メモ
https://news.yahoo.co.jp/articles/c969cf083a01b1d0ef0398f96eb7b86f232133d8
GAFAで数学系の人材がひっぱりだこな理由。純粋数学はもう「ポケットに入っている」
6/9(木) Forbes JAPAN yahoo

今、GAFAを始めとする米国のビッグテック各社が、数学専攻の優れた学生を積極的に採用している。そして、ヨーロッパには、「マスハイヤー・オルグ」を始めとする、数学系人材向け職探しサイトも豊富だ。少なくとも欧米では、数学界と産業界の距離は明らかに近くなっているようだ。

国内に目を向けても、経済産業省が2018~19年、「理数系人材の産業界での活躍に向けての意見交換会」を開催したほか、2018年の同省の報告書「数理資本主義の時代~数学パワーが世界を変える~」の中では、「デジタル革命、第四次産業革命を主導し、さらに限界を超えるために欠かせない科学が3つある。第1に数学、第2に数学、第3に数学である」といった趣旨が明らかにされている。

果たして日本でも、数学世界と現実社会の「架け橋」はかけられつつあるのだろうか。

東工大学理学院数学系教授で、4月に放映されたNHKスペシャル「数学者は宇宙をつなげるか?abc予想証明をめぐる数奇な物語」にも出演して話題を呼んだ加藤文元氏に、社会の問題解決と関わる「産業数学」の分野に今何が起きているのか、世界における日本の数学分野の成熟度について、そしてそもそも数学という学問は「どんな姿をしているのか」を聞いた。

つづく