>>344
¥さん、どうも。スレ主
¥さん、博識だね(^^;

>中心極限定理とかの「確率論の極限定理」ですよね。でもこう
>いうものを安全に成立させる為の枠組みが(Lebesgue測度論を用いた)
>Kolmogorovの公理系『だけしかない』というのは、ひょっとすれば数学的
>にも言い過ぎではないかという危惧がどうしても残りますよね。

なるほど
1.Lebesgue測度論を用いたKolmogorovの公理系は、安全確実だが、非可測集合になるととたんに無力
2.一方で、選択公理を落として、実数の部分集合をすべて可測集合だと言い出すと、証明のパワーが落ちる
3.だから、第三の道で、選択公理を生かしながら、非可測集合を扱えるようにしようというのが、竹村 彰通,V.Vovk, G.Shafer氏の「ゲーム論的確率論」
  でこれは、竹村 彰通氏は、「測度論を前提としない確率論の体系としては,数学的な基礎として唯一成功をおさめていると考えられる」と

>追加:以後は「黙って見てるだけ」にしますので。なのでどうぞ続きを。

はい、ここまでレベルが上がると、時枝問題とは違い自分で掘り下げる力や時間はありません
なので、私も見物と野次馬の側に回りますよ
どうぞ、どなたか、このスレでも別スレでも、本格的に「測度論を前提としない確率論の体系」を論じて貰えれば結構だ

その文脈で、きちんと時枝解法が数学的に体系付けられるといならそれはそれで結構だ(そうはならないと思っているが)
但し、「測度論を前提としない確率論の体系」は、時枝問題なんかを扱う前に、もっとやるべきことが沢山ある
そう思いますよ(^^;