軌道は統計的なものであるという事が分かりました。ではこのような軌道は本当に空間に広がっているのかといえば、答えはもうお分かりの様にNOです。

あくまで電子の位置を多数回測定してみた結果として図1や図4の様な形が分かる
勉強しはじめによく誤解することですが、電子が波動性を持っているという言葉が独り歩きして、図4の様な形で空間に広がっていると考えてしまう事もあります。しかしそうではありません。どこまでいっても電子は1個、2個と数えられるものなのです。意外かもしれませんが量子力学の産みの親の一人であるSchrödingerも同じような誤解をしていたそうです。その誤解とは、電子が雲の様に実際の空間に広がっているという描像です。実際に教科書でも電子雲という表現を見かけますが、初めのうちは混乱のもととなってしまうので注意が必要です。



↑このような説明もありますね