森下暢仁(明治大)、広島「大瀬良タイプの投手」

2019年05月19日
5/19、スポーツ報知7面より

森下 暢仁 (明治大・投手)
180cm・右投右打

今秋ドラフト1位候補の明大・森下投手が首位攻防の慶大戦で9回8安打9奪三振の2失点完投。現役最多タイの通算13勝目を挙げた。
連続無失点は24回1/3で止まったが、通算100安打に王手をかける柳町達三塁手を無安打に封じ、チームを7連勝に導いた。

大台到達を許さなかった。最速155キロ右腕・森下は、柳町に鋭い視線を向けた。「あと1本で100安打。自分が投げて打たれたくない」。
3回に高め150キロで空振り三振。3点リードの9回1死一、二塁ではカーブのファウルに「待っていて、いい打者だと思ったけど、2ストライクでもらったな」と中飛に仕留めた。

11日の東大戦の延長10回20K完封に続き、9奪三振2失点で2試合連続完投。首位同士の初戦で先勝した。
広島・苑田スカウト統括部長は「いい打者にピンチでギアを入れられる。九州共立大時代の大瀬良(広島)もそうだった」と称賛。

(5月18日 東京六大学野球 明治大 5−2 慶応大)