>>544
>標本の偏差はだいたい母σの1/10あたりになる、というのが標本平均の偏差がσ/10、になるというのの意味ではないのですか?

違います

標本の標準偏差(標本標準偏差)は、母集団と大体同じです
標準偏差とはばらつき具合です
標本は母集団からいくつか取り出してきたものですから、データのばらつき具合も同じ感じになるんです

でも、標本平均の標準偏差は、標本のサイズが大きくなればなるほど小さくなり、今回の場合σ/10です
これは、標本平均がだんだんと母平均に近づいていくことを意味しています

データの数を増やせば増やすほど、標本平均のばらつきは少なくなっていき、母平均に近づいていきます
しかし、標本それ自体はどれだけばらついていても構わないわけで、実際母集団と同じようなばらつきになることでしょう