東工大は一応言い訳は立つ
査読といってもその論文が証明を引用論文を引いて終わりにしている場合、その引用論文は引用の方でキチンとされてると考えていいのでそこまで責任は取られない
だから“論文の正しさ”が検証されるのは最初に投稿されたその1回目だけ、後は論文誌の“相互信頼”のネットワークで信用を担保する、でなければ子引き、孫引きでどこまでもどこまでも検証を続けないといけなくなる
無限ではないとはいえ実質不可能
だから東工大は「iut1〜4はprimsでしっかり査読されてるハズなので信用しました」と言い訳できる
逆にいえば引用論文が如何に信頼できなくても著者に「引用論文は査読付きの論文誌、そこで証明された事を正しく引用してるハズ」と言われたら抗弁のしようがなくなってしまう
だから星先生がiut論文を引用してる論文を投稿した時のrejectの理由で「査読引き受けてくれる人がいなかった」になったのは「primsの査読は信用できない」とは言う事もできないしiut論文を載せるわけでもないその雑誌のレフェリーには望月先生に質問する権利もない
結局iut論文は数学村の相互信頼の世界もズタボロに破壊してしまった
まぁprimsだけが信頼できない三流雑誌になってしまっただけといえばその通りだけど、そんな不名誉な雑誌を日本の数学界が出しているのが残念で情け無い