社会現象となるほどのブームを巻き起こした「妖怪ウォッチ」IP。
グループ全体のIP別売上高では、14年度は552億円、15年度は320億円と、
「機動戦士ガンダム」IPに次ぐ2位に付いていた。

しかし16年度には93億円と急落。17年度は60億円を見込んでいたが、
第3四半期の時点で38億円に目標を下方修正していた。

 一方、好調なのが「ドラゴンボール」だ。スマートフォンゲーム「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」の
ヒットが続いており、IP別売上高は「機動戦士ガンダム」を超える979億円。
18年度も800億円を見込み、同社の“稼ぎ頭”となっている。「ワンピース」「スーパー戦隊」は前年並み、
「仮面ライダー」は前年よりも好調だ。また、「NARUTO」も新たにIP別売上高のリストに名を連ねた。