アニメ声優CDデータの保管と考察スレ　3

**メロンさんex＠ご利用は紳士的に** · 2018/12/27(木) 17:51:24.28

アニメ声優CDデータの保管と考察スレ　2
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/anime4vip/1540548625/

**メロンさんex＠ご利用は紳士的に** · 2019/01/30(水) 19:00:15.77

キーマン・三嶋章夫特集　続き

キングのブランド作品が生み出すコア層とは何か。
そのまえに昨今の配信やストリーミングの興隆にどう対処するのか
そこから問題は始まる

これについては、外国（＝アジア）と国内（日本）では対応に変化を持たせざるをえない
中国市場ではまだ実験段階だが

　『　(海外のアニソン市場について)　今回の上海公演はネットイーストでの配信開始も
　大きな要素のひとつでした。ストリーミングで音楽に触れてもらって、その流れで
　ライブを行うことが、現地のファンにどんな影響を及ぼすか。
　今回収集できたさまざまなデータを参照しながら、今後の戦略を考えていく･･･』

アジアではストリーミングで音楽を安くばら撒いて客をライブに呼び込んでみようか、
という試行だが―、　日本国内については事情は違う、という

**メロンさんex＠ご利用は紳士的に** · 2019/01/30(水) 19:01:35.95

「サブスクリプション型サービスの興隆で国内アニメファンの行動様式は変わったか」
という問いに対して三嶋は言う

『　･･･低年齢層に対しては、確かにそうかもしれません。
　ですがコア層に限って言えば、実は消費行動は以外にブレていないようにも思います。』

『　例えば、水樹奈々や宮野真守がツアーをやるといえば、十数本のライブのほぼすべてに
　いくファンもいますし、「魔法少女リリカルなのは」の最新作が劇場公開されるといえば、
　一人で数十回も劇場に足を運ぶファンもいます。･･･』

『･･･そうしたアクションを起こすコアファンというのは、世代を問わず常に一定層いるんです。
　　大事なのは、コア層のニーズに耐えうるクオリティの作品、アーティストをいかに
　生み出し続けるか。』

『　単純に今の時代の潮流に対応していくだけでは、彼らを満足させ続けることは難しいだろうと
　思います。』

**メロンさんex＠ご利用は紳士的に** · 2019/01/30(水) 19:02:33.41

コア層つまり「信者層」を生み出すコンテンツこそが大事、―
なぜなら時代や世代にもかかわらずコア層の消費行動はブレないから

「新しい時代」などと右往左往しサブスクに媚びはじめる連中から、
無能な商売人の自殺行為にすぎない「薄利多売」への逃避まで。

雑魚がいくら泡のように表面に浮いて消えても、しょせん雑魚。
結局のところ「コア層」を産出できないコンテンツは無価値なものだ

コア層の特徴は、熱狂による非合理的な消費行動。

途方もないお金をつぎ込んで同じ内容のライブや映画を何十回も見たり、
マウントをとるためCDを何十枚も積み、食べもしないポテチを千袋も買い込む。

そのときこそ、キングの利益は極大化し、かつ安定する

**メロンさんex＠ご利用は紳士的に** · 2019/01/30(水) 19:04:26.70

そしてコア層、つまり熱烈な信者層にはコミュニティ作用がある

その内部で同調と排除の強い圧力がはたらくことで
「高額のライブ円盤を買い揃えないものはファンじゃない、裏切り者だ」―
そんな集団的信念が自発的かつ競争的に形成され、自分から進んで人生を差し出してくる

「水樹奈々」「宮野真守」「リリカルなのは」「シンフォギア」―

これが三島の作り上げた「コア層コンテンツ」であり、
そのような熱い「魅力」を有する、世代と時代を超えた作品の成功例に他ならない
同時にそれがキング作品の「ブランド化」を支えることになろう

信念もなくただ時代に流されるもの達には、不可能な業でもある

**メロンさんex＠ご利用は紳士的に** · 2019/01/30(水) 19:05:29.04

最後に声優アーティストの育成について―。
重要な方針は「一元管理」だという。

これはもちろん音楽の単独制作でもあるわけだが、
三嶋の言うのはそれを超えた一括したプロデュースのこと

というのも声優アーティストは、ただの歌手ではない
歌手であれば音楽だけを売っていればよいが、
「声優＋アーティスト」の場合は、声優としてのありかたが歌手人気に影響する

声優としてどういう役を演じているか、
真摯に声優業に取り組んでいるか。

そこをふくめた「トータル性」での勝負が鍵になる
これは複雑で素人には読みにくい

『　声優アーティストがほとんどですので、…アニメ作品においての
　キャストとしての親和性も含めたトータル性も関わってきますから、
　正直なかなか読めない部分も多いんですよ。　』

**メロンさんex＠ご利用は紳士的に** · 2019/01/30(水) 19:06:53.14

だからこそ、そういう活動をも含めた三嶋サイドの「一元管理」が必要になる
単独制作でなく「トータルプロデュース」、
イメージ宣伝戦略から、ファンクラブ運営(モストカンパニー)、権利関係まで
三嶋キンクリ堂の統括で行われなければならない

この点はやはり、各アーティストの所属事務所の深い理解が必要で、
三嶋を「信頼」して管理を委ねてくれることが重要

ここは、事務所との分業や共同プロデュースが普通になっている他のレーベルや、
プロデューサーとの決定的な違いでもある　―

『（人気アーティストを生み出す秘訣は）…正直なところ、すべて縁だと思っています。
　そこは他のメーカーさんやプロデューサーさんと感覚の違うところかもしれません。』

他社との「違い」の根拠は何か
それは三嶋キングの豊富な成功体験であり、「水樹奈々」という実績と経験にほかならない

**メロンさんex＠ご利用は紳士的に** · 2019/01/30(水) 19:08:54.06

過去も現在も失敗ばかりの凡百のレーベルやプロデューサーとは違い、
三嶋は成功のノウハウと方程式を持っており、そのことに自信と誇りがある

それを尊重し信頼して、管理を任せてもらえるかどうか。

　『　これまで原盤制作は勿論のこと、ライブ制作・FC・マーチャンダイジングまで
　アーティストをトータルプロデュースさせていただくことに注力して知見も蓄えてきましたので、
　所属事務所さんには、弊社でお預かりすることのメリットを十分にご説明して、
　音楽ビジネスに関して一元管理させていただけるかどうか、　
　そこまで含めての信頼関係でプロデュースしています。　』

**メロンさんex＠ご利用は紳士的に** · 2019/01/30(水) 19:09:55.22

三嶋のやることに意見したり口出しすることは、トータルプロデュースの妨害であり、
それは三嶋のプライドを傷つけ、ひいてはキングの成功体験である
「水樹奈々の栄光」にケチをつけることに等しい

そんなの信頼関係といえない
いや、それは許しがたい「信頼の蹂躙」でもある

そこらへん、きちんと理解できない事務所は結局、
三嶋とも成功とも永遠に「縁がなかった」存在ということ―

かくの如き愚かな「縁なき衆生」の背信には、死の鉄槌をもって成敗する

いかなる障害をも取り除いて「一元管理」を実現することがサクセスへの道のり、
その真実は揺るがないのだから

**メロンさんex＠ご利用は紳士的に** · 2019/01/30(水) 19:11:27.91

人は、生まれながらにして罪びと。―　少なくとも三嶋と水樹以外は。
悪意なくとも、赦されることのない大罪を背負う

産光の青山一郎は、水樹奈々にこだわりすぎた。あと胸にも触ったらしい
スタイルキューブのたかみ社長は、小倉唯の活動に干渉した。
ＳＭＡの八十島耕二は、水瀬いのりに深く関わろうとした。

それが、彼らの罪。
そして三嶋がこれら愚民に下した死刑判決の全文だった―。

おっぱい触るのは勿論ダメだけど。

「特集　キーマン三嶋章夫」　終わり