電流:体積流量:Q
電圧:圧力:P
とした場合、電気回路のアナロジーだと流体抵抗Uは
U=P/Q
単位を組み立てるとUは、[N/m^2・s/m^3]ですが、[N s /m^2]は粘性抵抗そのものですので、
結局このUは体積当たりの粘性抵抗になります。

ある流体抵抗Uを持つフィルターに流量Q1で流した場合に
Q1   Q2
-→U-→

そのフィルターの後の流量Q2が等しい時、Uにかかる圧力P1はいくらでしょう?
これも電気回路のアナロジーで言えば
P1=U・Q1
となります。また、PとQの直積をWと置くと
W=P・Q
この単位を組み立てると、[N/m^2・m^3/s=Nm/s]。
NmはJ(ジュール)なのでJ/sは仕事率である事がわかります。
なのでWは、電力のWと等しくなり、ポンプの仕事率になります。