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12日 ジンバブエ代表選手を強化するキャンプが始まった。4番打者は、06年から、香川オリーブガイナーズで2年間プレーしていたシェパード・シバンダ。仕事は日雇い労働。
ジンバブエは現在、失業率90%以上とも言われている。治安も20年前と比べて悪くなっている。選手は無職、日雇い労働、社員とさまざまです。

17日 夜に部屋に泥棒が入って大変。モーリス会長のパソコン、現金、スマホ、など盗まれていた。隣の部屋で寝ていて、気づかなかった。間の扉が半開きだったので、殺されてもおかしくはない状況…。我々には被害は無かったです。

19日 18日までの合宿を終え、日本へ帰国。合宿最終日、私の思いを彼らに改めて伝えました。
「前回ジンバブエに来た時は、まだ平均以下の指導者だった。うまくいかないこともたくさんあったけど、そういう経験があって甲子園にも行くことができた。ジンバブエが俺を成長させてくれたと思っている。これからは君たちに、その恩返しをしたい」と。

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堤監督は、日本の野球離れの要因を「野球界の天井の低さ」にあると考えている。オリンピックの参加国は、わずか6チーム。
全世界で親しまれているサッカーに比べれば歴然の差だ。今回の来訪を含め、ジンバブエでの野球普及活動を通して、今後も日本の野球界へ投げかけていく。