前日の更改交渉で5000万円増の3億5000万円を保留したソフトバンクの杉内は、一夜明けても
球団に対する不満が収まらなかった。

 提示額は希望に近いとはいえ、活躍次第で大幅増も見込めるが、一方で大幅減の可能性もある新年俸 システムにはどうにも納得がいかない様子。FA補強で大型複数年契約を結んでいる球団側に対して
「(交渉の冒頭)1年間の労をねぎらう言葉もなかった。携帯電話会社と同じですよ。新規加入の人には 優しくて既存の人はそのまま」と痛烈に皮肉った。次回交渉は25日の予定だが「越年も覚悟している」と語気を強めた。