>>131
> 漫画やってない中小出版社は恩恵がないって新聞に載ってた。

早川書房などはアマゾンの紙本のランキングでは下の方でも、電子書籍のランキングではかなり上に来る
SFは米国の電子書籍でも女性向けロマンスとならぶ売れ筋商品だから電子化のメリットは大きいと思う

あとは、学術書が充実しているちくま書房なども、まじめに電子化に取り組めばもっと売上が伸びると思う
学術書はバカ売れしない代わりに、長期間売り続けることの出来る息の長い本が多いからね
阿部謹也 『ハーメルンの笛吹き男』 が突然売れだした際も、すぐ入手できた電子版はかなり売れたはず

文芸春秋なども、佐村河内ゴーストライター事件の記事や、トランプ大統領誕生時に小松左京「アメリカの壁」などが電子書籍で売れて以来、電子書籍に対する取り組み方に力が入ってきている

電子書籍の場合、世の中の事件や口コミで突然注目が集まるような本に、即対応できるメリットは大きい
そういう意味では、できるだけ多くの作品を電子化しておけば、そうしたチャンスを逃すのを減らすことができる