(CSファーストステージを振り返って)
この3試合、私自身も反省すべき点があり、選手たちも思っている。
その悔しさを反省しつつ、来年に向けてしっかりやらなきゃ。
でも選手たちはよく頑張った。
緊張する場面でプレーできた経験は大きいし、外崎や源田、山川といった若い選手たちは悔しさがあると思う。
この経験が後に大きな財産になってくれればと感じます。

(監督に就任し、勝つことと若手を育てることを同時進行でやってきたことについて)
やはり勝つことが一番じゃないと。
「経験するだけでいいよ」ではなく、勝つためにはどうしなければならないかを選手たちに思ってもらわなくては困る。
その中で源田、外崎、山川たちが必死にやっている姿が、見ていて頼もしいと思った。
山川の場合、ダメだったらメヒアに代えられるという危機感の中、4番に座って頑張ってきたよ。
そういう意味で彼は成長したと思う。
外崎は今日、最後のバッターになったり、見逃し三振もあった。
これがステップアップにつながってもらえたらね。

ピッチャーは序盤から救援陣が頑張ってくれたから、先発陣も頑張ってくれた。
故障で離脱したときには、他のピッチャーがカバーしてくれていた。
(菊池)雄星ひとりが引っ張っていく形だったけど、本当に頑張ってくれたよね。
「変わらなくてはならない」というスローガンでやってきたところで、変わったのではと思うけどね。

(監督1年目のシーズンを終えて)
3月下旬から開幕していろいろあったけど、負けないように4月、5月と頑張ってきた。
「3位までに入らなきゃ」という部分から始まって、上が見えてきて必死に戦って疲れもしたけどね。
シーズンを選手と一緒に戦ってきたという充実感はあります。
来シーズン入ったときに、選手たちがどれだけ精神的に成長して野球をやってくれるかは楽しみだね。