0847132人目の素数さん
2024/06/10(月) 00:43:23.141. ゲーデルの原証明 (1931):算術の形式化とゲーデル数による自己言及を用いた証明。
2. ロッサーの証明 (1936):ゲーデルの証明をω-無矛盾性の仮定から単なる無矛盾性の仮定に弱めた証明。
3. クリーネの再帰関数論的証明 (1950):再帰関数論を用いた証明。
4. スマリヤンの対角線論法による証明 (1961):タルスキの真理不定義性定理を用いずに対角線論法のみで証明。
5. ブーロスのベリーのパラドックスによる証明 (1989):ベリーのパラドックスを形式化することで証明。
6. キクチの証明論的証明 (1994):ゲーデル文を直接構成せずに、ベリーのパラドックスを用いて証明。
7. チャイチンのコルモゴロフ複雑性を用いた証明 (1974):コルモゴロフ複雑性の概念を用いて証明。
8. ヤブロのパラドックスを用いた証明 (2006):ヤブロのパラドックスを形式化することで証明。
9. グレリング・ネルソンのパラドックスを用いた証明 (2002):グレリング・ネルソンのパラドックスを用いた意味論的証明。
10. 算術完全性定理を用いたモデル論的証明:算術完全性定理を用いてゲーデル文の独立性を示す証明。
これらの証明は、用いる手法や前提とする体系の強さなどにおいて特徴があり、不完全性定理の様々な側面を明らかにしています。
https://arxiv.org/abs/2009.04887