西岡剛(阪神)、土下座・監禁事件の真相

2018年03月14日
週刊アサヒ芸能 3月22日号より

2002ロッテドラフト1巡目 西岡剛
大阪桐蔭高・内野手・18歳

イチロー、上原に続いてのラストサムライは阪神・西岡剛(2002ロッテ1巡目)。
今ではすっかり忘れられてしまった黒歴史だが、元メジャーリーガーである。
12年までの2シーズン、ツインズでプレーしたものの故障に悩まされ、ほとんど活躍できずに13年から阪神で国内復帰を果たしている。

その西岡が今年の春季キャンプで騒動を引き起こしていた。
2月18日付のサンケイスポーツ紙に掲載された記事の内容に怒りを爆発させ、
練習前、キャンプ地・宜野座の球場内の部屋に同紙の記者を「監禁」したというのである。

「(18日練習試合出場へ)の見出しが付いた記事について、そんなこと言ってねぇだろ!と激高。
部屋には2人の他に広報もいたようですが、西岡を止めることもなかったようで、説教は長々と続いたといいいます。
西岡は土下座まで強要し、さすがにそれは拒まれたものの、謝罪する記者の姿を動画撮影までしていたといいます。
騒動後、その担当記者は一時、トラ番を外され会社の監視下に入ったそうですが、
さすがに広報もいた現場での出来事ということもあり、サンスポは正式に球団に抗議。
阪神が謝罪して決着はついたようで、幸いにも担当記者は現場復帰しています」(在阪メディア関係者)

それにしても、なぜ西岡はここまで感情をあらわにしたのだろうか。

「相次ぐ故障でここ4年間、まともなシーズンを送れませんでした。
今季はショートのレギュラー争いの渦中で、決して一番手ではない崖っぷちのシーズンに入りました。
『出場する』と書かれて仮に出場しなければ『またケガか』と思われかねない。
それほど過敏になってしまうほど、今の西岡は追い込まれているということです」(球団関係者)

(以下略)