不振の原因を分析した。

 「ロサリオは、外に逃げていく変化球を追いかける癖がある。日本はカット系の球が多い。始動が早いと空振りしてしまい、意識しすぎると逆に速球に詰まってしまう。

ロサリオは左投手に強いように、もともと内角への対応力がある。外角球の見極めができれば、彼のツボに入るはずだ」

 元日本ハム投手で、日韓の野球を熟知するからこそ、なぜ壁にぶつかっているかよく分かる。韓国は米国と同じように変化球はチェンジアップを多投し、緩急を使う。日本はスライダーやカットボールで横へ揺さぶる。

攻め方の違いに順応しているところだが、注意すべきなのは外角球。これを見極め、悪癖を出さないことこそ、シーズンでの猛爆の鍵となる。


そもそも外を追いかけるのはロサリオの悪癖なんやが