震災翌日3月12日夜の時点でWBCによる内部被曝測定が可能であったかどうかについて

https://dot.asahi.com/aera/2017052500050.html?page=3
より一部抜粋
1999年の東海村JCO臨界事故をきっかけに原子力関係事故の緊急事態に備えるため、
各都道府県に1台程度の設置が望ましいとされていた。原発事故後、福島県内を始めとして
あちこちで稼働していた。しかし、誰も正確な使い方を知らなかった。
「正常値の4倍だが、誤差はさらにその4倍」というわけのわからないデータがネット上を闊歩していた。
(中略)
11年8月19日、見ず知らずの医師から早野に一通のメールが届いた。
メールの主は福島県立医科大学放射線科の専門医・宮崎真で「A社のWBCが非常に問題……
実際の内部被曝者を今回の事故まで『実戦経験』として測定したことがない……」。