>>173
>正方行列A(≠O)が零因子であるとは.
>AB = Oが成り立つ正方行列B(≠O)存在することです
>(証明)
>Aの余因子行列A~を用いて
>AA~=|A|Eという関係式が成り立っている
>仮定より、Aは正則ではないが故、|A|=0である
>よってBとして、A~を選べばAB=Oとなり、Aは零因子です

これ、×な

まず、
>Aの余因子行列A~を用いてAA~=|A|Eという関係式が成り立っている
は正しい
次に
>Bとして、A~を選べばAB=Oとなり
も正しい
しかし
>よって・・・Aは零因子です
は誤り

なんでか?

君さ、
「Aが零行列でないとき、余因子行列A~も零行列でない」
と、何の根拠もなく勝手に思い込んでるでしょ?

それ、初歩的な誤りなw

(最も簡単な例)
nを3以上とする
行列のどこか1か所だけ0の行列について
その余因子行列は零行列

一般にランクがn−2以下のn×n行列で、
その余因子行列が零行列となるものが存在する

つまりこの証明は正しくない

Aが零因子⇔零行列でなくdetA=0
は正しいんだがね

さて、detA=0であり0でない行列Aについて
・AB=0となる、0でない行列B
・CA=0となる、0でない行列C
はどうやって構成できるでしょうか?