●あと超寒い。約1ケルビン。摂氏で言うと−272℃。ヤバイ。寒すぎ → 正解

 「ケルビン」は絶対零度(マイナス273.15℃)を0とする温度の単位。ピンポイントで見ると太陽のように熱い天体もありますが、宇宙は全体で見るとほぼ絶対零度で、1ケルビン程度となります。

●超何も無い。超ガラガラ → 正解

 これも本当。「われわれには大きな太陽も、宇宙規模で考えると小さな点のようなもの」だそうです。

●ヤバイ。宇宙ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ → 正解ということでいいのでは?

 国立天文台に質問をぶつけてみたところ、7項目中6つが正解、1つだけ不明という結果になりました。

  ただ不明の項目も検証が非常に難しそうな説が邪魔で、正解と断言できないだけ。

ヤバイヤバイと連呼する「宇宙ヤバイコピペ」は、お世辞にも頭の良さそうな文章ではありませんが、実際には分かりやすく宇宙の真実を教えてくれるものだったことが明らかになりました。

 宇宙の小さな点である太陽よりも小さな地球の表面に暮らす、さらに小さな生物である人類……の中でもこぢんまりと暮らすわれわれ一般人にとって、宇宙は今なお不思議すぎる世界。

「ヤバイ」としか言いようのない漠然とした驚きを覚えてしまうのも仕方がないのでは?