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巨人入りでカミソリが送られてきた!? 「丸佳浩」実家の理髪店

可愛さ余って憎さ百倍”といったところだろうか。広島カープ3連覇の立役者、丸佳浩(29)が巨人に移籍することになり、カープファンから怨嗟の声が上がっている。それは遠く外房の漁師町にまで及び……。
丸の実家は千葉県勝浦市で理髪店を営んでいる。

「最初活躍した時は、広島ファンの方から“千葉の方から広島に来てくれてありがとうございます”なんて感謝されました」

 とは、丸の母・利栄(としえ)さん。

「優勝したら“優勝ありがとうございます”とかね。私たちは何もしてないけど。連覇した時なんか“産んでくれてありがとう”“丸は広島の宝です”とまで言われました。カープファンは熱量がすごいですよね」
利栄さんは続けて、

「FAは選手の権利だから、移籍もしょうがない気がするんですが、カープファンの多くはそう思ってくれなかったみたいです。行くにしてもせめてパ・リーグのロッテにして、とか。
でも、本拠地が千葉といっても、こんなド田舎にロッテファンなんていないんです。テレビで野球観戦といったら巨人戦ですしね。まあ、最近は巨人も地上波でめっきり観なくなったけど」

「倅も、テレビで観ていたのは巨人戦。松井(秀喜)さんが大好きでね。東京ドームにも連れて行きましたよ。もっとも、熱心に観戦するわけではなくて、熱い視線の先はお弁当やグッズでしたけど」(利栄さん)
結局、丸の行き先は巨人に決定。

「このへんは巨人ファンが多いから喜んでくれる人も多いし、カープファンの中にも“巨人でも頑張って”と言ってくれる人はいるにはいるんですけど……」
と話を継いだのは、父・浩二さん。

「巨人移籍が決まってからは、無言電話の雨あられ。多い日は30件くらいありました。“巨人に行ったら、お前ら家族みんな不幸になるぞ”という不幸の手紙も届きました。
球団には、カミソリの刃まで届いたらしいです。引き止められなかった球団に対してか、移籍する丸に対してか、確認を取ってないけど。俺たち何も悪いことしてないし……」