塩分もタンパク質制限も、腎臓病と診断されてないけど、自主的に
やる人、ステージ1や2の人、3以降の人で基準が変わるし、また
尿タンパクが異常か正常か、血圧が高血圧かどうかでも変わるから
一律にこれがいいとか悪いとかはないんだよね。
このスレだと病気と診断されてない人と、腎臓病で食事指導を
受けてる人が混在してるから、腎臓病の食事指導と正反対のことが推奨
されたりすることも多いし。

ただ、最近かなり言われてるのが。、減塩でも蛋白制限でも過度に
やると長期で健康が悪化する場合が急激に増えてるってこと。
たとえば蛋白制限でも、過去の臨床実験のデータで10万人くらいを
集計すると、厳しい基準でたんぱく制限をやるとたしかにクレアチニン
の2年後のデータだと上昇の速度が遅くなる。
ただし、これは厳しいたんぱく制限で筋肉量が落ちたって見方も
できるわけで、この上昇速度が落ちた人の7年後を集計すると、
今度は逆にクレが下がった人のほうが死亡率が急激にあがってたって
データがある。
つまり筋肉量が下がると、体力がなくなり、運動もしなくなり、体全体で
見た場合、どっかに無理がかかって死亡率が高くなるって推測されている。
減塩しても体力不足の運動不足で、逆に血圧が上がり、高脂血症に
なる人も増えるし。

だから難しいし、先生から指示されたステージ別の数字や栄養指導の数字を
守ったほうが安全っていうこと。
必要以上の減塩をすると食べられる料理が減り、一般の人が食べられる食品も
食べられないから、食べる食材が激減するし、家族と同じ食べ物も食べられないし。
で、6gとかだと、1日全体で工夫するとほとんどなんでも食べられるから
家族と同じメニューも外食も十分食べられるし。