石原裕次郎は太ってることも、
禁煙できなくて禁煙パイポ使ってることも
肝機能が弱って酒焼けがヒドいことも
隠すでもなく最期まで自然体だった。
演技をするでもなく、ぜんぶ石原裕次郎そのままだった。

役者でも作家でも、あらゆる表現において最終的には生き様が反映される。
「役者の壁にぶちあたるとかいうのは俺には関係ない」って言ってた。
だから魅力的なんだなぁ。
この人には言葉では言い表せない圧倒的な存在感があった。