>>283 補足
”(引用開始)
 「では、いかなる実数が異なる無限小数展開を持つのか?」
 という問いが生まれる
(予想)実数が異なる無限小数展開をもつのは
    一方が有限小数のとき、そのときに限る
(引用終り)

6)p進数で、q=p-1が続く無限小数は、繰り上がりを考える必要があるってことです
 10進なら、q=9が続く無限小数ね
 一方、10進で0.05は、2進数では無限小数になる(下記基本情報技術者の問題ご参照)
 この場合、割り切れるか否かで、見かけ上、二つの異なる表記を生じることがあるのです(中学生の常識)
7)それは、pとして選ぶ数に依存する
 しかし、コーシー列に戻って考えればすぐわかることです
8)で、10進で0.05は0.049999・・という展開も可能
 逆に、考えれば、2/3=0.666・・という循環小数は、
 3進数では、0.2ですから、0.12222・・・という繰り上がりを考えると無限小数展開も可
9)つまりは、有理数は既約分数K/Lで展開できて、その分母LによるL進展開によって、”L-1”の繰り上がりシッポを使うことで、
 二つの異なる展開が可能です(高校生の常識)”

(補足)
1)10進以外で、コンピューターでは16進とか使われる
2)古代メソポタミアでは、60進とか12進とかが使われたそうだ。1ダース12とか、時計で1時間が60分とか
3)1/3は、10進では0.333・・だが、12進なら分母分子を12倍して、12/(3・12)=4・(1/12)=0.4(12進小数)で
 で、q=11として、0.4(12進小数)=(12進小数)と、”L-1”の繰り上がりシッポを使うことで
 二つの異なる展開が可能です
4)L進展開のLの選択には、何の制約もありません。
 有理数は既約分数K/Lで、L進展開すれば、必ず有限小数展開が可能です
5)”(予想)実数が異なる無限小数展開をもつのは
    一方が有限小数のとき、そのときに限る”
    ↓
  ”(予想)実数が異なる無限小数展開をもつのは
  任意の数LによるL進展開を許せば
  その数が、有理数であるとき”
  となるべきですね(そして、無理数は、いかなるLでも有限小数では表現できないですね)

10進しか知らないんだ
小学生レベルだな

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E5%85%AD%E9%80%B2%E6%B3%95
十六進法

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AD%E5%8D%81%E9%80%B2%E6%B3%95
六十進法
紀元前3000年から紀元前2000年の頃から、シュメールおよびその後を継いだバビロニアでは、六十進法が用いられた。