思えば進学をしたいとしてた時点で「自分がいていい居場所」をずっと求めていたのかもしれない
自分の過去を知る者が誰もいないこの土地での暮らしも長い
かといってあるべき交友関係は極力築かずに過ごしてきた
今あるこの暮らしとこれからも彼らと会わないでいくことこそが俺が求めてきた、そしてそうあり続けるべき生き方かもしれない