虎の隠し金玉や

153キロ左腕の金沢大・北南、昇格&プロつかむ「やると決めたからには本気でやろう」
https://hochi.news/articles/20190517-OHT1T50277.html

北陸大学野球2部リーグの国立・金沢大に、底知れない可能性を秘めたダイヤの原石が埋もれている。

 エース左腕の北南(ほくなん)達矢(4年)は昨春、大学生左腕で最速とされる153キロをマーク。
今春リーグでは防御率0・26と格の違いを見せつけた。18日には、1部との入れ替え戦(対高岡法科大)進出をかけて富山国際大とのプレーオフに臨む。
就職活動も封印し、金沢大初のプロ入りに目標を絞った北南が、快速球で1部昇格を決め、自らのプロ入りへ猛アピールする。

 令和初ドラフトの“隠し玉”だ。北南は昨年5月の金沢星稜大戦に登板、福井県営球場のスピードガンで153キロを計測した。
大学生左腕最速の数字をたたき出した無名の国立大生は、「びっくりしました」と振り返る。
今春は2部に降格したが、金沢工大戦で18三振を奪って完封するなど34回で自責点1。防御率は驚異の0・26。数球団のスカウトが視察に訪れた。