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熱帯亜熱帯を野生生物保全その他の視点でレスるスレ

2020/11/12(木) 18:19:43.59ID:???
AFPBB NEWS 2020年11月11日 17:44 発信地:パリ/フランス
https://www.afpbb.com/articles/-/3315265
新種のサル発見 すでに絶滅の危機か ミャンマー

 【11月11日 AFP】ミャンマー中部の森で樹上生活をする新種のサルを発見したとする論文が11日、動物学専門誌
「ズーロジカル・リサーチ(Zoological Research)」に発表された。

 発見されたのはラングールと呼ばれるサルの一種で、ミャンマー中部にあるポパ山(Mount Popa)にちなみ、
「ポパラングール(Popa langur)」(学名:Trachypithecus popa)と命名された。

 ぼさぼさのグレーの毛、目の周りの白い輪が目立つ仮面のような顔と柔軟な体が特徴で、木の上で生活し、葉を主食にしている。

 論文によると、ポパラングールは少なくとも100万年前から生息していたが、野生に現存する個体は200〜250匹のみ。
 そのうち約100匹を擁する最大の個体群が、ポパ山麓に生息しているという。

 ミャンマーの最大都市ヤンゴンにある環境保護団体フローラ・ファウナ・インターナショナル(FFI)の研究員で、
今回の論文の責任著者であるフランク・モンバーグ(Frank Momberg)氏によると、ポパラングールは分布域全域において生息地の消失や狩猟の脅威にさらされている。
 専門家は、ポパラングールを「近絶滅種」に指定するよう勧告するつもりだ。
2020/11/18(水) 20:37:15.43ID:???
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/c8151c0e4b4dae8ddae3f2ad54686e5532f5b57f
ヘビ? トカゲ? 進化の過程で四肢をなくし、再び取り戻した例外的な生物
11/18(水) 18:50配信
──進化の過程で四肢をなくした後、再びこれを取り戻した例外的な生物。その理由が明らかに......
進化論では「長い年月を経て脚などの複雑な構造が一度失われると、その子孫がこれを再現することはほとんどない」と考えられてきた。
しかし、フィリピンの一部の島に生息するトカゲの一種「ブラキメレス属」は、進化の過程で四肢をなくした後、
再びこれを取り戻した例外的な生物である。

約6200万年前に四肢を失い、約2100万年前に取り戻した

米クラーク大学やオクラホマ大学らの共同研究チームは、進化形態学、生体力学、生態学、古気候学を効果的に統合し、
その形態や移動様式、生息地の環境や気候にまつわるデータをもとに、四肢を失ってヘビのような形態となっていた
ブラキメレス属がどのようにして再び四肢を取り戻したのかを解明した。

一連の研究成果は、2020年11月11日、英国王立協会の学術雑誌「フィロソフィカル・トランザクションズB」で公開されている。

ブラキメレス属は約6200万年前に四肢を失ったとみられている。古気候データによると、約3000万〜5000万年前は、
生息地が乾燥し、土壌が緩かったことから、ブラキメレス属はこの環境下で進化し、四肢をなくしたと考えられる。

その後、2500万年前までには気候がより湿潤化して、土壌は水を含んで固くなり、植生も増えた。ブラキメレス属が
さらに進化して四肢を取り戻したのは約2100万年前で、生息地で気候が現在のような
熱帯モンスーン気候に遷移した時期とほぼ一致している。
2020/11/18(水) 20:41:09.60ID:???
■ 湿潤な環境では、四肢を持つ種のほうが速く移動できる

研究チームは、5本指の四肢を持つ種や四肢のない種を含め、ブラキメレス属の13種147匹をフィリピンとタイで捕獲し、
乾燥地や湿潤地といった環境の違いによって、歩行や穴掘りなど、それぞれの動作がどのように異なるのか実験を行った。

その結果、湿潤な環境では、四肢を持つ種のほうが速く移動でき、湿った固い土壌で穴をうまく掘ることができた一方、
乾燥した環境では、四肢のない種のほうが移動しやすく、土の中にも潜り込みやすいことがわかった。

研究チームは、一連の研究結果をふまえ、「気候が湿潤化するにつれて、固い土壌でも穴掘り移動ができるよう、
ブラキメレス属が進化し、四肢を持つようになったのではないか」と考察している。
Brachymeles
2020/11/25(水) 18:17:03.05ID:???
https://news.yahoo.co.jp/articles/e55b4b2575944b00820a8950800c234fc47a4929
気温38℃でも森は育った、温暖化で「熱帯林が危機」は誇張? 通説覆す研究結果
11/25(水) 7:16配信
光合成を直接抑制するという説に反証、閉鎖空間「バイオスフィア2」の森
世界で最も高温の熱帯雨林は、南米アマゾンではなく、米国アリゾナ州ツーソン郊外の砂漠にある。閉鎖空間の人工生態系「バイオスフィア2」の中だ。

 1990年代初頭に施設内に植えられた、熱帯の樹木に関する研究の成果が最近になって報告され、驚くべき事実が明らかになった。
ここの樹木は熱帯林が今世紀中に到達すると見積もられているどの推定よりも高い温度に耐えているという。

 最近、森林科学者に希望を与える研究成果が多く発表されている。今回の研究もその1つだ。地球がもっと高温になり、
大気中の二酸化炭素濃度が高くなっても繁栄できるような予想外のメカニズムが植物には備わっているのかもしれない。

 熱帯林は今も人間と自然の両方からの脅威にさらされているが、一部の研究者は、気候変動によりいまの熱帯林が
差し迫った危機に直面しているという悲惨な報告には誇張があるのではないか、と考えるようになっている。

ry
2020/12/09(水) 17:53:21.40ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Tortuguero_National_Park
コスタリカのカリブ海側の国立公園
年間雨量6400mmの所もある
最高標高230mでこれは凄い
2021/01/11(月) 18:44:48.57ID:???
クモがカエルを捕食。 2枚の葉っぱを縫い合わせた「新型トラップ」を発見(マダガスカル)

 アフリカ南東沖に浮かぶマダガスカル島にて、アシダカグモによる新型のトラップ(罠)が発見されました。

 このトラップは、2枚の葉っぱを絹糸で縫い合わせるようにしたもので、間に空洞のようなスペースができます。

 この空洞に日差し避け目的で入りこんだ獲物を、中で待ちかまえていたクモが仕留めるようです。

 研究は、昨年の12月11日付けで『Ecology and Evolution』に掲載されています。

(以下略、続きと画像はソースでご確認下さい)

ナゾロジー 2021/1/10(日) 21:00
https://nazology.net/archives/79266
2021/03/07(日) 16:13:02.04ID:???
カンボジアの希少なカメ、ロイヤル・タートルが飼育下で産卵 国内初

【AFP=時事】カンボジアで絶滅の危機にひんして保護されている希少なカメ、ロイヤル・タートルが飼育下で初めて産卵した。
 自然保護団体が今週、明らかにした。
 同国の動物保護活動にとっては大きな成果となる。

 野生生物保全協会(WCS)は2日、飼育中のロイヤル・タートル5匹が計71個の卵を産んだと発表した。

 正式にはサザン・リバー・テラピン(Southern River Terrapin)に分類されるロイヤル・タートルは、捕獲や川砂の浚渫(しゅんせつ)により、繁殖地である岸が破壊され、カンボジア国内では2000年に絶滅したとみられていた。
 しかしその後、巣が発見されて保護活動が慎重に始められた。

 WCSの自然保護プロジェクトの責任者は、「雌のロイヤル・タートルは、2006年に保護センターで順調に育ち始めたが、飼育中のロイヤル・タートルが産卵したのはこれが初めてだ」と語った。

 今後は、ふ化用の人工的な巣をつくるか、このまま様子を見るという。

AFP=時事 3/4(木) 15:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/d20e81599df8db6612d7973ff6b66e2ddea74964
2021/03/19(金) 20:02:17.16ID:???
カメ食べて19人死亡 マダガスカル

【AFP=時事】アフリカのマダガスカルで、カメの肉を食べた住民らが食中毒の症状を訴え、子ども9人を含む19人が死亡した。現地当局が18日、明らかにした。

 保健・食品安全当局によると、東部バトマンドリ(Vatomandry)で15日、保護対象動物のカメを食べた34人が病院に搬送され、10人が死亡したという。

 一方、地元知事によれば、同じカメの肉を食べた子ども9人が自宅で死亡した。

 保健当局は、カメや20種類余りの魚について、夏季の11〜3月には有毒性の海藻を餌としている恐れがあるため食用にしないようかねて警告していた。

AFPBB News 2021年3月19日 12時0分

https://www.google.com/maps/@-19.328515,46.7357537,7z
首都アンタナナリボとほぼ同緯度くらいのところで海岸沿い
まあ熱帯多雨林地域だろうが森林破壊が酷い国だからなあ
2021/04/25(日) 01:29:19.13ID:???
>>177
その辺りにも一応はキャノピーウォーク付きの森林公園があったみたいだが
小規模なものか

同様に小規模なのがバンコクの
Ptt. Forest In The City
8/6 Sukhaphiban 2 Rd, Dok Mai, Prawet, Bangkok 10250 タイ
本来は熱帯季節林いやサバンナ程度のところで
水を乾季に与えまくって森林っぽく見せているような所

現在はCovid-19変異株のため休業中

それよりはバンコクの南に隣接する
シーナコンクアンカン公園
73 Soi Wat Rat Rangsan, Bang Kachao, Phra Pradaeng District, Samut Prakan 10130 タイ
の方が規模も大きいかな
2021/05/12(水) 21:34:07.26ID:???
ブラジルでオレンジ色の新種カエル発見、紫外線で蛍光を発する

■大西洋岸森林の高地に生息、「新種」には異論も

 オレンジ色で、蛍光を発し、親指の爪ほどの大きさしかない新種のカエルがブラジルの大西洋岸森林で発見された。
 コガネガエル属の一種で、新たに付いた学名はBrachycephalus rotenbergae。
 論文は4月28日付けで学術誌「PLOS ONE」に発表された。

 コガネガエル属には少なくとも36種が存在し、ハロウィーンでおなじみの野菜に色が似ていることから
英語では「pumpkin toadlet(カボチャ小型ヒキガエル)」と呼ばれている。
 コガネガエル属の鮮やかな皮膚の色は、ヤドクガエルなどと同様に、触れると死に至るほどの
毒があることを捕食者に知らせる警告色ではないかと考えられている。

(以下略、続きと画像はソースでご確認下さい)

ナショナル ジオグラフィック日本版 5/12(水) 18:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/98fefe6ee1c5df9855b637e557c407fbc6b42667
2021/05/26(水) 09:09:31.91ID:???
Stichophthalma uemuraiウエムラワモンチョウはベトナム中南部の山地に分布する、
というのでもうちょっと見たら普通にBao Locでダラットもあるラムドン省であった

♂ですら前翅長70mmとゴドフレイと比肩(オスに限れば超えている?)という大物
まあ、年中多雨多湿なところに本来はユーラシア熱帯性のものが南下して
たまたま雨量の多い山地で巨大化したり、綺麗な紋を作ったりすることが
随所で見られる、という現象の一例か
2021/06/01(火) 14:44:01.32ID:???
チョコレート色のアマガエル、ニューギニアの熱帯雨林で新種発見

(CNN) オーストラリアの研究チームが、ニューギニア島低地の熱帯雨林でチョコレート色をした新種のアマガエルを発見したとして、オーストラリアの動物学会誌に論文を発表した。
 
 アマガエルといえば普通は緑色をしているが、今回見つかった種は褐色をしていたことから「チョコレートフロッグ」と命名された。

(以下略、続きと画像はソースでご確認下さい)

CNN.co.jp 5/31(月) 12:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/6676ac23724eef98b44fc574f923f40a96fc5ab1
2021/06/07(月) 14:16:21.05ID:???
タイ伝統的ハーブ「ファータラーイジョーン」を新型コロナ治療薬に承認

タイ保健省は、タイの伝統的なハーブ薬である「ファータラーイジョーン(???????????)<
英名 Andrographis paniculata、和名 穿心蓮>」を、新型コロナウイルスの軽度の症状に対する治療に使用することを承認しました。

アヌティン・チャーンウィラクーン副首相兼保健大臣率いる国家医薬品システム開発委員会は、
「ファータラーイジョーン」を国家必須ハーブ薬リストに追加する発表を行いました。2021年6月2日付けの官報に掲載され、すでに有効です。

タイ式医療・代替医療開発局とタイ式医療従事者は、長らく「ファータラーイジョーン」が新型コロナウイルスの
症状を緩和させることをタイ保健省に認めさせるために戦ってきました。

同局はこれまで、臨床試験で「ファータラーイジョーン」が新型コロナウイルスに有効であると主張。
しかし、科学的根拠はないと主張する西洋医学を学んできた医師らの強い抵抗に遭ってきたとのことです。

タイランドハイパーリンクス
https://www.thaich.net/news/20210607ca.htm

キツネノマゴ科の植物
2021/07/04(日) 21:47:14.12ID:???
https://www.thaich.net/news/20210704bs.htm
タイ水産局、13の外来種を飼育・繁殖禁止に
2021年7月4日 配信

タイ農業・協同組合省水産局は2021年8月16日より、在来の水生生物や地域の生態系に
脅威を与えていると考えられる、13種類の外来種の飼育と養殖を禁止することを明らかにしました。

水産局チャルムチャイ・スワンナラック副局長によると、外来種が在来種に大きな影響を与えているとし、例として3年前に
エビ養殖場に入り込んだSarotherodon melanotheron(ブラックチンティラピア)を挙げ、
養殖場と在来種に大きな損害を与えたと述べました。

魚種
1. ????????????? Blackchin tilapia
Sarotherodon melanotheron
2. ??????????? Mayan cichlid
Mayaheros urophthalmus
3. ?????????????? Zebra cichlid
Heterotilapia buttikoferi
4. ???????????????? Cichla ????????????
Peacock cichlid, Butterfly peacock bass
Cichla spp.
2021/07/04(日) 21:51:16.21ID:???
5. ???????????????? Rainbow trout
Oncorhynchus mykiss
6. ????????????????? Sea trout
Salmo trutta
7. ??????????????? Largemouth black bass
Micropterus salmoides
8. ???????????????????? Goliath tigerfish, Giant tigerfish Hydrocynus goliath
9. ?????????? Jade perch Scortum barcoo
10. ?????????????????????????????????????? GMO LMO
他の水生種
1. ??????? Chinese mitten crab Eriocheir sinensis
2. ???????????? Triangle shell mussel Hyriopsis cumingii
3. ????????????????????????????? Hapalochlaena Blue-ri nged octopus Hapalochlaena spp
2021/08/01(日) 17:55:45.09ID:???
ボルネオ島固有のカエル2新種発見 京大グループ

 ボルネオ島のマレーシア領内にある世界自然遺産の山で2種類の新種のカエルが見つかったと京都大学の研究グループが発表しました。

 京都大学の福山伊吹さんらの研究グループは、ボルネオ島のムル山に生息する固有種のカエル「タカネチョボグチガエル」の新種2種類を発見したと発表しました。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

tv-asahi [2021/07/31 10:22]
news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000224179.html
2021/10/10(日) 09:28:32.07ID:???
フアイカーメイン滝の源流が900mクラスのカラー山だったのか
2021/10/11(月) 00:56:32.80ID:???
14.852502,98.9419984,13z
khaokala
幾つかの昆虫の名産地と言われたことがある

棚の美しいHuai Mae Khaminの滝の源流もある
シーナカリンダムの湖の西岸の北の方
基本的には乾燥している山の筈なんだがなあ

更に近隣にマラリア対策云々まで書かれている施設すらある
これは危ない

それにしても「某クリーク」といい、全山がじめじめヌルヌルの
湿った山が好生息地って訳ではないんだなあ
サンクラブリーやトンパープムの西の方だけなのかと思ったら
局所的にあちこちに良い所があるのか
2021/10/23(土) 10:45:41.92ID:???
Bingのお薦めで
バウカカイという地名が出て来て
ベトナムのクアンガイ省にあると

どこかと思ったら緯度経度で
15.3674987,108.8264911
なのか

海のそばにある湖のような所で
タケで湿地(というか決して浅くない沼地)に柵のような構造で
囲った部分を作り
そこに泥を盛り上げ、そこにマングローブを植える
そこでマングローブが育つ

マングローブは数十mもあるような高木ではないし
熱帯の低地の水辺は栄養塩類だけは豊富なことが多い(土壌酸が多いとか白砂だとダメだが)から
まあ10年もしたら、防潮林という意味では十分に育つ

切ったらまずいところは残すべきだが、余裕があるならある程度伐採して炭にする
固い木材が多いので木炭としては適しているし既に各国で計画植栽と伐採利用もされている

そして切った部分だけで一定期間エビ養殖もする
しかしエビ養殖で酸素を入れ過ぎて硫酸酸性化し始めたら養殖を止めてすぐ石灰投入、
またタケ切って来て泥盛り上げる所から始めると

安価なルーティーン化が出来れば湿地の森林利用として確かに回せるって事で
実際、多くの国が中進国化した東南アジアではあちこちでこんな事をやっている

でも政情不安定だとこういうコツコツ手間のかかる事は出来なくなってしまうからなあ
2022/01/23(日) 13:37:14.67ID:???
タイで新種のタランチュラ、竹の空洞に生息 人気ユーチューバーが発見

(CNN) タイ北西部の森林で、竹の幹の空洞の中に生息する新種のタランチュラが発見された。
 同国コンケン大学の研究者によると、竹にしか生息しないタランチュラが見つかったのは初めてだという。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

CNN 2022.01.20 Thu posted at 10:58 JST
2022/01/25(火) 05:06:18.36ID:???
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/21/122400634/
最大の花「ラフレシア」の栽培に初めて成功した植物学者の物語
「そんなことは不可能だとみんなに言われました」、10年で16の花を咲かせる
2022.01.22

寄生植物であるラフレシアは、宿主を圧倒しない程度に個体数を制限していると、インドネシアのジャワ島にある
ボゴール植物園の植物学者ソフィ・ムルシダワティ氏は語る。しかし、人間からの圧力でその存在が危ぶまれる中、
ラフレシアのこの性質が、みずからの生き残りを困難にしている。

ラフレシアの花は、雄花と雌花に分かれている。受粉のためには、雄花と雌花が同じタイミングで1.5km以内の距離
(媒介者が花粉を受け渡せる程度の近さ)で咲かなければならない。開花期間が1週間にも満たないことが、
問題をいっそう複雑にしている。ラフレシアの寿命が数カ月?数年であることを考えれば、受粉のチャンスはほんの一瞬と言っていい。

 ムルシダワティ氏がラフレシアを咲かせるのに用いる方法は、手で受粉させる方法でも、種子から発芽させる方法でもない。
彼女が編み出したのは、ラフレシアに寄生されたミツバカズラの組織を、別のミツバカズラに接ぎ木するという方法だった。

ムルシダワティ氏がラフレシアの研究を始めたのは、海外の大学院を修了してボゴール植物園に戻ってきた2004年のことだった。
いろいろなプロジェクトを考えていた彼女は、ジャワ島原産のラフレシア・パトマ(Rafflesia patma)を養樹場で
栽培することを指導教官から提案された。ほかの植物学者たちが70年間も挑戦と失敗を繰り返してきたテーマだ。

ムルシダワティ氏は試行錯誤の末、以前英国でトネリコの繁殖に用いられた接ぎ木の手法を改良して用いることにした。
2022/01/25(火) 05:08:30.75ID:???
ラフレシアの種子や、ラフレシアの花芽が出ているミツバカズラの根を採取した。初期の頃は、
ラフレシアが寄生したミツバカズラの全体を根こそぎ引き抜いて持ち帰ったこともあった。

次に、種子を植える試験と、ラフレシアが寄生したミツバカズラを復活させる試験、そして、
ラフレシアの寄生したミツバカズラの根を、養樹場で育てたミツバカズラの根に接ぎ木する試験を並行して進めた。

彼女は、自分の仕事はラフレシアの研究にとっては大きな一歩だったが、種の保存にとっては小さな一歩だったと言う。
花芽の死亡率は90%と高いし、ラフレシア・パトマ以外のラフレシア(ジャワ島の隣の島に自生していて、
採取が容易なラフレシア・アルノルディイなど)の栽培はまだ成功していないからだ。

マレーシア・クランタン大学の生態学者ズルハズマン・ハムザ氏は、ムルシダワティ氏の取り組みは種の保存を
バックアップする重要なものだが、栽培を強調しすぎると、自然の生息地でラフレシアを保護するという
真の仕事から遠ざかってしまうと指摘する。

ほかの研究者は、栽培することでラフレシアの生存率が上がり、世界中の人々がこの自然の驚異を目にしやすくなると
擁護する。「その生物の保護が促進されるのであれば、どこで栽培してもいいのです」と、モリーナ氏は言う。
彼女が「植物界のパンダ」と呼ぶラフレシアの面白さを知れば、ラフレシアの保護に貢献したいと思う人はもっと増えるはずだ。
2022/01/28(金) 21:34:15.45ID:???
https://news.yahoo.co.jp/articles/260b77d0f15596ecec81a1830e2734c701f79d01
「幽霊のような」サルなど224の新種動植物、メコン川流域で発見=WWF
世界自然保護基金(WWF)は26日、東南アジア5カ国を流れるメコン川流域で2020年に見つかった新種の動植物224種のリストを発表した。

新たに見つかったのは、目の周りが幽霊のように白いサルや、カエル、イモリ、多肉性の竹など。絶滅危惧種も含まれる。

メコン川はカンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ヴェトナムを流れる。
2022/03/03(木) 21:44:59.54ID:???
幻の花ラフレシアの新たな自生地を発見 国立環境研究所などの研究

 ラフレシアは「世界最大の花」として知られているため、名前や姿くらいは知っているという人も多いと思うが、実は生息地は少なく、また生態に関しても謎が多い。
 そのラフレシアに関して、国立環境研究所らの研究チームが、これまで未知であった新たな自生地を発見した。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

財経新聞 2022年3月3日 10:47
https://www.zaikei.co.jp/article/20220303/662501.html
2022/03/06(日) 14:49:51.25ID:???
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/22/030400098/
アマゾンの森の昆虫は高さで激変、まだ大半が新種か、最新報告
「すごい、まるで新大陸を発見したようだ」と研究者も驚愕
2022.03.04
2022/03/19(土) 05:12:47.65ID:???
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/22/031400120/
キングコブラは実は4種だった、謎氷解、遺伝子から明らかに
種の保全や効果的な抗毒素の開発につながる期待も
2022.03.15

 2021年8月、インドの非営利団体カリンガ財団の生物学者で、キングコブラを専門に研究する
P・ガウリ・シャンカル氏らは、キングコブラには遺伝的に異なる4つの系統があると学術誌
「Molecular Phylogenetics and Evolution」に発表した。

これらの系統は、以下のように地域によってわけられる。ガーツ西部(インド南西部)、
インド=中国(インド東部と中国)、インド=マレー(インドネシアとマレーシア)、ルソン島(フィリピン)だ。
2022/05/26(木) 09:47:20.13ID:???
>>443
コスタリカのサンホセは大平洋岸寄りの標高1000m程度の高原にあり
年間雨量は1700~1900mmとかなり多いが乾季がかなり強く
熱帯雨林とはちょっと言えない

そこから5時間ほど北西に行って標高1400mにモンテ・ヴェルデ雲霧林があり
ここは一気に年間雨量が3000㎜になって、有名な鳥のケツァール等も見られる

これは雨量が多いとして知られるカリブ海側なのかなあ?と思ったら意外にも太平洋岸の方が近い

比較的乾燥しているとされるエルサルバドルにも山地には2500mm程度の雨量の地域がある
2022/07/02(土) 20:48:03.56ID:???
ttps://www.cnn.co.jp/fringe/35189857.html
地中で獲物を捕らえるウツボカズラの新種発見 インドネシア
2022.07.02 Sat posted at 13:00 JST

食虫植物ウツボカズラの新種がこのほどインドネシアで発見された。獲物を捕らえる袋状の部分が地面の下に伸びているのが特徴で、
ミミズや昆虫の幼虫、甲虫など地中で暮らす生き物を餌にしているとみられる。

これらのウツボカズラは、同国ボルネオ島に位置する北カリマンタン州の土の中から見つかった。他のウツボカズラ同様、
葉が変化した捕虫袋があり、その中に落ちた獲物を栄養源にする。(大型の種の中にはネズミを捕らえるものもいる)

これまで知られた中で、獲物を地中で捕獲する種は存在していなかった。

このウツボカズラは特殊な地下茎を形成し、小さくて白色の、葉緑素のない葉を付けると、研究者らは説明する。
捕虫袋はこの葉よりはるかに大きく、赤みがかった色をしている。

チェコのパラツキー大学オロモウツに在籍し、今回の研究論文の筆頭著者を務めたマルチン・ダンチャーク氏が
報道向けに発表したところによると、当該の種の捕虫袋は最大で長さ11センチ。くぼんだ地形もしくは土壌で直に形成され、
地中で暮らす生き物を捕らえる。たいていはアリやダニ、甲虫を捕まえるという。
2022/07/04(月) 20:43:19.45ID:???
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/e2f81cf0422c40df3999e211f991272fa7a0ba8b
巨大スイレンの新種発見 英キュー王立植物園 7/4(月) 17:43
【AFP=時事】英ロンドンのキュー王立植物園(Kew Gardens)は4日、スイレン科オオオニバス属の
新種を発見したと発表した。新種の発見は19世紀半ば以来となる。

 オオオニバス属はこれまで、「オオオニバス(Victoria amazonica)」と「パラグアイオニバス(Victoria cruziana)」の2種類が知られていた。新種はオオオニバスだと
思われており、キュー王立植物園で177年間、ボリビア国立植物標本室(National Herbarium of Bolivia)で34年間、気付かれずにいた。

しかし今回、キュー王立植物園とボリビアの専門家らが調べたところ、第3の種であることが判明した。数年にわたる調査の研究結果は4日、
学術専門誌「フロンティアーズ・イン・プラネット・サイエンシズ(Frontiers in Plant Sciences)」に掲載された。

 新種のオオオニバス属「Victoria boliviana」は、野生では葉の直径が3メートルにもなり、世界最大。
2022/08/04(木) 13:14:54.44ID:???
>>177
ベネズエラのマラカイボ湖周辺は
そこらの書籍に「極めて高温多湿で熱帯病多発地帯」と書かれているが
一方で気候を見ると年間雨量1000mmにも達せず場所によっては砂漠気候にすらなる

しかしマラカイボ湖の南の地域であるSur del Lagoはカカオの産地として知られる

この辺りは標高2000mもある山地もあって、雲霧林も広がっている
そういう所でならカカオ栽培ができると
2022/08/20(土) 20:30:58.83ID:???
https://news.yahoo.co.jp/articles/a96263aa3d781a02c79c1d24d5e16dd8323f12f6
非常に珍しいハチドリの一種、約10年ぶりに撮影される
8/20(土) 9:30

コロンビア在住の自然保護活動家が、このほど世界で最も見つけにくく謎めいたハチドリの一種、アイガシラハチドリを再発見しました。
光沢をたたえるエメラルドグリーンの羽が特徴的なアイガシラハチドリが目撃されたのは10年強ぶりのことで、
撮影された目撃例としては今回がわずか2回目。悲しいことに、この鳥もまた生息地の消失に脅かされる地域で見つかる生物なのです。

アイガシラハチドリ(学名Campylopterus phainopeplus)は、もともと1946年にコロンビアのシエラ・ネバダ・デ・サンタ・マルタ山地で発見された鳥です。
ケンバネハチドリ属の仲間と同様に、ハチドリとしては大きい方。そのうえオスはエメラルドグリーンの羽、わずかに湾曲した黒いクチバシ、
そして光の量や当たる角度によって色の変わる青い首という専門家が見れば簡単に識別できるような特徴を持っています。
しかし、この鳥は発見以来見つけにくいままで、これまでの確認された目撃情報は2010年、大自然の中での1度のみでした。

アイガシラハチドリはその希少性から、2021年には自然保護団体のパートナーシップによる『再発見したい鳥10種リスト』に
連ねられるほどになっています。前述のパートナーシップはリストの公開に合わせて、NGOのRe:wildが主導する
The Search for Lost Birdsという新たな取り組みの発足も発表しました。

ry
2022/08/21(日) 13:40:52.68ID:???
https://flowercenter.jp/15296
2022年5月17日
世界最大級のウツボカズラ(ネペンテス・トランカータ)展示中

兵庫県立フラワーセンターの大温室【食虫植物室】で、展示中のウツボカズラ(ネペンテス・トランカータ)の捕虫袋がギネス級の大きさになっています!
現時点のサイズで、世界最大級56.5㎝(捕虫器本体は53㎝:ギネス世界記録(捕虫器)は43㎝)になります。
この個体は6月中旬くらいまで、ご覧いただけると思います。ぜひこの機会に世界最大級をご覧ください。

その後長さ部門でギネス認定された

Nepenthes truncataはミンダナオ固有種で低地から1000mまでに生息する
2022/08/27(土) 11:44:16.59ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Quararibea_cordata
Quararibea cordata
South American sapote or chupa-chupa

semi-deciduous, fruit tree (up to 45m in height), native to Amazon rainforest vegetation in Brazil, Colombia, Ecuador, and Peru.
It bears orange-yellow fruit which are soft, juicy, sweet and contain 2-5 seeds. Fruit is usually eaten out of hand, though it may be juiced.[2]

アオイ科というが元アオギリ科辺りかなあ
アマゾン流域などで45mにもなるが栽培すると10m位に留まる
甘くて繊維質で直径10cmオーバーの果実をつける

何か世界各地で植えられ始めている
2022/09/28(水) 21:07:42.43ID:???
新種のヘビ3種を発見、南米エクアドルの墓地で

■岩の裂け目でひそやかに暮らす「地球上で最も研究の進んでいないヘビの仲間」

 南米エクアドルで、新種の陸生ヘビ3種が発見された。
 いずれもサンゴヘビモドキ(Atractus)属の仲間で、2022年9月15日付けで学術誌「ZooKeys」に記載された。

ナショナル ジオグラフィック日本版 9/28(水) 7:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/51679ae9aaa4d270e1b0e689e88fd4094df3569b
2022/10/08(土) 21:13:57.99ID:???
【AFP=時事】ブラジルと英国の研究チームはブラジル北部イラタプル川自然保護区(Iratapuru River Nature Reserve)で、
樹高が25階建てのビルに相当する88.5メートル、幹周9.9メートルの巨木にたどり着いた。
 アマゾン(Amazon)熱帯雨林でこれまでに確認された中で最も高い木だとしている。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

AFP=時事 10/8(土) 12:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/717b6c3340cff1092650078f706cf120dec64dd1

https://en.wikipedia.org/wiki/Dinizia_excelsa
Dinizia excelsa
The tallest measured specimen is 88.5 m (290 ft) with a circumference of 5.5 m (18 ft)

アマゾン流域は東南アジア島嶼部ほど平均樹高が高くないのだが
この樹種だけは東南アジアのものを超えるなあ
気温が高く水の凝集力も小さくなりがちな熱帯で88.5mはよく頑張った
熱帯だと水の凝集力で水を上昇させられるのは150m以下だったか
528名無虫さん
垢版 |
2022/10/10(月) 10:06:19.72ID:IVkDhCVJ
熱帯もなにも
日本世界含め野生動物に餌が足りない
ちゃんと食えてるのは動物だけか?
529名無虫さん
垢版 |
2022/10/10(月) 10:06:51.30ID:IVkDhCVJ
動物園の動物だけだろしっかり食えてるのは
ひどいやつらだなまったく
どんどん投げろよ 食い残し インドを見習えよ
530名無虫さん
垢版 |
2022/10/17(月) 03:15:01.83ID:ghu+blaw
ケッペンのサバナ気候とサバンナの生態系の分布が微妙に違っている件
もちろんサバナ気候の乾燥限界寄りの方では重なる部分もあるだろうけど、もっと乾燥したサンブルやツァボやカラハリ砂漠でも多く見られる
ケニアで本当にサバナ気候のモンバサ辺りだと、世界遺産ミジケンダカヤの聖なる森林群みたいに森になってしまう
サバンナの生態系が乾燥寄りの方がいいのは、草食獣にとっては乾燥を好む草が栄養価が高い種類が多いことと、肉食獣にとっては草食獣が特定の水場近くに集中してて狩りやすいことがあるみたいだけど、
なぜケッペンは年降水量1500mm以上の地域までサバナ気候にしたんだろう
上限が1000mmでもいいくらいだと思う。まあ現地に行ってないのは確実だけど。でも、地理の授業で典型としてあげられるブラサビルやバンコクやダーウィンは絶対周辺の植生はサバンナじゃないと思う
2022/10/26(水) 16:35:58.02ID:???
>>530
動植物と気候の関係は生物学で出て来る気候とバイオームの関係図で見た方が良い

ブラサビルやバンコクやダーウィンはバイオームの雨緑樹林という事で良い

そしてバイオームとケッペン気候を比べて何だよこれはと見直す事になる
熱帯雨林と熱帯多雨林でどう違うんだとか、
実際には熱帯でも最少雨月60mmって結構難しいぞとか(アフリカでは非常に少ない)

またケッペンは亜熱帯を定義していないとか、バイオームではサバンナの下にステップ気候がなくて
いきなり砂漠になるとか色々違う
2022/10/26(水) 16:51:15.47ID:???
ケッペンのは農業の区分と考えると良い、という説がある
熱帯が最寒月平均18℃以上としたのもココヤシ栽培が出来る限界との事

だがこれも突っ込みどころがあって「北半球で栽培されているココヤシの限界」らしい
ココヤシは南半球で誕生したため南半球のココヤシの方がDNA塩基配列の変異が大きく
もうちょっと涼しくても栽培できるものがあり、ロードハウ島などではそれが植えられている
一方、北半球で現在あるものでは沖縄本島では植えてはあるが熟さない

旧ソ連は20世紀後半に独立したばかりのアフリカ各国を支援し、そこでケッペン区分でステップ気候の地域には
放牧を指示してちゃんと成功している
もうちょっと雨が多かったら綿花とかゴマとかなど

農業も本来は生態学に沿うべきなんだが、こういう例外もあるからそこは柔軟に対応するしかない
2022/10/28(金) 21:39:40.05ID:???
アマガエルの新種6種、中米エクアドルで発見(1/2) - CNN.co.jp
www.cnn.co.jp/fringe/35195308.html

2022.10.28 Fri posted at 16:56 JST

(CNN) 南米エクアドルの環境省は、アンデス山脈の東側斜面でアマガエルの新種6種が見つかったと発表した。

発表によると、新種のアマガエルは教皇庁立エクアドルカトリック大学と国立生物多様性研究所の研究者3人が、
リャンガナテス国立公園とサンガイ国立公園で発見した。両国立公園は、アマゾンの森林の豊かで多様な生態系が守られている。

3人の研究者の1人、サンティアゴ・ロン氏は26日、カエルの新種6種の発見は4年がかりだったとCNNに語った。


研究チームは山奥の森林で2008年と15年、17年に調査を行い、データを分析して論文をまとめた。
2022/11/03(木) 01:07:13.95ID:???
ttps://en.wikipedia.org/wiki/Salix_tetrasperma
Salix tetrasperma, commonly called Indian willow, is a medium-sized tree of wet and swampy places,
shedding its leaves at the end of monsoon season.

It grows in many parts of south and southeastern Asia, including India, Pakistan, Bangladesh,
Nepal,[2] Laos, and Thailand,.[3]
2022/11/03(木) 21:21:16.22ID:???
つべの
6mLHajvEHXA

タイ マングローブ林再生プロジェクト
ブラザー工業がタイランド湾で行ったマングローブ植林
2022/11/05(土) 20:21:39.73ID:???
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/0f7cdb7f0ff604e5fbe74467f49baf599948a9a4
新種のフクロウを発見、100年前から謎だった奇妙な鳴き声の主がついに判明
11/5(土) 8:30

アフリカのプリンシペコノハズク、だがすでに絶滅の恐れ

アフリカ大陸西海岸の沖に浮かぶ小さなプリンシペ島では、夜な夜な奇妙な鳴き声が聞こえるという。

その声を耳にした者はそう多くはない。誰も住む者のない島の南部に広がる原生林から、日暮れ直後に聞えてくるのは、
虫か、猫か、はたまた猿の鳴き声か。島民が初めてこれについて記したのは1928年のことだが、夜の闇のなか、
高くそびえる木々の間を見通す術もなく、これまで正体がつかめていなかった。

 しかし最近になってようやく、その声の主は小さな黄色い目を持つ新種のフクロウであることが明らかになった。
この発見は、2022年10月30日付けで動物学の専門誌「ZooKeys」に発表された。

「プリンシペコノハズク(Otus bikegila)」と名付けられた新種は、体が小さく茶色いコノハズクの仲間で、木の上から獲物を探し、
襲い掛かる捕食者だ。今のところ、夜行性のプリンシペコノハズクが何を食べるのか、どのように狩りをするのか、
その奇妙な鳴き声の意味はなど、まだわかっていないことが多い。
2022/11/19(土) 10:48:32.35ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Afromontane
The Afromontane regions are subregions of the Afrotropical realm, one of the Earth's eight biogeographic realms,
covering the plant and animal species found in the mountains of Africa and the southern Arabian Peninsula.

エチオピア区とされる地域のうち山岳地だな

アフリカは乾燥地が多く熱帯雨林は赤道寄りの西アフリカに多いと言われがちだが
それらの地域も2ヶ月かそれ以上の乾季があるのが普通だ

一方で東アフリカの山岳地には、平均気温では23℃くらいとバイオームとしては熱帯でなく亜熱帯だが
いわゆる月降水量60㎜を切る乾季が無いところも一部あったりする
もちろん、東アフリカの低地の大半は乾季が半年どころか下手すると9か月も続くような草原地帯だ

コーヒーの原産地とされるエチオピアなどではこのような山地でコーヒーノキ属各種が分布しているが
比較的雨の多いこのような場所は人も住むし農業地帯にもなるし水源にもなるし、というわけで
どんどん開発が進み、やっぱり森林は減ってしまう
2022/11/19(土) 11:12:11.56ID:???
バンコクの周辺の植生か
そもそも海に近くて湿地で塩分濃度が微妙に多くて
高さ20m以上の高木もあまり生えなかったんだよな
マメ科セスバニア属の低木がびっしり生える藪とか
場所によってはガマがいっぱい生えた湿地だったりした
(今でもバンコク都内東部のミンブリー区やバンコク南東のサムットプラカーン県などは
そういう所が多い)

その中で川の流れに比較的近い所は樹木が生えたが
乾季に葉を落とすものも多い雨緑樹林で
超出木的な、高さ40mを超えるものは殆ど無かった

だがチャオップラヤー川沿いで特に海に近くもないのに川が蛇行してくっ付いて島化した
クレート島とか、運河で島化したシーナコーンクアンカン公園のある地域などは
土壌の水分濃度などもあって少しだけ高い木があったりもして、そんな中でベンガルボダイジュ辺りが気根を垂らしまくってたりすると
やっぱり熱帯雨林っぽくない?って思ってしまう人もいるか

カンボジアでは乾季のある所でも土壌の上の方はそこそこの粗さあるいは細かさの粒子(砂質だとダメ)、
下は粘土、などだと、上手く乾季に水が残って樹木が40m以上に高木化するところもある
そして粘土質云々でちょっと引っ掛かるのは、上記のタイのクレート島は粘土質の土を使って
ミャンマー南部のモン族(Mon)の人達が古くから移民して素焼きの陶器を作っている地域であるという事である

バンコクではスクムウィット通り沿いでベンチャキティ公園が拡張して森林公園と名乗るようになったが
まだ樹木はそんなに大きく育っていない
水を撒いているうちに30mとか余裕で超えて来るだろう
しかし数百m離れたルンピニー公園から来た?ミズオオトカゲは早速住み着いているのかw
2023/01/07(土) 18:02:04.09ID:???
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%83%A1%E5%B1%9E
トンカマメ属
中南米熱帯の超出木、というのだが樹高30mくらいのものも多い
木材として優秀でブラジリアンチークなどと呼ばれるものも多い
また幾つかの種類は豆が食用になったり脂が取れたりクマリンを多く含み香料になったりする
2023/01/12(木) 21:41:47.14ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Blue_River_Provincial_Park
リビエール・ブルー州立公園
ニューカレドニア南部

>>118
例えば上記の国立公園はニューカレドニアで最も美しい森林公園、らしいんだが
ちょっと検索してみると赤土の乾いた土地も多い

>The park includes two biomes typical of New Caledonia: maquis shrubland overlying peridotite rock and tropical rainforest.

主要都市ヌーメアから一番近いところにあるが、それで峠の向こうは面倒だから行かないでおこうとなったら
最後まで乾燥した低木林しか見ずに終わるという訳だ
2023/01/13(金) 03:44:43.38ID:???
https://www.peacocksuk.com/peafowl-breeds/spalding-peacocks/
マクジャクとインドクジャクの雑種でスポルディングクジャク、というが
これを紹介した文献が日本に全く無いぞ

オスのマクジャクとメスのインドクジャクの雑種とされる
マクジャクは雌雄とも緑が強いがインドクジャクのメスは茶色い
この雑種だとメスもある程度色付くがマクジャクほどでなく
オスはインドクジャク寄りの青い首だがちょっとだけ首の羽毛が粗い感じになるとか
中間的になる
更にこれを戻し交配してしまうともう何が何だがという感じになる

更に本来はインドクジャクとマクジャクは分布が全く重なっていなかったのだが
今ではマクジャク生息地に飼育し易いインドクジャクがどんどん逃げ出していて
いつ交雑してもおかしくない状況である
2023/01/31(火) 21:15:45.00ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Chukrasia
Chukrasia tabularis
インドマホガニーと呼ばれる事もあるセンダン科植物
ニームとも違う
30~40mにもなる
原産地はインド~東南アジア大陸部だが
カメルーンやナイジェリアや南アフリカやコスタリカやプエルトリコやアメリカ合衆国でも
導入されている
https://tropical.theferns.info/viewtropical.php?id=Chukrasia+tabularis

ニームのように薬になったりサントールのように果物を食べたりは出来ないが魅力的な樹木
2023/02/02(木) 20:28:20.40ID:???
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%82%A2%E3%83%93
モアビ
Baillonella toxisperma
アカテツ科

アフリカでも最も高くなる木の1つか
60~70m等と書いてある
ガボンやコンゴ共和国に分布

サクラに似た材質で木材としても重要で
また果実も食用になり種子(というか仁)の油も食用油になる
ただし種子そのものは催吐作用があって焼くようになる
学名も毒のある種って意味なのかな

木材のおがくずは刺激性が強くて微粉だと喉がイガイガするとか書いてある
密度は0.8台でかなり重い

湿潤林に多いが、乾季が多少ともあるアフリカ低地熱帯林に合わせて
葉が落ちてから花が咲くなどの性質もある
拠水林あるいは河畔林に多い、という

東南アジアにコオムパッシア・エクセルサに代表される80mオーバーの木が多いのだが
南米アマゾンも>>527みたいに88.5mもある木もある

東南アジアはアルプス~ヒマラヤ造山帯+フィリピンの太平洋造山帯のお陰で
火山性で土壌の養分が比較的多いので高木化し易い!などというが、
ゴンドワナのやせ地を無理に熱帯化しただけで50mが精一杯と言われるアフリカや南米も
一応は高い木は存在しない訳ではない、という事になる

でもフタバガキ科のように菌根菌を上手く使っているかというとまだまだなんだろうなあ
マメ科なら根粒菌は飼っているが、リン酸を集めないと始まらない
2023/04/13(木) 01:03:19.06ID:???
世界最大の淡水魚、次に記録を更新する魚は? 300kgのエイが昨年久々に塗り替え高まる期待
■「巨大魚はまだそこにいる」、次もメコン川? それともアマゾン? あるいは……

 世界最大の淡水魚を見つけ、研究し、保護する「メガフィッシュ・プロジェクト」をゼブ・ホーガン氏が思いついたのは、20年前、東南アジアのメコン川で仕事をしていたときだった。
 プロジェクトの核にあったのは、「どの種が最も大きいのか?」という問いだ。
 「簡単な答えがあると思ったのです」と、米ネバダ大学リノ校の魚類生物学者であるホーガン氏は言う。
 「それは間違いでした」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e30513f190e18406ca57b048ede40c88de7511cb

Urogymnus polylepis「ヒマンチュラ・チャオプラヤ」や
メコンオオナマズや
パーカーホーや

あるいはピラルクーやピライーバ
あるいはナイルパーチ

あるいはヨーロッパオオナマズ
あるいはオオチョウザメ、シロチョウザメ
あるいはアリゲーターガー

淡水魚最大議論は止まらないが、
まともにやるとチョウザメばかりが上位に来るなんて言う人もいる
2023/04/13(木) 01:31:47.06ID:???
>>538
タイ南部で北緯11度以南ならケッペン区分としてはAmで
バイオーム区分で熱帯多雨林、という所が出て来る

観光・リゾート地のプーケット島などは年間雨量2200㎜だが3ヶ月は乾季がある、
という事になっている
しかし山がちな地形ゆえ山の斜面で海に面した所なら年間雨量が3000㎜を超える所も多く
そういう所では40mオーバーの超出木につる植物や着生植物が付きまくった
いかにも熱帯多雨林という感じになっている

島で最も栄えているビーチであるパトンビーチに行く直前の道でも沿道からそんな山が
見える所もある
20世紀中期まではトラもいて、20世紀後半まではアンフリサスキシタアゲハが飛んでいた、
というが、今では大型動物は少ないしビーチ近くではカの駆除のため薬剤散布もしているので
昆虫などはなかなか見かけない
ゾウは内陸の保護・観光施設で見られるが、大型のチョウなんて一部の保護林くらいでしか
見つからないか

超出木!と思ったら、それネジレフサマメだよwwwって事もある
そこそこ巨木だし板根もできるが
2023/04/13(木) 17:23:43.26ID:???
プーケットだと山に遮られた島の内陸部はやっぱりサバンナ的になりがちで
一度伐採された所などはオープンフィールド寄りになってなかなか回復しない
土壌は赤土の所もあるが珪砂質の所もあってどちらにしろ痩せている

農業をするとしたら大量に堆肥などを作って投入しないといけない
生ゴミなどを集めて赤土と適量混ぜて腐葉土化したものを使ったりする
また雑草とかコケとか池の底に溜まる泥とか色々使う

更にここで「森林が乾燥しないためには60mm/月あれば何とかなるが
畑地だと100mm/月でも足りない、下手すると150mm/月以上だ」というのが効いて来てしまう
ケッペンの通りだと乾季3ヶ月と思っていたら農地で考えると5ヶ月くらいやっぱり水が足りないとなって
灌漑施設がどうしても必要になる
幸いにして世界有数の観光地ゆえ所得の多い人が多く税金も大量に投入されているから
良い野菜や果樹や観賞用植物のために金を掛けて大小様々な灌漑施設が作られている
(バンコクよりも平均所得が高くタイで最も豊かであるとされる。とにかく欧米の金がどんどん落ちるので
物価も高い)
2023/04/13(木) 17:33:23.02ID:???
ゴム園のタッピング作業のロボット化は中国で研究しているが
実際にゴム園を見ると「雑草刈りが先だ」と気付くだろう
ゴム園の地面から高さ1~2mくらいが草に覆われているような所も多く
その中でパラゴムノキの樹皮をV字型に削ってラテックスを受ける容器を取り付けないといけない

しかし雑草を刈りすぎると雨季に土壌が流出してしまうから迂闊にやらない方が良い
適度な高さだけ刈ってある程度残す、切ったものはマルチ化して撒く、などした方が良いか

今はAIが発展してきているが、物体検出でパラゴムノキの樹幹だけ見分けて
そこに取り付いて更に樹皮の刻み目の適度に下に容器を取り付け、
その僅かに上をV字型に削る、というのが必要になる
削りながら、次に作業すべき樹木を探していくことになる
その土地の区画の周縁に来たら隣の列のパラゴムノキへと作業を移すとか
決して易しくない

パラゴムノキ産業では今でも周辺国の低賃金労働に頼っていたりして
それらが発展したらもう無理になってしまう
一方で、パラゴムノキ栽培地は乾季の厳しい所にも広まっていて
乾季にはラテックス採取も出来ないがとにかく木材としては使えるから、という事で
頑張って植えられていて、かなり大きくなっている地域もある
しかし塩分に弱いので岩塩の多い所に植えられて枯れてしまう例もある
2023/04/13(木) 17:48:46.88ID:???
ゴムよりもっと儲かるとされているのがアブラヤシだがこれは批判されまくりである
広大な土地を使い、その中をトラックで移動しながら果実の房を収穫していき
それを即日に加熱して種子内部を生化学的に不活性にしないと油が分解してしまうから
林内は逆に草を刈られまくっていて生物多様性が低いと文句を言われまくりである

クローラ型の作業車量にすると燃費が落ちてしまうので、導入も難しいか

タイ南部ではそれでも雨量が多いのでアブラヤシを植え易いが
これをタイ中部以北で植えようとしたら灌漑用水を相当使わないと栽培できない
いい加減に植えて水を撒くだけで何とかなると思っていた施設で
どんどん枯れてしまった、という事例もある
土壌水分センサーと水道管電磁弁搭載の点滴灌漑装置を使って年間雨量980㎜地帯だけど栽培できた!
という所もあるが、まだ普及には遠い

水利権に強い農場だけがうまく栽培出来ていて、格差ばかりが広がっている、などともいう

本来は乾季には木の葉が半分以上落ちてしまう雨緑樹林だからアブラヤシなんて
無理に植えない方が良いのだが
パラゴムノキも熱帯性半落葉樹で乾季の末に落葉する

スリランカでは教育その他用に大量に電子工作キットを導入して
確かに技術者は育成していて各国で働いているのだが、これを地元のIoTにはまだ活かせていないという
去年の経済破綻危機も化学肥料高騰を有機農業で補う!とやろうとして大失敗したというものであった
2023/04/14(金) 04:06:51.35ID:???
>>101
かなりの内陸の乾季でも夜間の湿度が80%を軽く超えていたりする
これでうまく風が吹いて山の斜面を登れば、
100mで飽和水蒸気量到達前に1℃減、到達後0.5℃減ペースであれば
(0.55℃というのは飽和水蒸気量を考慮せずガバガバ過ぎるという)
https://sys.amsstudio.jp/region/baggage_ace/tokyo/0000010681/doc/00004.pdf

の表に従えば
例えば最低気温25℃で湿度80%だと
23.1*0.8=18.48だが、21.1℃で飽和してしまう

実際飛行機で離陸すると僅か高さ300m台で雲がある事もある

夜間に湿度ほぼ100%になるような所もあり、朝あたりに風向き次第で
うまく結露してくれれば湿度が保たれる、という事になるか
2023/04/25(火) 10:41:27.83ID:???
天然繊維製造のフードリボン(沖縄県大宜味村、宇田悦子社長)は、パイナップルの葉などから繊維を抽出する機械を独自開発した。
葉に高圧で水をたたきつけ、繊維以外をそぎ落とす。同社は国内外のパイン産地に機械を置き、天然繊維の大量生産を目指す。
捨てられていた葉を活用するため、農家の所得向上にもなる。

これまでは回転する金属の刃で葉を削る手作業で繊維を取り出していた。
乾燥までの作業工程は数時間かかっていたが、新しい機械は5秒で済むという。
3年がかりで開発し、特許も取得した。パインの収穫が始まる石垣市で5月から稼働させ、導入する地域を広げていく。

同社が覚書を結ぶインドネシアの農業団体から、パイン産地9千カ所への設置要望もある。同国では今秋の量産を計画している。
フィリピンやタイ、中国でも設置に向け、現地で協議している。

《後略》

(東京報道部・照屋剛志)

全文はソース元でご覧ください
沖縄タイムスプラス|2023年4月25日 9:00
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1141631
2023/05/19(金) 21:49:39.57ID:???
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%81%E3%82%B8%E3%82%AF
オオバイチジク
中華人民共和国南部から東南アジアが原産。標高130メートルから2100メートルの地域で育つ。
葉は大きくて厚い[1]。実は甘く、食用である。幹に直接花を咲かせ実を付ける幹生花(幹生果)である。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/f0/Tr%C3%A1i_v%E1%BA%A3.jpg
こんな典型的な幹生花のイチジク属植物だが、何とか甘くて食えると
だが東南アジアでもフィリピンなど多くの地域では見向きもされず、有毒なのではと食べない人も多いという

一方で栽培は困難だという
イチジクのように挿し木でどんどん増える訳ではないと
2023/06/18(日) 15:06:39.59ID:???
Macrophasma biroi
ニューギニアの巨大ナナフシ
海野氏が紹介
足込みで40㎝以上という
頭から腹先まで25㎝は確実にあるが腹先の尾毛も2㎝込みでか
この尾毛はマダガスカルオオトビナナフシAchrioptera fallax
のように長さ3~4㎝で幅も木の葉のように広いとかではない
2023/07/26(水) 21:00:46.45ID:???
「地中」で花を咲かせて実を結ぶ新種のヤシ発見
■現実の世界は人間が想像しうるよりずっと奇妙だ。

 宇宙は私たちが考えている以上に奇妙であるだけではなく、私たちが考えうる以上に奇妙である。- ヴェルナー・ハイゼンベルク「Across the Frontiers」(1974)

 生物を学ぶ学生として、私は数多くの奇妙な物事に出会ってきたが、想像すらしたことのない奇妙なものの1つが、地中でのみ花を咲かせ、実を結ぶ植物だ。
 この植物は科学にとっての新参者であり、ヤシ科(Arecaceae)の中で、地中に花を咲かせ、結実させる唯一の種だ。
 この植物はその生き方、たとえばどうやって受粉するのか、どの生物が授粉するのか、送粉者(昆虫や鳥類など)はどうやって花を見つけるのか、など数々の疑問を私に抱かせた。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

forbesjapan 2023.07.25
2023/07/28(金) 05:21:54.99ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/El_Yunque_National_Forest
アメリカの自治連邦区であるプエルトリコの北東端近くにあるエル・ユンケ国立森林

最高標高1065mとそんなに高くないが年間雨量6000mmに達するところもあり
熱帯雨林となる

プエルト・リコは書籍によっては熱帯雨林気候と書かれているが
実際にはケッペンで見ると1~2ヶ月くらい乾季があって
バイオームで見ると低地は年間雨量1500mmにも達しない所が多く
完全な熱帯雨林ではない所の方が多い
実際低木林で安定している所も多い

そんな中で少なくともここだけは完全な熱帯雨林という事になる
まあ、どうしても山には行かないといけないという事か
2023/09/09(土) 19:34:09.13ID:???
https://nangokuzukan.ti-da.net/e12032622.html
日本国内で、オオシママドボタル(沖縄本島では移入種)が
アフリカマイマイ(当然移入種)を食おうとしている画像が載っている

もっと大きなサンヨウマドボタル類などがアフリカマイマイを食っている画像は多い
2023/09/19(火) 13:27:10.36ID:???
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%A2%E3%83%B3_(%E6%A4%8D%E7%89%A9)
マモン(スペイン語: mamon Melicoccus bijugatus)は、ムクロジ科の植物。球状の実を付ける果樹である。
中南米、カリブ海の熱帯地方に自生あるいは移植されており、アフリカ、太平洋の一部にも広がっている。

高さ25mに達し、複葉の葉序は互生である。葉は長さ5 - 15cm、幅2.5 - 5cmの楕円形。雌雄異株であるが、しばしば雌雄混株が見られる。
花は花弁が4枚、雄蕊が8本。実は緑色で長さ2.5 - 5cm、幅2cm程の卵形である。
果肉はオレンジ色、サーモンピンク、黄色であり、食感はみずみずしいものから練り物のようなものまで見られる

実は房状に成り、ライチとライムの間と評される。密着した薄く硬い外皮を持つが、歯でひびを入れるのが伝統的である。
外皮の下の果肉(仮種皮)は酸味があってなめらかであるが、種が大半を占めるため、全体を口中に含んですすって食する。

熱帯原産の植物であるため、高温を好み、氷点下では葉が損傷する。 もっとも、南アメリカでは高度1000mの高地にも分布し、
氷点下付近の気温も耐えるなど低い気温も許容し、渇水にも適応し降水量の乏しい地域でも生育する。

街路樹としても一般的に用いられている
2023/09/24(日) 09:23:47.28ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Dracontomelon_dao
Dracontomelon dao, the Argus pheasant-tree,[3] Pacific walnut, Papuan walnut, New Guinea walnut,
paldao or simply dao,[4] is a tree in the family Anacardiaceae, native to tropical Asia.

ウルシ科で樹高37m以上の高木になるパルダオ
熱帯アジア~オセアニアに広く分布するが多雨地域の方が多いか
果実は食用で木材も加工しやすく木目も美しく有用とされる
2023/09/24(日) 09:44:13.92ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Sumac
中東地域に「スマック」「スィンマーク」という香辛料があり
原料はシチリアヌルデRhus coriariaという地中海のウルシ科ヌルデ属の植物の果実
酸味がある
だが北米のスタグホーン・スマックRhus typhinaも同様に使われる
アジアの温帯~熱帯各地に同属の種類がある
Rhus taitensisは東南アジアからオーストラリアまで分布する
そして各地のアラブ系移民がそれらを使っている、という事になる

だが同じウルシ科のToxicodendron radicansなどがそっくりの赤い実をつけるので
西アジア系の移民が皮膚炎を起こす事もあった

日本のヌルデは白っぽく熟すが表面にリンゴ酸カルシウムが結晶して上品な酸味がある
現時点で日本のクルド人移民がこれを使っているという例は無いようである
2023/09/24(日) 09:50:39.75ID:???
大きなスズメガであるパノプススズメについて調べていたら
英名がmango hawkmothで幼虫の餌がマンゴーとドリアンとマンゴスチンと
後が上記のパルダオとスマック
巨大なガで見栄えもするが現地では害虫だな
2023/09/27(水) 21:45:32.41ID:???
https://www.instagram.com/panama_photos/
パナマで撮影された画像に
「白い帯模様の細いキプリスモルフォ」というのがあった
2023/10/03(火) 18:05:52.85ID:???
日本で戦国~安土桃山時代に使われた火縄銃の球の鉛は
タイの今のカーンチャナブリー県北部のトンパプーム郡の
中央平原のソントー鉱山で採掘されたものであった
現地でビルマからの支配を脱したナレースワン大王も活躍した時代である
(ナレースワン王の映画にも火縄銃が、それも手持ちのハンドガンタイプのものが多数登場するが
下手するとフリントロック銃まで登場する)

一方で火縄銃の引き金にバネをつけて引き金を引いてから点火までの時間を
少しでも早くしようとしたのはこれまたタイ南部のリゴール、今のナコンシータマラート
付近で始まった、らしい

全く関係ないのだが、この両地域とも何故かテナガコガネがいる地域なんだよなあw
特にナコンシータマラートのテナガコガネは遠く離れた台湾のものに
模様やオスの生殖器がやや似ている
カーンチャナブリー北部のテナガコガネはこれより特化が少ないがそれでもミャンマー南東部の個体群と
基本的には同じ特徴を持つ、要するにレーマンテナガコガネに似ている?とされるものである

山など自然が豊かな所に鉱山があり、あるいは山と海に面した深い港もあるところが貿易中継点となって
栄えた、というだけと言えばそれまでだが
ナコンシータマラートのテナガコガネについて「台湾から香木の大径木を持ち込んだ時にウロにでもいたのか?」
という珍説を唱える筋もごく一部にいる
それほどに特異な隔離分布なのである

近世の大航海・戦国時代と物流と、近隣の森林地帯(そのものが香木など産物を多く出した筈である)との関わりとか
もっと素直に昔の第三紀~第四紀の気候・地質の変遷による隔離か、とか、想像するだけなら色々可能である
2024/01/06(土) 22:50:21.68ID:???
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/7db142b2e1992c729db733dba5e5125a9ccf4216
《ブラジル》棘なし「ペキ」が市場に=知られざるスーパーフード
25年にわたる研究の末、棘のないペキの苗木が今年市場に出回る見込みだ。ペキは中部ゴイアス州特産の果実で、
中心にある種の周りには棘があり、食べる際に注意が必要だが、新しい品種ではその心配がなくなる。
ゴイアス州の育苗業者が生産し、数カ月後には市場に供給される予定だと、5日付CBNサイトなどが報じている。

ペキは、先住民の言語であるトゥピ語で「とげのある皮」を意味し、鋭い大量の棘がこの果物の特徴で、それを噛まずに
注意深く食べる必要がある。それ故に敬遠する人も多いが、くせになる独特の風味があり、
栄養面でも優れており、魅力的な果物であることも確かだ。
 抗炎症作用で知られるオメガ9系の不飽和脂肪酸が豊富で、ビタミンAの前駆体であるカロテノイドやビタミンCが
豊富で、知られざるスーパーフードだ。
2024/01/06(土) 22:52:24.03ID:???
 「従来のペキのようなクセは少なく、優しい味わいだ。ペキ初心者にとっては、棘なしで始める方がはるかに安心して
味わうことができる。そして、ペキ愛好家にとっては、口に含んで果肉の食感を楽しむことができ、さらに堪能することができるでしょう」と述べた。
 棘のないペキは、マット・グロッソ州のある農家が偶然庭先で発見し、Ematerとブラジル農牧調査研究公社
(Embrapa)に協力を依頼したことで研究が始まり、20年経ちようやく結果につながった。

https://www.ide.go.jp/Japanese/IDEsquare/Column/ISQ000009/ISQ000009_011.html
第11回 ブラジル――「ツンデレの果実」ペキー
ペキーとはブラジル中西部を中心に広がるサバナ地帯であるセハード(セラード)原産のバターナット科の木のことで、
皮をむくと一見栗のようにも見えるその果実は食用として供される1。絞ってジュースにしたり果実を漬けて「ぺキー酒」にしたりすることもあるようだが、
ほとんどしない果実自体の味に比べて香水のような香りがかなり強いため2、予めスライスしたものを他の食材と共に
調理することも少なくない。よって、ペキーの実を丸ごと食するのは筆者にとって初めての機会であった(写真1、2)。

筆者は少しかじってみることにした。すると…口の中がチクチクしだした。そう、ペキーの実の中心にある種の部分には大量のトゲがあり、
それが筆者の舌に刺さってしまったのである3。  
2024/01/06(土) 23:01:45.04ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Caryocar_brasiliense
Caryocar brasiliense, known as pequi or "souari nut", like its congeners, is an edible fruit popular
in some areas of Brazil, especially in Centerwestern Brazil.

このペキーという種類に限ればサバンナ地帯に多いんだな
樹高10mほど

同じバターナット科でもアマゾンやギアナに行くと35mくらいになるのが多いと
そしてそういうのは木材としても有用とされる
2024/01/14(日) 10:20:05.89ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Serran%C3%ADa_de_Macuira

Parque Nacional Natural Macuira
ナトゥラル・マクイラ国立公園
マラカイボ湖の北の西側に突き出た半島の一部

この地域は砂漠気候にすらなっているほどの乾燥地なのだが
標高700mオーバーの山の一部は山地熱帯雨林や雲霧林になっている
山の稜線を境に砂だらけの地域と森林にくっきりと分かれている

こういう地域の生物の種分化とかが面白い
2024/01/16(火) 14:23:35.26ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Leuser_Ecosystem
ルーセルエコシステム
スマトラ島の北部の低地熱帯雨林
スマトラゾウ、スマトラトラ、スマトラサイ、スマトラオランウータンが同時に生息する

哺乳動物の大型種はスマトラ北部に多いのか
ラフレシアは南部だったかな
ショクダイオオコンニャクはどこでもあったような

スマトラヒラタは北部のものが鋸歯の領域が長くて格好良くて値段も高いw
だがマンディブラリスは中部でエラフスホソアカは南部だったかなあ
コーカサスはスマトラのものが最大と言われがちだが
南部が大きいという場合と中部が細長いという場合がある

チョウだとミランダキシタアゲハは中部に多かったか

マテバシイ属の巨大な葉とドングリの種類もスマトラ中部だったな
マンデリンは北部か

アミメニシキヘビの大物のニュースはスマトラ中部の東側のリアウ州辺りでよく出て来る
2024/02/07(水) 13:45:59.95ID:???
https://en.wikipedia.org/wiki/Mangifera_pajang
「ウンバン」として紹介されたことがあるウルシ科マンゴー属の果物
embangと書くので注意
BambaganとかMawangともいう

ボルネオ特産で樹高50mにもなる事がある
皮はしっかりして分厚いが「ナイフで切れ目を入れれば手で?ける。むしろ本家マンゴーより剥き易く
ミカンを剥くような感じ。しかしベタベタの汁が出る」

中はほぼマンゴーと同じだが、その皮周りの汁が曲者でウルシ科ゆえの被れを起こす事がある
これにかぶれてしまった後で普通のマンゴーに対してもアレルギーを起こすようになって
どちらも食べられなくなってしまった、という話もある
2024/02/23(金) 01:00:17.78ID:???
https://news.yahoo.co.jp/articles/2bc2c5a349df57742bfcfa9a2f2eaf2f9c95fa77
オオアナコンダの新種を発見、“世界で最も重いヘビ”に隠されていた衝撃の事実
見た目はそっくりだが「遺伝的に深く隔たる」種が存在していた! 南米

世界で最も重いヘビが大きな秘密を隠していたことが明らかになった。2024年2月16日付けで学術誌「MDPI Diversity」に掲載された
論文によれば、南米にすむオオアナコンダ(Eunectes murinus、英名Green Anaconda)は、実際には遺伝的に異なる
2つの種に分けられることがわかった。両種の見た目は非常に似ているため、専門家でさえ区別できないほどだ。

「遺伝的には5.5%異なります。私たちとチンパンジーの遺伝的差異が約2%だといえば、この違いの大きさが実感できるでしょう」とフライ氏は述べる。

遺伝子データを解析した結果、氏らは、北部と南部のオオアナコンダの明確な違いを発見した。この発見に基づき、氏らは北部で見つかった
オオアナコンダをキタオオアナコンダ(Eunectes akayima、英名Northern Green Anaconda)という別の種に分け、
E. murinusは南部のミナミオオアナコンダ(英名Southern Green Anaconda)としようと提案した。

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今回の研究では、キイロアナコンダ(E. notaeus)とダークスポットアナコンダ(E. deschauenseei)、
ボリビアアナコンダ(ベニアナコンダ、E. beniensis)をキイロアナコンダ1種に統合すべきだという主張もしている。
興味深いことに、ベーメ氏はこちらの結論にはあまり同意していない。

 この発見は、オオアナコンダで行われたのと同じ遺伝学的研究に基づいている。しかし、これら3種の場合は
オオアナコンダとは反対に、別々の種とするほど遺伝的な違いは十分大きくないとフライ氏らは主張している。
2024/03/03(日) 09:56:27.59ID:???
https://www.cnn.co.jp/fringe/35215949.html
カエルの体からキノコ生える、初の事例に研究者も困惑 インド

(CNN) インドのカルナータカ州にある道路脇の池で、生物研究者のグループが脇腹から小さなキノコの生えたカエルを発見した。

このカエルは「ゴールデンバック・フロッグ」の一種で、学名はハイララナ・インテルメディア。インド南西部のカルナータカ州や
ケララ州で多く見つかる。小さなカエルであり、成長しても体長は約7.4センチにとどまる。

その後、菌類学者が写真を通じ、カエルの脇腹から生えていたキノコを「クヌギタケ」と特定した。クヌギタケは大抵、
枯れ木の腐った部分に生える。生物の遺体を分解する腐生菌であり、通常は枯死または腐敗した有機物から栄養を取る。
ただ、2023年の研究で、生きた植物を糧に成長する生態に進化できる可能性が判明した。

23年の研究ではさらに、クヌギタケが生きた植物や樹木と共生関係を築けることも示唆された。クヌギタケは宿主の
植物から栄養を摂取することも、宿主に栄養を与えることもできる。樹木の場合、クヌギタケが枯れた枝を
取り除くのに役立つ可能性があるという。

米コーネル大学獣医学部の博士研究員アリッサ・ウェッテラー・カガナー氏は
「菌類は環境の変化に適応するダイナミックな生物。異なる環境や気候で新しい宿主に接触すれば、
私たちが思いもよらない場所で育つのかもしれない」
「他の点で健康なカエルなら、このキノコに皮膚を少々侵されても悪影響を受けず耐えられる」可能性はあると指摘。
一方で、カエルの真菌感染は例が非常に多く、キノコが「皮膚上で大きく成長したり、体内に潜り込んだりした場合、真菌症の症状を呈するかもしれない」とも述べた。
2024/04/28(日) 20:40:57.90ID:???
かつての書籍に「マレー半島東海岸はオサガメの産卵の名産地」と書いてあった

だが1990年代末に保護活動を行ったら孵化温度を上げ過ぎてしまい
爬虫類の多くで低温でオス、高温でメスが生まれる現象がオサガメでも起こって
メスだらけになってしまい、ここで繁殖しなくなってしまった、という

オサガメは遊泳力があるので、条件がおかしいと感じるとすぐに世界の全然違う海域まで
行ってしまうとの事

一方でマレー半島西海岸では昔から多くは無いが、今でも「少しはやって来る」状態で安定している
しかし稀な上陸しかないのでその観察は困難となる
571名無虫さん
垢版 |
2024/04/29(月) 07:58:37.15ID:8k3Shqmd
某情報家

「一部の山地熱帯雨林では低地より腐植質の分解速度が低く
しかも『大型昆虫』が特定の場所に一定数いて、しかもかなりの深さまで上がったり下がったりし続けるため
熱帯でありながら土壌が黒ボク土に近い見た目になる所もある。コーヒー栽培に良い
だがその大型昆虫がいなくなると赤土に戻って行ってしまう」

これは熱帯泥炭というものを学会に知らしめたものに次ぐ大発見だな
572名無虫さん
垢版 |
2024/04/29(月) 20:24:27.55ID:8k3Shqmd
>>180
Doi Puiも場所によるだろうが
かつて地元の人の畑で今はフラワーガーデンになっているあたりは
乾燥化が進み年間雨量1600㎜程度になっている模様
2024/05/04(土) 02:12:58.15ID:???
https://news.yahoo.co.jp/articles/702f1187c779cce53f1ae7655e02c93343593448
【AFP=時事】顔にけがをしたオランウータンが、自ら薬草を塗って傷を治そうとする様子が観察されたとの報告が2日、
科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」
に掲載された。野生動物が薬草を用いて積極的に治療を行う姿が体系的に記録された初めての事例だという。

研究チームはこのオランウータンが、ツヅラフジ科の「フィブラウレア・ティンクトリア」と呼ばれるツル植物の葉を
かんでいるところを目撃した。この植物は薬効があることで知られ、地元で長らく伝統薬として使われていた。

インドネシアとドイツの科学者による論文は、このオランウータンが「かみ始めた葉を飲み込まずに、指を使って口から
顔の傷へ直接、汁を塗っていた」と説明している。さらに傷口にハエが止まり始めると「傷口全体につぶした葉を塗り、
(むき出している)肉を完全に覆った」。

1週間後には傷口がふさがり、その後、感染症の兆候もなく傷は治癒したという。

https://en.wikipedia.org/wiki/Fibraurea_tinctoria
ツヅラフジ科
2024/06/26(水) 00:35:20.33ID:???
「馬上槍試合ゾウムシ」は体重の差が26倍もあると判明、普通は3倍前後、どういうこと?
大型は「ボクサーが体の半分以上の大きさの拳をもっているようなもの」、地球最大級の体格差

 パナマの熱帯雨林でイチジクの木が倒れると、奇妙な形の昆虫がどっと集まってきて戦いを始める。
 英名「ジャウスティング・ウィービル(学名 Brentus anchorago)」で、直訳すると「馬上槍試合ゾウムシ」だ(編注:馬上槍試合とは中世欧州でよく行われた騎士の競技)。
 このゾウムシの頭部は騎士が持つ槍のような形をしていて、オス同士がメスをめぐって争う際に、相手をはじき飛ばすのに使われている。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナショナル ジオグラフィック日本版 6/25(火) 17:52
tps://news.yahoo.co.jp/articles/efe4075606ad427ca0661daadc61312104d71bb7
2024/07/21(日) 21:44:15.31ID:???
tps://news.yahoo.co.jp/articles/d2c24ccaccef274f54db4b68c683c89b99baa61f
126年記録が途絶えていた巨大ヤスデ、熱帯雨林で再発見 マダガスカル
7/20(土) 13:26

(CNN) マダガスカル最大の手つかずの森が残るマキラ自然公園で、126年間にわたり記録が途絶えていた
巨大な焦げ茶色のヤスデが見つかった――。そんな研究結果がこのほど発表された。

このヤスデの学名は「スピロストレプトゥス・スキュルプトゥス」。これまでに目撃された最長の個体はメスで、
体長27.5センチに上る。科学的な記録こそ少ないものの、実はこのヤスデは森の全域に生息していることが分かり、研究チームは驚きに包まれた。
2024/07/21(日) 21:49:04.19ID:???
tps://en.wikipedia.org/wiki/Makira_Natural_Park
マキラ国立公園はマダガスカル北東部の熱帯雨林地域だな
ちょっと湾になっている地形だから案外年間雨量が多くないかも?

キヌゲシファカとインドリがいるので有名か

再発見された大型ヤスデの学名はアルファベット表記でSpirostreptus sculptus
2024/07/31(水) 11:35:01.16ID:???
tps://en.wikipedia.org/wiki/Arroceros_Urban_Forest_Park
Arroceros Urban Forest Park
マニラの都市森林公園であるアロセロス都市森林公園
2次林であっても熱帯雨林のマニラだからとにかく植生密度は高い
2024/08/04(日) 20:43:28.56ID:???
tps://news.yahoo.co.jp/articles/91887ab85a2e93d98424879bcefbf0d021da28a1?page=1
東南アジアから消えゆく野生のトラ、タイの保護活動に希望

トラの個体数回復が確認された西部森林地帯(WEFCOM)は、11の国立公園と6の自然保護区をまたいで
1万8000平方キロメートルの森林が連なる。同地帯に生息するトラの個体数は、2007年~23年の間に
推定41頭から143頭へと3倍以上に増加した。

この調査結果は7月29日の「世界トラの日」に合わせ、タイ国立公園局と野生生物保護団体WCSの共同研究チームが
科学誌「グローバル・エコロジー&コンサベーション」の電子版に発表した。

個体数の回復はトラだけにとどまらない。併せて発表された調査結果によると、この森林では絶滅危惧種の偶蹄類(ぐうているい)
(トラが獲物としている鹿や野牛などひづめのある哺乳類)の個体数も倍増していることが分かった。

個体数の増加は森林管理の効率化を反映しており、10年以上に及ぶ保護活動の成果だと、調査にかかわったWCSの
専門家ポーンカモル・ジョーンブロム氏は指摘する。
2024/08/04(日) 20:44:22.61ID:???
05年から西部森林地帯の保護プロジェクトにかかわってきたジョーンブロム氏は、状況の劇的な変化目の当たりにしてきたという。

野生生物を脅かす最大級の驚異は密猟であり、対抗するにはパトロールが最も有効とされる。しかし05年の時点では
パトロールの数が限られ、組織化もされていなかった。レンジャーは口頭で管理職に報告していたらしく、データの収集も
記録も行われていなかったという。

西部森林地帯はトラだけでなく、アジアゾウやサイチョウ、牛の仲間のバンテンなど絶滅の恐れがある生物の宝庫でもある。
種の多様性にも富み、哺乳類150種、鳥類490種、爬虫類(はちゅうるい)90種が生息する。

トラの保護活動は小さな孤立した区域で行われることが多い。しかし西部森林地帯では複数の国立公園や保護区が、
広範な範囲をまたぐ森林回廊で結ばれている。繁殖のために300平方キロもの生息地を必要とするトラにとって、これは不可欠だ。

パトロール隊はGPSで正確な場所を特定し、標準化された書式を使って収集したデータをパトロールルートの決定や
野生生物の分布の把握、違法行為の現場特定に役立てている。

07年には自動撮影カメラを設置してデータを収集し、三つの主要保護区をまたぐ個体数の把握に利用できるようにした。
個々のトラは、人間の指紋に似たそれぞれ固有のしま模様で識別できる。

トラの個体数が3.5倍になり、バンテンや鹿の仲間のサンバーが2倍に増えたのは、パトロールの強化が奏功している
証しだとジョーンブロム氏は言い、「トラの保護は、獲物だけでなく生息地も含めて他の多くの種の保護につながっている」と指摘した。
2024/08/04(日) 20:50:22.65ID:???
保護依存種

タイの保護活動の成果には希望が持てる。しかし東南アジア全体では楽観視できない状況にある。

かつて東南アジア全体に広く生息していたトラは、シンガポールとインドネシアのジャワ島、バリ島で20世紀に絶滅し、
近年ではベトナム、ラオス、カンボジアでも野生の個体が姿を消した。

残る少数はミャンマー、インドネシアのスマトラ島、マレーシアの半島部に孤立した状態で生息しているが、
マレーシアでは野生のトラが死んでいるのが相次いで発見され、保護活動家が危機感を強めている。

世界自然保護基金(WWF)のステュアート・チャプマン氏によると、トラは狩猟や密猟などから守るために継続的な介入を
必要とする「保護依存種」にあたる。東南アジアでは個体数が極めて少なく、事故や病気、紛争などによって絶滅しかねない瀬戸際の状況にある。

西部森林地帯の発表についてチャプマン氏は、「何十年も保護活動を継続してこうした結果を出したタイは素晴らしい」と評価する。

タイ国立公園局の最新調査によると、タイの野生のトラの個体数は179~223頭と推定され、22年の148~189頭に比べて増加した。

パトロールをさらに強化して資金が増えれば西部森林地帯のトラは増え続けるとジョーンブロム氏は言い、「タイだけでなく、
近隣国でも自然や保護区への介入モデルとして大いに参考になると思う」と期待を寄せている。
___

インドでは増えていると情報があるが
東南アジアではタイ以外で絶滅または激減

スマトラはまだかなり多かったはずだが
タイも増えたとはいえ、自分は500頭って聞いてたのに野生で223頭!(飼育個体が2000頭いるwだが亜種間雑種だらけ)

タイ西部の> 11の国立公園と6の自然保護区をまたいで1万8000平方キロメートルの森林が連なる

この地域って草原や乾燥林から湿潤林まで様々な環境が繋がってるような所だよなあ
共生が欠かせない
2024/09/03(火) 04:55:47.05ID:???
>>385
ナコンシータマラートがAfのままで
同じく乾季が短いとされたサムイ島もAfになった

だがチュムポーンは以前より若干乾燥気味かも知れん

ところでバンコクの1991~2020の年間雨量平均が1700㎜を超えている
>>549に従えば300mもあれば日によっては水蒸気が凝結するだろうし
現在のバンコクは300mオーバーのビルが増えつつある

熱帯の多量の水分を山地で受けるカオヤイ、ナコーンパノムなどで雨量が増えると言われていたが
もし高層ビルがその水を奪ってしまうとなると、ちょっと問題が起きるかも知れん
2024/09/03(火) 13:04:17.42ID:???
tps://en.wikipedia.org/wiki/Hala-Bala_Wildlife_Sanctuary
Hala-Bala Wildlife Sanctuary
s a wildlife sanctuary in Thailand, considered to be one of the richest forests of Thailand in the southernmost part of the country.
It is dubbed "Amazon of Asean".[1] It was officially established in 1996. Its area is about 270,725 rais (about 167.244 mi2)
which covers the area of Titiwangsa Range and is adjacent to Belum-Temengor Reserve of Malaysia.[2]

The Hala-Bala Wildlife Sanctuary is a preserved forest comprising two forestland: Hala forest in Betong district in Yala province
and Chanae district in Narathiwat province, with Bala forest in Waeng and Sukhirin districts in Narathiwat province.

For Waeng people, it is called "Bala-Hala", but for locals in Betong, it is called "Hala-Bala".

まあマレーシアの生物要素が国境超えてタイに入って来てる所も一部あるってだけだ
危険とされるヤラー県だからウロチョロできる所でもない
「アセアンのアマゾン」なんて名前が付いているのかw
ボルネオやスマトラにそれっぽい所はまあもっとあるだろう

>>55>>360
タイではこの辺りだけアカエリトリバネアゲハがいるという事になる
一部文献でアカエリトリバネアゲハがミャンマーにいると書いてあってどこなのかと思ったら
今のモウラミャイン周辺だというw
雨量はヤラー県の2.5~3倍くらい多いかも知れんが乾季が3ヶ月以上あってアカエリトリバネアゲハが生息できるような所ではない
2024/09/08(日) 03:46:37.24ID:???
tps://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BB%E6%9C%A8%E7%9B%AE
2008年のアメリカ科学アカデミー紀要(PNAS)によると、ツパイ目の一種ハネオツパイは、ヤシ科のブルタムヤシ(英語版)の花や花芽から分泌される蜜が発酵して
最大数%のアルコールを含むようになった液体を、主要なエネルギー源として日常的に摂取していることがわかり、飲酒の習慣を持つ動物として話題となった[7]。

ブルタムヤシ Eugeissona utilis

tps://en.wikipedia.org/wiki/Eugeissona
Eugeissona is a clustering genus of flowering plant in the palm family native to Borneo, Thailand and Malaysia.
The six monoecious species provide a wide range of local uses and are commonly called bertam or wild Bornean sago.

The sago made from E. utilis trunks forms the staple of the Penan and Punan diet. The seed's endosperm and
the pollen are also known to be consumed. The leaves are used in roof construction, various thatchings, and the manufacture of blinds.
The stilt roots of some species are made into walking sticks and toys, while the petioles are fashioned into darts for blowgun hunting.
2024/10/02(水) 05:01:56.90ID:???
ja.wikipedia.org/wiki/ヴァンヴィエン

ラオスの観光地だが年間雨量3300㎜、乾季5ヶ月、乾季には10℃まで冷える
町の周りに1000m以上の山がある

この辺は元から雨量が若干なりとも多いのだがここは特に多いか
一方で乾季も厳しい
2024/10/09(水) 12:56:35.60ID:???
natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/24/092000515/
世界最大級の淡水魚ピラルクー、「逆転の発想」で驚きのV字回復
乱獲で激減から600%増、世界の巨大淡水生物保護の手本となるか、アマゾン
2024.10.09

巨大な淡水魚は、地球上で特に絶滅が危ぶまれている動物のひとつだ。しかし、緑豊かなアマゾンの河川で、
それに反する事例が生まれている。体長3メートル、体重200キロ以上になるピラルクー(ピラルク、アラパイマとも)は、
わずか10年前、乱獲によって激減し、絶滅の危機に瀕していた。
しかし、地域に根ざした保護活動が功を奏し、大幅に数が増えている。

ブラジルの生態学者で、ナショナル ジオグラフィックのエクスプローラー(探求者)でもあるジョアン・カンポス・シルバ氏の
研究によると、持続可能な漁に切り替えた地域では、ピラルクーの数が11年で425%も増えた。カンポス・シルバ氏は、
ナショナル ジオグラフィック協会とロレックスによる「パーペチュアル プラネット アマゾン エクスペディション」の一員として、
2年にわたるアマゾン川流域の科学的調査を行っている。
その成果はまだ公表されていないが、ピラルクーは600%まで増えているという。

正確に現状を把握するため、湖のピラルクーの生息数を数える手法も編み出された。もとになったのは、
海で呼吸するために浮上してきたクジラを調べる手法だ。

 しかし、一番うまくピラルクーを数えることができたのは、この魚を熟知している地元の漁師だった。

「経験を積んだ漁師なら、ピラルクーが浮上するほんの一瞬だけで、大きさ、体重、移動方向を判別できます」。
米バージニア工科大学地球変動センターの熱帯生態学者であるレアンドロ・カステッロ氏はそう話す。
カステッロ氏は、ブラジルのテフェにあるマミラウア研究所と共同で、ピラルクーを数える方法を確立させた。
2024/10/09(水) 12:57:57.42ID:???
サン・ライムンドの人々は、従来の知識と科学的手法を融合させ、自分たちの保護活動を確立させた。
「彼らは、漁業が立ちゆかなくなるのをじかに見ていたので、なんとか状況を改善させる方法を
見つけたいと必死でした」とカンポス・シルバ氏は言う。

 集計したピラルクーの数をもとに、持続可能な漁獲量の上限を設定した。
連邦政府も、保護区で体長1.5メートル以上の成魚の30%までの漁獲を許可した。

 多くのピラルクーは、雨期で水位が上がり、森に水が入り込むときに産卵する。
乾期になって水が引くと、孤立した湖や川に閉じこめられる。ピラルクーを獲れるのは、このときだけだ。

 保護の結果はすぐに現れた。ピラルクーの成長速度は非常に速いため、数は急速に回復した。

カンポス・シルバ氏が驚いたのは、結果として経済的・社会的な利益を生み、地元の人々を潤したことだ。
家庭の収入が増えただけでなく、増加した漁業収入が学校、保健所、基本インフラに還元された。
「人々は、自然保護によって暮らしが豊かになることに気づいたのです」

このコミュニティ主導の取り組みによって、女性の地位も向上した。女性は、世界の漁業労働力の約半分を
占めているにもかかわらず、適切に認識されていなかったり、報酬が得られなかったりすることも少なくない。
研究結果から、ブラジルのアマゾン地域の女性たちは、積極的に船上での役割を担い、
意志決定プロセスにも関与するようになったことがわかっている。

「私たちの調査によると、アマゾンの漁業で、女性がはじめて自分の収入を得られるようになっています。
それが貧困の撲滅に役立っています」
2024/10/30(水) 17:45:44.39ID:???
Richetia faguetiana
en.wikipedia.org/wiki/Richetia_faguetiana
かつてはShorea属だったこの樹種
100.7 mまで育ち得る!!!

Danum Valley
コタキナバルよりサンダカンの方に近い方か

Tawau Hills National Park, Sabah
ここは同じくサバ州の沿岸部のインドネシア近くでタワウ市近郊

en.wikipedia.org/wiki/Cupressus_torulosa
Cupressus torulosa
102.3 m (336 ft)
これが世界で2番目に高い樹種!と書いてある
昔はアメリカトガサワラとアメリカツガが100mクラスと言われたもんだが
今ではそこまで巨木は無くなったか

Cupressus torulosaはオオイトスギの和名が与えられている

細胞壁と水分子の活性が温度で高まるため熱帯雨林より温帯の方が高い!広葉樹より仮道管のみの針葉樹の方が高い!
と言われたが、レグナンスユーカリも含めてアップデート必須となったw
2024/11/02(土) 06:08:57.24ID:???
>>144
en.wikipedia.org/wiki/Hevea_brasiliensis
>The tree requires a tropical or subtropical climate with a minimum of about 1,200 mm (50 in) per year of rainfall, and no frost.[4]

出典はEncyclopadia Britannica, 2008

年間雨量1200㎜あれば大丈夫、と書かれるようになったか
でも毎月100㎜必要とかだろうな
2024/11/02(土) 06:20:10.72ID:???
en.wikipedia.org/wiki/Rubber_seed_oil
パラゴムノキの種子の油を利用する

シアン化合物を含むので加熱処理必須
その後は工業用油脂として十分使える
食用には向かない模様(処理次第で可能か???)

天然ゴム、木材、種子の油脂まで全て利用出来たら実に素晴らしいが
ラテックス採取と同時に地面に落ちた種子の採取までしようとしたら労働としてもきつ過ぎる

ラテックス採取+種子ピッキングを同時にこなすロボットができたら良いのだが可能かなあ
理屈としては難しくない事になるがロボットの向きと樹木位置の把握で各種の課題がある
2024/11/04(月) 18:26:05.79ID:???
tasar silk
en.wikipedia.org/wiki/Tussar_silk

en.wikipedia.org/wiki/Ahimsa_silk
Ahimsa silk
peace silk
ヤママユガ属Antheraeaで屈指の巨大種である
A. paphiaタサールサンなどで繭を羽化前に
茹でて蛹を殺す事はせず
そのまま羽化させてこれを(糸がボロボロで紡ぐのは大変だが)
何とか紡ぎ出し、そして製品化する

絹ってカイコ殺して取ってるんだって!
というのにネガティブなイメージを持つ消費者が多いために
このような作り方をしている
更に日本のカイコ飼育のように植樹の枝を切って与えることもしない

こういう作業で付加価値を付けて売る、というタイプの商売である

一方でサクサン蛹などは普通に茹でられて大量に食用に販売されている訳か
SDGsと愛護活動が噛み合わない例という事になるのかな
どちらが望ましいかは個人のポリシーに任せるしかない
2024/11/26(火) 10:32:48.46ID:???
@15.803438,98.5827743,13z
ターク県の国教のかなり南の方か
ミャンマー側に山が少なくて「窓」になっている
年間雨量3300㎜
ただし気温は低い
2024/12/03(火) 09:11:40.38ID:???
「果物の王様」ドリアンの開花条件明らかに 東京都立大学大学院のグループ

 東京都立大学大学院都市環境科学研究科のグループは、東南アジア原産で「果物の王様」と呼ばれる熱帯果樹ドリアンが開花するには15日程度の乾燥が必要なことを明らかにした。

 ドリアンは、経験的に乾燥や低温によって開花が誘導されると考えられてきたが、具体的な気象条件は分かっていなかった。
 今回の研究成果は、開花時期や収穫量の予測など栽培管理の効率化に役立つとともに、東南アジア熱帯雨林の生態や進化の解明に寄与すると期待されている。
2024/12/04(水) 06:09:25.30ID:???
wedge.ismedia.jp/articles/-/35400
〈日本の再エネ支えるベトナム林業〉森林回復と両立させる意外な経営手法と、背後に潜む問題点

日本の再生可能エネルギーはベトナムなくして成り立たない……。そう記すと、疑問に感じる人も多いだろう。
太陽光も風力も水力も地熱も、いずれも日本の大地から得ているではないか、と。
しかし、バイオマス発電はどうだろう。その燃料はどこから調達しているのか。家畜の糞尿などから生成する
メタンガスなどはともかく、大半を占める木質バイオマスは日本の山の木を燃料にしているのか。

実はバイオマス燃料の自給率は2割程度に過ぎず、多くを輸入に頼る。この5年間で輸入量は約6倍に膨らんだが、
その多くは海外産の木質ペレットやパーム椰子殻(PKS)だ。国産燃料の場合はチップにして燃焼させるが、
輸入燃料は木質ペレットが増えつつある。

含水率が低く燃焼効率が高いうえに、形状がそろい輸送や貯蔵がしやすい、さらに自動運転が可能で扱いやすいからだ。
そして輸入木質ペレットの55%が、ベトナムからなのである。もし輸入が止まれば、バイオマス発電所の多くが稼働できなくなる。

 木質ペレットのほか製紙用チップや木工品などベトナム産に依存するものは多い。
それなのに、日本ではベトナムの林業に対する認識が薄い。
2024/12/04(水) 06:11:26.77ID:???
まずベトナムの森林率は、1940年代に40%以上あったが、戦争で米軍が枯葉剤を散布したことや、
戦後復興で建築材料を得るため伐採を進めたこと、そして農地転換などにより90年には27%に低下していた。
しかし92年に林業省が森林再生計画を発表して500万ヘクタールの植林を進めた結果、2022年の森林率は約42%まで回復している。

 また天然林や防災上重要な山頂周辺は伐採禁止にされていた。森林は急回復していたのである。

主な植林樹種は、北部ではユーカリ類、南部ではアカシア類、山岳地帯ではマツ類とされていたが、近年は政府が
アカシア・ハイブリッドに力を入れている。これは非常に成長の早い交配種で、なかには10年で直径20センチ以上に
育つものもあるという。この樹種の植林は、東南アジアの熱帯雨林の伐採跡地ではよく見られるが、
ユーカリも含めてベトナムから見たら外来種だ。

それでも人工林から原料を得ているのなら森林破壊的ではない。育成林業が成り立っていることになる。
そう思ってホッとしたのだが、実は次の驚きが待っていた。

伐期、つまり植えてから収穫(伐採)までの期間が、なんと3~6年だというのだ。とくに木質ペレット原料となる材は
3年くらいで収穫する。いくら成長の早い樹種でも、太さは直径10センチに届かないだろう。

農家はさらに栽培サイクルを短くする傾向にある。収益を早く得たいからだが、もう一つの理由はリスクを抑えるためという。

 高密度に植えて細いまま背丈を高く伸ばすアカシアやユーカリは、強風が吹くと倒れやすい。
山間部では野焼きも多くて、山火事に遇う恐れも増す。そこで育てる期間を短くしてリスク回避したい思いがある。

アカシアの木は、太くなるまで育てれば硬くなり家具や建築材にも使えるが、細いものは製紙チップや木質ペレットの原料用だ。
木材を砕いて小片にするから太さのほか曲がりや傷を気にしないで済む。それに伐採や搬出も楽である。
2024/12/04(水) 06:14:27.19ID:???
3年で収穫となれば、農作物の感覚なのだろう。経営も、大面積の林地を所有して行う林業というよりは、
農家が自分の農地に植える小規模生産者が多いという。それだけに農作物扱いなのだろう。
森づくりという意識は低いのではないか。

だが、これほど早いサイクルで収穫を続けると、土壌の劣化が進む。成長の早い木は養分の吸収も強いのが通常だ。

 大企業の林地の場合は施肥もするが、資金力のない小規模農民は、通常施肥を行わない。実際、成長速度の
鈍化が進み収量の減少につながっているそうだ。10年前より同期間の木材収穫量は3分の2に落ちたという声もある。

加えて病害虫の発生が増えているらしい。すでにアカシア林の一部で、根腐病や褐色根腐病や
赤色根腐病が発生して枯れるケースも起きている。

このような事情を知ると、木質ペレット生産が天然林を破壊している心配はなくなっても、別の不安がある。
日本が輸入する木質ペレットは、ベトナムの生産量の約6割に達するというが、持続的に安定的な輸入が今後も続けられるのか。

さらに心配なのは、合法性だ。森林率は高めているが、ベトナムの天然林は減少・劣化傾向が続く。やはり違法な伐採が
進んでいることが想像されるだろう。さらにペレット工場の操業時、悪臭と粉塵、騒音を発生させて
近隣住民から抗議を受けるケースもある。なかには操業停止に追い込まれた工場も出ているという。

日本に限らずバイオマス発電燃料には、各国の森林法規を守って調達するほか、環境に配慮した経営であると示す
森林認証を取得することを条件とするところが多い。しかしベトナムの木質ペレット最大手AVP社などは、
22年10月に国際的な森林認証団体FSCの認証を偽装していることが指摘され、3年半の認証停止処分を受けた。
結局、約1年間で解除されたのだが、環境破壊的に生産された木質ペレットが出回っている可能性が高いと思わざるを得ない。

欧米の研究機関から木質バイオマスの燃焼時の二酸化炭素(CO2) 排出量は、石炭火力より多いと
報告されていることも指摘しておかねばならない。とくに木質ペレットは製造と遠距離運搬にかかるエネルギー消費量が高いとされる。
2024/12/04(水) 06:16:35.20ID:???
発電のみの場合は、エネルギー効率が20~30%と低く、発電コストの7割が燃料費という経営の内幕が公表されている。
燃料価格が高騰したり電力の買取価格が落ちたりすると、経営が逼迫するのは必定だ。

 言い換えるとバイオマス発電が成り立つのは、固定価格買い取り制度(FIT)によって電力を高く買い取られるからであり、
その期間の20年を過ぎれば事業として成立しない可能性が高いのだ。その時、軒並みバイオマス発電所は操業停止となるかもしれない。

再生可能エネルギーの燃料だけではない。製紙原料となるチップもベトナムからの輸入量は増大している。

とくに広葉樹チップは、ベトナムが7年連続でトップシェア(23年で45.8%)だ。さらにベトナムに工場を持つニトリを初めとして、
身近な家具にベトナム製が増えている。中国製とされる家具も、生産地はベトナムが少なくない。

ただしベトナム家具の原料は、5割以上を輸入材に依存しており、なかには日本の木材も含まれる。ベトナムで加工して
逆輸入しているのだ。だからメイド・イン・ベトナムと記されたスギやヒノキ製品をホームセンターなどでよく見かけるようになった。
その点からは、ベトナムが日本の林業を支えていると言えなくもない。

日本の木材総輸入額のうち15.4%(23年は約2144億円)はベトナムが占める。ベトナム側から見ても、木材関連産業は貴重な
外貨獲得源 (2023年で約2兆円)である。相補的関係を築いているからこそ、持続的で環境負荷の
少ない関係になるよう努力しなければ、将来に禍根を残すのではないだろうか。
2024/12/04(水) 06:23:23.18ID:???
fairwood.jp/biomass/3084/
Mekong Eye:厄介なジレンマ:ベトナムのアカシア植林地はそれほど緑ではないかもしれない
2024.01.12

ベトナムがアカシア植林を始めたことで、一部の小規模自作農世帯が貧困から抜け出せたが、
ベトナムではその代償として環境や命が失われている。

クアンナム、クアンガイ、ビンディンなどのベトナム中部の省は、現在、アカシア植林の中心地となっている。
これは、ベトナム政府が30年前に実施した大規模な植林プロジェクトの結果である。

このプログラムは、ベトナム戦争中に米軍が投下した爆弾や枯葉剤、戦後の伐採等で破壊された森林を回復することを
目的としていたが、自然林の再生を支援するのではなく、新しいプランテーションの設立に重点を置いているとして批判されている。

オーストラリア産のアカシアが、1960年代にベトナム南部に導入され、現在ではベトナムは世界最大のアカシア栽培面積に覆われ、
国内の440万ヘクタールの植林地の65~85%を占めている。
2000年代に政府がアカシアを貧困緩和のための戦略作物に分類したことで、さらに普及した。

ベトナム中部では、アカシア材の需要の高まりに伴い価格が上昇した。初期には紙や家具の原材料になっていたが、
この10年間で木質ペレット向けに植林が行われるようになってきた。
日本も韓国もベトナムの木質ペレットの主要輸入国であり、両国ともバイオマスを炭素排出量「ネット・ゼロ」への道として注目している。
2024/12/04(水) 08:59:47.95ID:???
アカシア・ハイブリッドという樹種があります。熱帯の植栽樹としてよく利用されているアカシア・マンギウムと
アカシア・アウリカリフォルミスの自然交配種で、幹は通直・真円で強度や比重もマンギウムより優れています。

マレーシアのサバ州森林開発公社の造林地森林火災跡地で発見され、
JICAの専門家なども関わり、精英樹候補木の選抜や増殖が行われていました
2024/12/04(水) 09:10:40.21ID:???
en.wikipedia.org/wiki/Acacia_mangium
言わずと知れたアカシア・マンギウム
マメ科らしからぬ?葉で脈が並行だったりする
「豆」も縮れた形

こんなのでも条件が良ければ30mになる
年に3~4mも成長
2024/12/04(水) 09:21:03.27ID:???
Acacia auriculiformis
en.wikipedia.org/wiki/Acacia_auriculiformis
「カマバアカシア」
これもサイズ的に同じようなものか

雑種になるともっと丈夫で真っ直ぐな木になる、と
2024/12/04(水) 09:45:40.35ID:???
ja.wikipedia.org/wiki/ソウシジュ
Acacia confusa
葉は葉片が退化しており、細長い偽葉があるだけで葉身は全く発達しない
この辺って「葉」じゃなかったのか

Acacia cultriformis サンカクバアカシア

Acacia floribunda

Acacia podalyriifolia ムクゲアカシア

この辺も全部偽葉か
2024/12/04(水) 10:41:18.11ID:???
これら偽葉のアカシア各種はその偽葉に一応は気孔もあるが
普通の葉の気孔よりコントロール能力が高い、なんて書いてあるな
2024/12/10(火) 20:31:24.21ID:???
www.newsweekjapan.jp/stories/sdgs/2024/12/527342.php
世界一人気のコーヒー豆、アラビカ種を温暖化から救え
2024年12月4日(水)13時34分
ジョナサン・ローゼン(ジャーナリスト)

デービッド・ンギブイニ(32)は、ケニア中央部のハイランド地区で親から受け継いだコーヒー農園を営んでいる。
この一帯は標高が高く、涼しい気候と火山灰の堆積した肥沃な土壌に恵まれていて、世界有数のコーヒー産地として知られてきた。

雨期が終わった今年5月、約4万5000平方メートルの農園では、6000本ほどのコーヒーの木に
たくさんの美しい実がなっていた。品種はほぼ全てがアラビカ種。最も普及しているコーヒーの品種だ。

今シーズンの収穫こそ絶好調だが、コーヒー生産を取り巻く状況は厳しい。ケニアで19世紀から栽培されてきたアラビカ種は、
気候変動の影響に極めて弱いのだ。チューリヒ応用化学大学(スイス)の研究チームが2022年に発表した論文によると、
アラビカ種の栽培に最適な土地の面積は、2050年までに現在の半分以下に減るという。

ンギブイニは既に影響を実感している。気温の上昇により、
コーヒー豆の成長が妨げられたり、木が病気に弱くなったりしているのだ。しかも、降雨パターンが不規則になり、
コーヒー豆の品質と収穫高も安定しなくなった。
2024/12/10(火) 20:33:16.94ID:???
コーヒー業界は、供給不足に対処しようと躍起になっている。アラビカ種以外の品種を栽培したり、
ヒヨコ豆やデーツ(ナツメヤシ)の種などにカフェインを注入して代替コーヒーをつくったりする試みも行われている。

昔ながらのコーヒーを愛する人やンギブイニのようなコーヒー農家にとって最善の対応策は、アラビカ種の気候変動への
適応力を高めて収穫高を増やすことだろう。非営利団体「ワールド・コーヒー・リサーチ(WCR)」
が主導するプロジェクト「イノベア」は、この目標に向けてアラビカ種の品種改良を促進しようとしている。

コーヒーの長い歴史を通じて、豊かな国々の商社や加工業者、販売業者は、コーヒー豆の収穫を増やすための
投資を全くと言っていいほど行ってこなかった。

転機が訪れたのは2012年。気温と降雨パターンの変化により、さび病という病気が蔓延し、コーヒー生産に
大きな打撃が及んだのだ。コーヒー業界がWCRを設立したのはこの年のこと。WCRには現在、190社以上の企業が参加している。

2022年に立ち上げられたイノベアのプロジェクトでは、試験栽培の結果を基に選ばれた品種を交配させて新しい品種を作成。
そこから得られた合計5000粒の種子を、ケニア、ルワンダ、ウガンダ、インド、インドネシア、コスタリカ、
メキシコ、ペルー、ハワイ(アメリカ)の公的研究機関に託した。今年からその試験栽培が始まっている。
2024/12/10(火) 20:34:07.99ID:???
今から6年後くらいには、試験栽培された木が成長して、数回の収穫が終わっているはずだ。好ましくない点が明らかになる木もあるだろうが、
「収穫高が多く、病気に強くて味もいい」木も見つかるだろうと、ロングは言う。

そうした木の試験栽培を継続したり、さらに交配を重ねて、もっと優れた品種の開発を目指したりすることになる。

ただし、新しい品種の開発により、問題が全て解決するわけではない。コーヒー産地の気温が上昇するのに伴い、
栽培法の工夫や土壌の改良も必要になると、コーヒーなどの熱帯作物の歴史を研究しているゲルフ大学(カナダ)の
スチュアート・マコック教授は指摘する。

ケニアのコーヒー生産高は、1980年代の最盛期に比べると半分以下に落ち込んでいる。その一因は、若い世代の農家がマカダミアナッツやアボカドなど、
もっと儲かる農作物に転向したり、不動産開発業者に土地を売って農業をやめてしまったりしたことにある。

幸い、ンギブイニは、生産したコーヒー豆(高い品質を評価されて賞を受けたこともある)のほとんどを専門業者に
高い価格で販売できている。それでも理想を言うとすれば、害虫に強く、品質の安定性が高い品種を栽培したいと思っている。

そのような品種は、まだ存在しない。しかしイノベアの活動が目標を達成すれば、ンギブイニはもっと自分の理想に
近い品種を栽培できるようになる。そして、世界のコーヒー愛好家の毎朝の1杯が守られる......かもしれない。
2024/12/16(月) 20:58:12.21ID:???
news.yahoo.co.jp/articles/046fac387b2d2b957364636fdbbc9789d01b6aa4
メコン川流域で新種生物234種確認 WWF
12/16(月) 16:10

【AFP=時事】世界自然保護基金(WWF)は16日、東南アジアのメコン川流域で昨年、234種の新種生物が確認されたと
発表した。コウモリや、目の周りにまつげのようなうろこを持つクサリヘビの仲間が含まれるという。

調査はカンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムの大メコン圏を対象に行われた。特定された新種生物は、
脊椎動物と維管束植物(コケ類、藻類、菌類を除く)の234種。
その中には、目の周りに茶色とミントグリーンのうろこがあり、まつげのように見えるクサリヘビの仲間や、
反響定位に使用される鼻葉が発達した体重5~7グラムの小型コウモリが含まれる。

新種の約半数はベトナムで見つかり、うち106種は同国固有の種だった。

WWFは、メコン川流域には科学的探査の余地が十分残されているが、主に森林伐採や野生動物取引などの
人的圧力により「多くの種が発見される前に絶滅する可能性がある」と警告している。【翻訳編集】 AFPBB News
2024/12/16(月) 21:04:56.60ID:???
en.wikipedia.org/wiki/Greater_Mekong_Subregion
The Greater Mekong Subregion, (GMS) or just Greater Mekong, is a trans-national region of the Mekong River basin
in Southeast Asia. The region is home to more than 300 million people. It came into being with the launch of
a development program in 1992 by the Asian Development Bank that brought together the six Asian countries
of Cambodia, China (specifically Yunnan Province and the Guangxi Zhuang Autonomous Region), Laos, Myanmar (Burma),
Thailand, and Vietnam.[1]

The Greater Mekong holds irreplaceable natural and cultural riches and is considered one of the world's
most significant biodiversity hotspots. The region is an important food provider and the site of many
large-scale construction projects with social and economic implications.[2]

Regional cooperation

For more than two decades, the six countries of the Greater Mekong Subregion have been working together under
an economic cooperation program[3] to realize their vision of a prosperous, integrated, and harmonious subregion.

The GMS Program has adopted a three-pronged strategy (the three Cs):

Strengthening connectivity through physical infrastructure and the development of economic corridors.
Improving competitiveness through market integration and the facilitation of cross-border trade and travel.
Building a sense of community by addressing shared social and environmental concerns.

The GMS Program, with the support of development partners, helps identify and implement high-priority subregional
projects in a wide range of sectors: agriculture, energy, environment, health and human resource development,
information and communication technology, tourism, transport, transport and trade facilitation, and urban development.
More than US$20 billion in investments have been directly channeled through the program.[4]
2024/12/16(月) 21:06:18.71ID:???
Since 1998, the GMS program has been using economic corridors to promote economic growth and development.
Economic corridors are investment areas, usually running along major highways, which connect centers of
economic activity. Three main economic corridors are being developed in the Greater Mekong Subregion:
the North-South Economic Corridor, the Southern Economic Corridor, and the East-West Economic Corridor.[5]

In September 2017, the 22nd Ministerial Conference in Hanoi, Vietnam endorsed the medium-term pipeline
of priority projects from 2018 to 2022. The rolling pipeline includes more than 200 investment and technical
assistance projects, which will require more than US$80 billion in financing.[6]

On 31 March 2018, the Sixth GMS Summit of Leaders in Hanoi adopted the Hanoi Action Plan and
the Regional Investment Framework 2022.[7]

Landscape and biodiversity

The region has a diverse landscape including massifs, plateaus, and limestone karsts, lowlands, floodplains and deltas,
forests (evergreen and semi-evergreen, deciduous, dipterocarp, mangroves, and swamp), and grasslands.
Water environments include fast-flowing mountain streams and wetlands such as Tonle Sap in Cambodia.[8]

The region's geographic variety and consequent variety of climatic zones supports significant biodiversity,
with more than a thousand new species discovered in the first decade of the 2000s. The geographic region encapsulates
16 of the World Wide Fund for Nature's (WWF) Global 200 ecoregions, and habitats for an estimated 20,000 plant species,
1,300 fish species, 1,200 bird species, 800 reptile and amphibian species, and 430 mammalian species
(according to WWF, 44 of these are primates, 19 of which are endemic[9]).
2024/12/16(月) 21:08:21.98ID:???
Notable species include the Javan rhino, Irrawaddy dolphins, and Mekong giant catfish, one of the largest extant freshwater fish.[8]
The WWF reported that in 2016, 115 new species were discovered in the region, including three mammals, two fish,
11 reptiles, 11 amphibians, and 88 plants.
This brings the total number of newly discovered species in the Greater Mekong Subregion from 1997 to 2016 to 2,524.[10]

The region's biodiversity is ranked as a top-five most threatened hotspot by Conservation International.
The WWF cites accelerating economic development, population growth, and increased consumption patterns
as primary causes, including agricultural deforestation, logging and illegal timber trade, wildlife trade, overfishing,
dam and road construction, and mining. The WWF also states that the region is particularly vulnerable to global climate change.[8]

Conservation

With the rapid development in the region, conservation efforts to protect natural resources, habitats, biodiversity
and local cultures in the Greater Mekong have become urgent. The most pressing current threats are hydropower development,
climate change, illegal wildlife trade, and habitat loss.[2]

Environmental threats
The harvesting and production of natural resources in the Greater Mekong Subregion is of significant economic importance,
with the retail value of Mekong river fisheries alone estimated at more than US$4 billion annually.[11]

The Greater Mekong Subregion has become the site of large-scale construction projects and rapid economic development,
including hydropower dams, mining, forestry, and industrial production.[2] These factors have raised environmental concerns internationally
since the mid-2000s. For now, it has resulted in formulation of environmental programs and strategy proposals
and strategy developments of a sustainable green growth economy for this region.
2024/12/16(月) 21:09:24.60ID:???
It has been attained by influential organizations like the United Nations (UNEP and FAO), WWF, PROFOR and others,
in high-level collaboration with the governmental ministries of the countries comprising the Greater Mekong Subregion.[11][12][13][14]

Solar and wind energy offer solutions to the environmental and social challenges posed by coal power and hydropower projects.[15]
The Mekong countries have substantial potential for solar and wind power. With the support of off-river pumped hydro energy storage,
solar and wind power emerge as promising and sustainable alternatives for meeting the energy needs of the Mekong region.

Deforestation

In the 1970s, the Greater Mekong Subregion was one of the world's most densely forested areas. However, deforestation has reduced
its forests by a third and is on a trajectory to lose another third by 2030.[16] The highest rates of deforestation in the GMS
are found in Cambodia, Laos, Thailand, Vietnam, and Myanmar.[17]

Deforestation in the GMS has many causes, including the expansion of unsustainable rubber and palm oil plantations, dam development,
infrastructure development, illegal and unsustainable logging, forest fires, and natural resource exploitation.[18]
In effect, deforestation has impacted the environment, biodiversity, and inhabitants of the region.
2024/12/16(月) 21:18:24.56ID:???
The increased pollution due to run-off has made the water of the Mekong unhealthy for the fish and for human consumption,
while riverbanks have become more susceptible to the pressures of climate change and flash flooding because of
missing protection tree roots provide.[16] The loss of flooded forests[17] has also impacted the aquatic food chain, putting further pressures
on the fishing industry and the 40 million people who take part in fishing-related activities in the GMS.[19]

The GMS is a hotspot for vector-borne diseases along its watershed, including malaria, but environmental changes
such as deforestation have begun to change this reality.[20] A study that compared malaria rates in the northern
and southern regions of Laos found that deforestation increases malaria rates in the short term (1?3 years),
but lessens them dramatically in the long term.[21]

Deforestation in the GMS has the potential to become irreversible unless actions are taken and policy is implemented.
Local community-supported initiatives, such as the many Community Protected Areas (CPAs)
in Cambodia's Phnom Kulen National Park, have been established to stop illegal logging and poaching.[22]
___

ナショジオなどでも大メコンの文字が出ていたが
政治、経済、文化、環境の全ての面でこの地域がとにかく注目を
20世紀末以来ずっと集めて来た

ベトナム戦争で荒廃した地域の復興という面もあった
マラッカ海峡の北の方にあって東西の障壁でもあると同時に回廊でもある
タイ(+厳密には大メコン圏ではないが隣接したマレーシア)という比較的途上国としては発展した地域を持ち
そちらに援助したり試験したりして成果を大メコン各国家に適用し易い、
そもそも本質的に世界の熱帯の途上地域として諸条件で典型的かつ「あまり難易度が高くない」条件にあった事から
3兆円くらいもの資金援助が行われ続けて調査、研究、開発などなどが30年以上も続いたと

数値で見える上では成果を出したり、環境とのバランスをある指標で取った開発と発展を達成したものも一部あるか
2024/12/16(月) 21:29:03.59ID:???
Organizations
Organizations involved in the Greater Mekong Subregion include:

Mekong River Commission (MRC)
Asian Development Bank (ADB)
Greater Mekong Subregion Academic and Research Network (GMSARN)
Sustainable Mekong Research Network (SUMERNET)

United Nations
Food and Agriculture Organization of the United Nations (FAO)
United Nations Environment Programme (UNEP)
United Nations Office on Drugs and Crime (UNODC)

World Wide Fund for Nature (WWF)
Programme on Forests (PROFOR)
Open Development Mekong, founded by the EastWest Institute
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意識高い系の実験場みたいに扱われたとも言えるなあ

とにかくこの地域は熱く発展を続けつつ環境配慮の社会も構築しつつある
ある意味西側欧米人好みに都市を快適にとか環境も配慮しての開発にしてとか
無茶振り難題も上手く解決できている事例もあるし、不十分な所もある
政府も極度の独裁でない所が多い(ミャンマーは別、あとベトナムとの交渉は簡単ではない)ので
自由主義や資本主義にかなり近い立場で国を運営・発展させる事は可能か?という社会的な実験の
現場にされて来たような所もある

中国の中央政府の力が強くて西側欧米の影響を与えにくいのに対してこれらの国はそこそこ影響を与えやすく
結局欧米文明社会を(その前に成功した日本の影響なんかもちょっと足して)ユーラシア大陸のアジア地域に
橋頭保的に移植する地域になった、とも言えるのかどうか

現在隣のバングラデシュも同様の扱いになり、人口が多くて苦労しつつもインドも似た道を歩んでいる部分もある
2024/12/16(月) 21:37:36.20ID:???
しかし大メコン圏のこのような発展を支えているのは
中国系の人達の影響が無視できないのかもなあ

大農園だらけになって庶民の大半が最貧の状態で止まってしまう
フィリピンや中南米の殆どの国とは違い
上手く庶民に金を回しつつそれで働かせてもっと儲ける、
みたいなのが中華系はやはり上手なのか

東南アジアの成功例をアフリカに持って行ってもうまく行くかどうかは微妙だなあって事になるか

生物や環境だけでなく政治経済文化国際関係まで含めたSDGsというお話は耳を塞ぎたくなる人も多いwが
色々と関連性を考えつつ考察するのも状況によっては有りか
2024/12/16(月) 22:06:50.45ID:???
大メコン圏には雲南省や広西チワン族自治区なんかも含まれる

地政学で色々考えると
色々と直接的な暴力のない(だが札束での殴り合いはあり)
せめぎ合いがあったんだろうなとは考えるべきか
2024/12/20(金) 21:57:51.72ID:???
news.yahoo.co.jp/articles/1050a1e20e7b5c67dd2de7c356ac2c0be0ed927a
南米ペルーの熱帯雨林で新種の生物27種類を発見 4種の哺乳類をはじめ魚8種など

12/20(金) 20:25

南米ペルーの熱帯雨林で27種類もの新種の生物が発見されました。一度の探検で哺乳類を含む、
これほど多くの新種が発見されるのは「驚異的だ」ということです。

ロイター通信などによりますと、科学者や専門家らがペルーの熱帯雨林「アルトマヨ」を探検したところ、
38日間で27種類もの新種の生物を発見したということです。

探検は2022年の夏に実施され、環境保全活動などを行う「コンサベーション・インターナショナル」が
今月19日に新種の発見などを報告しました。

新種は4種類の哺乳類と8種類の魚、3種類の両生類、10種類のチョウなどです。
さらに48種類の新種の可能性がある生物も発見されたとしています。

コンサベーション・インターナショナルのトロンド・ラーセン氏は「新種の哺乳類を1種類、発見するだけでも特別なことだが、
これほど多くの新種の脊椎(せきつい)動物を発見するのは驚異的だ」と話しました。

今回の探検では先住民が珍しい生物がいる場所へ案内してくれたということです。
ラーセン氏のお気に入りは「ブロブヘッドフィッシュ」という頭がブヨブヨしたナマズの一種で、
「頭の先にある脂肪の塊のような突起が何のためにあるかは全くの謎だ」としています。
2025/01/03(金) 07:32:15.89ID:???
en.wikipedia.org/wiki/??ng_Xoai
ベトナム南部ではカンボジア国境近い要するに山が近い
ビンフォック省ドンソアイ市
年間雨量2500㎜を超えるが乾季は4ヶ月
2025/01/03(金) 07:35:35.79ID:???
ベトナム中南部高原地方のダクノン省のザーギア
en.wikipedia.org/wiki/Gia_Ngh?a

やっぱり2500mm越え。乾季も多少は雨量がある
2025/01/03(金) 07:41:48.60ID:???
en.wikipedia.org/wiki/Ha_T?nh
ベトナム北中部ハティン省のハティン

一番寒い1月の平均気温17.6℃(最高と最低だけで平均すると18℃超えるが夜から朝も寒いので)
また一番雨の降らない2月に59.8mmの年間雨量
あらゆる意味でギリギリで熱帯雨林になり損ねたって所か
2025/01/03(金) 07:49:14.74ID:???
有名なバオロク
en.wikipedia.org/wiki/B?o_L?c
年間雨量2800mm台も立派だが
乾季は1ヶ月だけ、最高気温は26~29℃
最低気温は15~20℃
2025/01/03(金) 15:39:54.68ID:???
gigazine.net/news/20250102-decline-of-kenya-coffee/
2025年01月02日 15時00分 食
世界最高とうたわれたケニアコーヒーはなぜ衰退したのか?

ケニアコーヒーは、かつて世界中のコーヒー愛好家を魅了する「最高のコーヒー」として名高い存在でしたが、
近年ではその品質が低下しているという声が増えています。
コーヒー業界専門のコンサルタントでバリスタの資格も持つクリストファー・フェラン氏が、
ケニアコーヒーの直面する複雑な問題を解説しています。

ケニアにコーヒーが初めて持ち込まれたのは1893年のことです。当時、スコットランドの宣教師であるジョン・パターソンが
イギリスの東インド会社から種を入手し、ケニアでの栽培を開始しました。その後、ウガンダ鉄道の建設や欧州からの
入植者の到来により、ケニアでは大規模なプランテーション農業が進展します。20世紀初頭には、茶やコーヒー、
麻などの輸出用作物の栽培が拡大し、コーヒー産業も急成長を遂げました。しかし、この産業の中心にいたのは
植民地支配者であり、地元の農民たちはその利益から排除されていました。

フェラン氏は、ケニアコーヒー産業の問題点の一つとして「オークションシステム」を挙げており、生産者を市場から遠ざけ、
中間業者が莫大な利益を得る仕組みを形成していると指摘しています。生産者は収穫から6カ月以上も支払いを待たなければならず、
その間の生活費や農業資材の購入費を高金利の借入で賄う必要があります。そのため、オークションシステムは
生産者にとって非常に厳しいものとなっており、「なぜコーヒーを作り続けるのか」という疑問が広がる背景にもなっているとのこと。
2025/01/03(金) 15:41:19.62ID:???
生産システムの中でも、フェラン氏が注目しているのが「二次発酵」プロセスです。ケニアコーヒー特有の風味を生む
この工程は、まずコーヒーチェリーを12?24時間発酵させた後、一度洗浄し、その後再び清潔な水に浸すという
手法を取ります。この「二次発酵」工程により、コーヒー豆は発酵過程で生成された酢酸などの有機酸をわずかながら吸収し、
それが独特のフルーティーで華やかな香りをもたらすと考えられています。また、この工程は発酵タンクの
回転効率を高めることにも寄与し、乾燥スペースの不足という課題を解消する手段としても機能してきました。

最近では、この二次発酵がコスト削減のために省略されるケースが増えているとのこと。その結果、
ケニアコーヒーの風味が失われ、全体的な品質が低下しているそうです。さらに、乾燥プロセスにおいても、
均一な湿度管理が行われなくなったことから、豆が早期に劣化するリスクが高まっています。

加えて、ケニアではコーヒー豆のパーチメント(外皮)が輸出前に取り除かれるため、劣化しやすくなる問題もあります。
他の生産国では、パーチメントの状態で豆を保存することで、劣化を防ぎながら安定した品質を保つ手法が一般的です。

ケニアコーヒーの衰退を食い止めるためには、まず生産者への直接的な支払い制度を確立し、
低金利での資金融資を実現することが必要不可欠である、とフェラン氏。また、制度的な不平等を解消するためには、
政府レベルでの構造改革が求められると主張しました
2025/01/03(金) 15:49:48.66ID:???
同じところで
news/20180523-coffee-waste-premium/

2018年05月23日 21時00分 食
コーヒー豆そのものよりもゴミとして捨てられていた「果皮」の方が高価になっている
___

コーヒー産業なんて先進国の嗜好品で途上国は搾取されて云々と言われがちだ
挙句は熱帯としてはやや涼しい雨も多い山地で育つから
熱帯で水源林でもあるような地域を開発する事になる
というかダム作るかコーヒー農園にするか温帯野菜を植えるか酪農をするか高原リゾートにするか
いずれも自然破壊の元凶とも言われ、しかし地元の人達の利益は増やさないといけない

せめてその地域の人たちの生活が良くなるような形で利益を増やしてもらいたいものだと
2025/01/15(水) 21:33:45.80ID:???
ja.wikipedia.org/wiki/カラヤゴム
カラヤゴム(Gum karaya)は、ピンポンノキ属の木の滲出液から得られる天然ガム(英語版)である。化学的には、カラヤゴムは、
ガラクトース、ラムノース、ガラクツロン酸から構成される酸性多糖である。食品の増粘安定剤や乳化剤、
また瀉下薬、入れ歯用接着剤として用いられる。
さらに、物理的性質が似ているため、トラガカント(英語版)の混ぜ物としても用いられる。
食品添加物として、E番号416が与えられている。

ピンポンノキなんて栗紛いの種子を利用するだけかと思ったら
樹脂も使えるか
同属で「果肉」を食べるものもあると
2025/01/19(日) 18:37:04.81ID:???
youtu.be/gNYapApXMnQ
サゴヤシのデンプン採取なんて大昔はたまたま開花前の良い時期になったサゴヤシを
村人が手で切り倒して
一家総出で必至で幹を砕いて、これを丸木舟のような木の幹を砕いた桶で砕いた幹を洗ってデンプンを析出させて
そして乾かして保存していたものだったが

もちろん今では多くのプロセスを機械を用いての作業に置き換えている
ベニヤ板の加工に使う桂剥きタイプの装置を使っているなあ
その後のデンプン沈殿プロセスも多くの装置を通してのものになっている

それで大量に廃棄物が出るが、木質の部分は飼料に出来る
廃液は発酵させてバイオガスに出来る、とかいう話になっている

日本の商社はこの進出が出来なかったか
スマトラのリアウ州でやってるんだなあ
2025/01/19(日) 18:48:43.47ID:???
一方で日本の認識では
サゴヤシが今でも未利用資源扱いになってる所もあるなあ

素早くプラント作って製品生産
残渣の処理・利用まで考えてる所も多いのにか

戦争のせいで世界中で食料高騰なんて言ってる時代だから
こういう所にどんどん投資も進むんだなあ

一方で sago plantingで検索すると
困った事に英語ではソテツの事もSagoと呼ぶので(実際ソテツは種子を毒抜きして食べるだけでなく
幹も砕いてデンプン+毒を取り出して更に毒抜きを注意深く行って「無害化」して
とりあえず飢餓は凌げる(長期的な被害がある)くらいにはできる)
そっちが多く出て来るな
属名のMetroxylonを使うべきか

現時点ではサゴヤシの植栽は吸芽を植える根茎栽培文化そのものの作業を今でもやっているのが精一杯か

サゴヤシの開花は一応は少しずつ起こるようなのだが
これが枯れたものが放置されて各種害虫が大発生するとまずい
かといってデンプンの需要を超えた生産も出来んなあ

種子で栽培を管理したいところだな
2025/01/19(日) 20:16:34.83ID:???
thai.news-agency.jp/articles/article/16301

タイ工業省は、東北部ウドーンターニー県の製糖工場が、規制量を超える焼却サトウキビを購入していた問題で、
同工場に閉鎖命令を出した。同工場を所有する製糖会社の発電所も、安全基準違反として閉鎖された。

タイラットなどの報道によると、閉鎖したのは同県バーンプー郡のナムターンタイウドーンターニー社の製糖工場と、タイウドーンターニーパワー社の発電所。

工場閉鎖命令は15日夕に予告無く実行されたため、トラック1200~2000台に積載した焼却サトウキビと
生のサトウキビが、荷下ろしされたまま放置されているという。焼却サトウキビは長期間放置すると腐敗するため、廃棄することになる。

同省によると、全国58製糖工場の中で、ナムターンタイウドーンターニー社は最も多くの焼却サトウキビを購入。
焼却サトウキビの購入は、全体の生産量の25%以下に定められているが、同社は43.1%(約41万トン)を購入していた。

同省のエーカナット・プロムパン大臣は、40万トンのサトウキビ焼却で、4万1000ライの森林火災と同等の環境被害が生じると述べた。

サトウキビを焼却すると刈り取りが簡単になり、人件費も節約できる。
焼却サトウキビの収穫コスト一束約3~4バーツだが、焼却しなかった場合、一束10~15バーツに上昇するという。
2025/01/19(日) 20:18:11.58ID:???
youtu.be/eWfr1g_f9k4
サトウキビの島で始まったスマート農業 自動運転に気象データ、ITで進化する「誰でもできる農業」に

これで価格が安くなればいいがどうしたものか
2025/01/22(水) 09:17:45.98ID:???
news.yahoo.co.jp/articles/2ce1ace182ca1dd32b652554f2a7a1d8aa4421c2
砂漠で農業ができる? 水の消費量を最大50%減らせる土、登場
1/21(火) 21:30
水と肥料の消費量を最大50%削減することが可能な土「LNC(リキッド・ナチュラル・クレイ)」です。

LNCは、土壌を修復・保護し、農業、森林、緑地での水使用量を削減できる土、およびその技術のこと。特許も「無機静電気バインダー組成物、
その使用および前記バインダー組成物の調製方法」として取得済みだそうです。このシステムは農業だけでなく、森林などの緑の復活、
ゴルフ場のグリーンを水消費を抑えながら維持するのにも役立つんだとか。

リキッド・ナチュラル・クレイ、略してLNCは、Desert Control社が特許を取得したプロセスで作られており、水と粘土だけで作られています。

LNCは電荷を帯びた小さな粘土粒子を含む天然鉱物で構成されていて、砂の一粒一粒を電荷でコーティングし、磁力のように水を保持します。
特定の表面電荷を付加することで、水と反対の電荷を持つ粒子が表面に付着することを可能にするんだとか。

プロセスの最終段階は「クレイブリッジ」と呼ばれる砂粒同士を結合させて、土のかたまりを形成することで、スポンジのように水と栄養分を保持。
通気性がよく、菌類が繁殖しやすく、植物が生育しやすい環境を作ります。

LNCはミネラルベースで作られているので、化学添加物を一切含まず、天然成分のみで作られています。生態系に脅威を与えないのもいいですね。

砂漠での過酷な条件下で農業栽培を可能にすることを目標に、LNCの技術をイラクで試験導入する予定だそう。

オリーブやピスタチオなど、防風品種などを育てる予定で、指定された対照区でLNCの性能をモニターするんだとか。
Source: DESERT CONTROL
2025/01/29(水) 21:08:12.93ID:???
en.wikipedia.org/wiki/Pongamia

Pongamia pinnata is a species of tree in the pea family, Fabaceae, native to eastern and tropical Asia, Australia,
and the Pacific islands.[1][2][3][4] It is the sole species in genus Pongamia.[5]

Pongamia pinnata is a legume tree that grows to about 15?25 m (50?80 ft) in height with a large canopy
which spreads equally wide and creates dense shade. It may be deciduous for short periods.
It has a straight or crooked trunk, 50?80 cm (20?30 in) in diameter, with grey-brown bark,
which is smooth or vertically fissured. Its wood is white colored.

直径2cmのボタンのような形の豆を
ずんぐりした鞘の中に1つだけ付ける豆である

Pongamia pinnata is well-adapted to arid zones, and has many traditional uses.
乾燥地に強いのは嬉しいか

Pongamia pinnata seeds generally contain oil (27-39%), protein (17-37%), starch (6-7%), crude fiber (5-7%),
moisture (15-20%), and ash content (2-3%). Nearly half of the oil content of P. pinnata seeds is oleic acid.[14]
Oil made from the seeds, known as pongamia oil, has been used as lamp oil, in soapmaking, and as a lubricant.
The oil has a high content of triglycerides. Its disagreeable taste and odor are due to bitter flavonoid constituents,
including karanjin, pongamol, tannin, and karanjachromene.[11]
These compounds induce nausea and vomiting if ingested in its natural form
2025/01/29(水) 21:15:00.72ID:???
豆に脂はあるが食えないポンガミアだったが

www.idemitsu.com/jp/news/2022/230308.html
Burnett Mary Regional Group(以下「BMRG」)、出光興産株式会社(以下「出光興産」)および株式会社J-オイルミルズ(以下「J-オイルミルズ」)
の3社は、豪州クイーンズランド州の協力のもと、非可食油原料樹である「ポンガミア」を同州で植林することによるCO2固定化や、
植林を起点とした植物原料の確保による持続可能な航空燃料(SAF)のサプライチェーン構築などの検討(以下、本検討)に
共同で取り組むことに、このたび合意しました。

乾燥地に植樹して豆から油を取り、
航空燃料を作る事業を行おうとしている

電動航空機だと遠距離を飛ばすのは容易ではなくスピードも上がらない
こんな状況で従来のような速度の航空機を飛ばし続けたいとなると、
生物から搾油してジェット燃料くらいの沸点の燃料を作るしかない

その対象としてポンガミアが選ばれたか

他にテリハボクからもSAFが作られるようになった
マンゴスチンとガルシニア・カンボジアとガルシニア・インディカ(果実の酸味が強くピンク色の汁が出て
インドで食物の味と色付けに使われる)も、同じように苦くて化粧品などには使えるが食用にならない脂が
種子から取れるが、これもSAFに使われるか
2025/01/31(金) 12:56:29.81ID:???
th-biz.com/the-future-of-thai-agriculture/
タイ農業の未来図とは
カテゴリー: バイオ・BCG・農業
連載: 経済ジャーナリスト・増田の眼
公開日 2022.11.01

リブ・コンサルティングのダーリン氏は今回のインタビューで、タイの農業生産性の低さについて「2019年時点の農業生産性で、
タイは1人当たり3.2ドルなのに対し、米国は100.1ドルと約30倍、日本は17.8ドルと5倍以上だ」と説明してくれた。この数字は
農業に関心のある人なら納得するデータだ。しかし驚くのは、同氏が別のリポートで、世界銀行などのデータを引用、
タイの農業生産性は、中国はもとより、ベトナム、インドネシア、ラオス、ミャンマーより低いと指摘していることだ。

「タイの農家の大半はいまだに手での田植え、鎌による刈り入れなど人力に頼っている。一方、ベトナムではドローンなど
スマート農業も始まっている」と報告している。私自身もタイで観光客向けのパフォーマンスではなく、当たり前のように
手で田植えをしている光景を見た時には驚いた。

日本の農業生産性向上の取り組みは例えば、各県の農業試験場での地道なコメの品種改良に象徴される。特に寒冷地に
耐えられる新品種開発の長年の努力を知ると頭が下がる。一方、米国の農業生産性向上は全く違うレベルだ。
米国シカゴに駐在していた時に、広大なトウモロコシ、大豆畑が続く米中西部の農家に何度か取材に訪れた。
初めて米国の農家を取材した2005年当時でも、巨大なハーベスターにはGPSが装着され、効率的な収穫作業に取り組んでいた。
米国の農家は、シカゴの穀物先物相場を毎日ウォッチしながら、来年の作付面積をどうするかを考えていた。

タイの農業生産性の低さは何を意味するのか。結局、単位当たり収量を極力上げなくても生活はしていけるということは、
タイはそれだけ作物の生育環境に恵まれた豊かな国だという裏返しの話としか思えない。新型コロナウイルス流行ピーク時には
バンコクに出稼ぎにきていたイサーンなどの地方の労働者らは皆、自分の田舎に帰った。現金収入がなくなっても、自給自足的な
地元の豊かな食材で生きていくことができるということだろう。生産性をそれほど向上させなくても、タイは農産物の輸出大国になっている。
2025/01/31(金) 13:01:38.03ID:???
th-biz.com/masuda-column-isan-agriculture/
タイ農業はなぜ生産性が低いのか ~「イサーン」がタイ社会の基底を象徴~
カテゴリー: バイオ・BCG・農業, ビジネス・経済
連載: 経済ジャーナリスト・増田の眼
公開日 2024.11.18

タイの農業生産性は先進国だけでなく、ラオスやミャンマーなどよりも低いというデータに驚いた。これについて「結局、単位当たり収量を
極力上げなくても生活はしていけるということは、タイはそれだけ作物の生育環境に恵まれた豊かな国だという裏返しの話としか思えない」
と書いたが、そんなアバウトな話ではないことを、京都大学・東南アジア諸国連合(ASEAN)拠点長の縄田栄治特任教授の講演を聞いて思い知らされた。

「注目されるのはタイの単位面積当たりイネの収量の低さだ。2019年のデータではインドネシアやベトナムに負けているのはともかく、
ミャンマーよりも低い。この傾向はずっと続いている。タイのイネの単収は1ヘクタール当たり平均で3トン強だ。これはタイの農家の
技術水準が低いからではなくて、ある非常に条件の悪いところが足を引っ張っている」

東北タイは、地理区分では平原部に属し「山がほとんどなく、水源が乏しく灌漑率は10%弱で、不安定な雨水に頼らなければならない。
そして栄養分の少ない砂質土壌が大半だ。砂は保水力がなく化学肥料を吸着しないので雨が降ると肥料が流れ出してしまい施肥効率が悪い。
特に日本の水田農家でも6割強しか吸収できない窒素肥料は東北タイでは3割以下しか吸収できず、7割が無駄になってしまう」と指摘。
東北タイを象徴する「生産性が低く、不安定だ」という特徴は「土が悪い」「水源が遠い」「起伏があって水路も作りにくい」ことに由来しているとし、
東北タイがタイ全土のイネの単収、農業生産性を押し下げている実態を明らかにした。

一方で、東北タイの水田面積は500万ヘクタールあり、日本の全農地面積450万ヘクタールを上回っている。
さらに日本の水田面積250万ヘクタールから休耕田の100万ヘクタール引いた稼働している水田面積は140万ヘクタールでしかなく、
イサーン地方との比較に驚かされる。さらに、「東北タイの農家1戸当たりの農地面積は3~4ヘクタールと一番大きい」と指摘。
2025/01/31(金) 13:03:07.37ID:???
縄田教授は「東北タイでは1980年代終わりまでずっと無施肥だったが、経済発展で子どもたちがバンコクで働いて実家に
仕送りをするようになって、肥料が買えるようになった。施肥をすると栄養が良くなり、ストレスへの耐性が強くなり、干ばつ被害が減り、
いい品種を使えるようになった」という変化も起こったと説明する。この話は、イサーンの若者が
今でもバンコクに出稼ぎに来ている一つの現実を表現している。

また、東北タイは栄養の乏しい砂質土壌のため、「畑作では、開花結実する穀物は難しい。1960年代なかばに米ケンタッキー大学と
コンケン大学が共同で、トウモロコシ栽培を試みたが、結局諦めた。このため栄養繁殖作物であるサトウキビ、キャッサバが中心になった」
という。筆者もウドンタニを訪問した時に広大なサトウキビ畑、キャッサバ畑、そして多くの製糖工場を見たことに納得した。

タイ北部などの山地部の特徴としてと「豊かな水資源」「冷涼な気候」を挙げた上で、斜面を利用した伝統的な「焼畑(Shifting cultivation)」から、
現在は「常畑」に移行しつつあり、飼料用トウモロコシの生産が多いと指摘。「ナーン県やチェンマイ県では、雨季には山全体がトウモロコシに覆われ、
緑のじゅうたんが広がっている」と述べた。筆者も旅行でチェンマイからメーホンソン県への移動中に急峻な山の斜面全体が
トウモロコシ畑になっているタイでは珍しい光景を目の当たりにした。地元の関係者から、飼料用トウモロコシ畑の拡大は、
収穫後に残った茎などを燃やすことで、チェンマイ周辺のPM2.5の悪化の原因になっているとも聞いた。そこでは畜産飼料を、
国産飼料用トウモロコシにシフトさせた某大手企業の意向もあったようだ。

「タイの農業の現状と課題」として、「商業化」「集約化」「多様化」という特徴を挙げた。そして「農業人口の減少・高齢化」も顕著であり、
農業人口は1980年代前半の70%前後から、30%強まで大幅に減少していると説明。さらにバンコクの巨大化と地方都市の発展の一方、
地域の過疎化も心配し始めないといけないと警鐘を鳴らす。また、喫緊の課題とチャンスとして、一層の機械化・スマート化を挙げ、
「タイの大学農学部の卒業生でスタートアップ企業を起こす人が増えている。
2025/01/31(金) 22:29:31.02ID:???
インドシナ半島の農業は地形により「山地部」「平原部」「デルタに分ける」
平原部が最も土地が瘦せている。イサーンはそれで辛い
園芸農業は稲作の10倍儲かり、淡水エビ養殖はその10倍儲かる
だが淡水と称して汽水のエビなので内陸で飼育すると塩を与える必要があり塩害になるから
沿岸近くで育てる、などか

新旧の技術をmixして考えないといけないなあ
2025/03/18(火) 13:02:23.59ID:???
www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101821.html
沖縄県で採取した、食用に適さない植物の種子から生成した国産SAFを用いたフライトを
3月25日に沖縄県内路線(JTA565便/那覇発宮古島行き)で実施します
―沖縄県内路線では初めて国産SAFをフライトに使用、脱炭素社会実現に貢献―

2025年3月18日
NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)
株式会社J-オイルミルズ
日本トランスオーシャン航空株式会社
太陽石油株式会社

NEDO、株式会社J-オイルミルズ、日本トランスオーシャン航空株式会社(以下、JTA)、太陽石油株式会社は、
3月25日(火)の沖縄那覇発宮古島行きのJTA565便において、燃料の一部に沖縄県で採取した食用に適さない植物の種子
(テリハボクおよびポンガミア)から生成した国産SAF(持続可能な航空燃料)を用いたフライトを実施します。
本施策は、NEDO助成事業である「バイオジェット燃料生産技術開発事業/実証を通じたサプライチェーンモデルの構築」
(以下、本事業)の一環で行います。

国産SAFを使用したフライトは沖縄県内路線では今回が初めてであり、
今後の沖縄県における循環型エネルギーの地産地消、および脱炭素社会への貢献が期待されます。

>>630と同じポンガミアか
2025/03/27(木) 15:42:18.51ID:???
ja.wikipedia.org/wiki/アンゴラの植物相
1970年の大作とされる研究
アフリカのバイオームは9つあるがそのうち7つがアンゴラにある

熱帯雨林と言わずコンゴ林という言葉を使っているな
やっぱり年間雨量2000mmとか最小雨月降水量60mmとかに拘ってても
地域理解に不十分な事が多いんだな
2025/03/31(月) 04:50:39.45ID:???
en.wikipedia.org/wiki/Rainforest_World_Music_Festival
The Rainforest World Music Festival (often abbreviated as RWMF) is an annual three-day music festival
celebrating the diversity of world music, held in Kuching, Sarawak, Malaysia, with daytime music workshops,
cultural displays, craft displays, food stalls, and main-stage evening concerts.

The festival has been awarded 25 of the best International Festivals by Songlines
for six consecutive years; from 2010 to 2015.[3]

サラワク州のクチンで開催されているワールドミュージックのイベント

ワールドミュージックというのも今更ずれてると思う人もいるか(主に流行ってたのは30年前)
だが1997年にクチンを訪れた「ミュージコロジスト」が
この地の民族音楽を気に入って
まずフランスの World Music Expo (WOMEX) に現地の楽器を使ったユニットを参加させ
その成果をサラワク州の文化庁に見せて更に観光担当部署にまで持ち込んで
このミュージックイベントを開催する事になった、というもの

毎年20000人くらいコンスタントに集まるイベントになってるんだな
2021年はコロナのためバーチャル開催でそれを見たのが40万人か
2025/03/31(月) 20:45:38.23ID:???
ja.wikipedia.org/wiki/コルディア・アフリカーナ
コルディア・アフリカーナ[8]あるいはコルディア・アフリカナ(Cordia africana Lam.)とはムラサキ科カキバチシャノキ属の
高木性落葉広葉樹の一種である。主に木材や薬として利用されるが、木材としては他の近縁種2種と共にアフリカンコーディアの
名で流通している(参照: #利用)。ケニア由来の名称(参照: #諸言語における呼称)の一つをとってムクマリ(mukumari)とも呼ばれる[9]。

本種のシノニムの一つである C. abyssinica の種小名 abyssinica とは〈アビシニアの〉、つまり〈現在のエチオピア地域の〉
という意味である。主にアフリカに分布し、西アフリカのセネガルから東は先述のシノニムの種小名にも見られるエチオピア、
南は南アフリカにかけて見られる[11]。またアラビア半島にも分布する[11]。

東アフリカにおいては高度1200-2100メートルの草原や森林、河岸地域に広く見られる[5]。

ケニアのキクユ人はこの木を「モリンガ」[13](キクユ語: m?ringa)と呼び、伝統的に養蜂用の筒[注 3]や腰掛けをはじめとして[16]、
臼や鉢を作るのに用いてきた[17]。樹皮は盾を作るのにも用いられた[16][17]。

国際的には、コルディア・アフリカーナから得られる木材は同じムラサキ科カキバチシャノキ属の C. millenii (sv) や
C. platythyrsa (en) と一まとめに「アフリカンコーディア」として取り扱われる[18](3種まとめての特性などについては
カキバチシャノキ属#アフリカンコーディアを参照)。コルディア・アフリカーナの心材は堅く黄土色であったり[7]
赤茶色であったりし[5]、つやが出るため家具用の材木として評価されているが、ねじ曲がることがあるので鋸断する際には
困難を伴う[2]。材木はまた耐久性に優れ、シロアリにも強く、高級家具、ドア、窓、キャビネット作りや指物細工、
内装工事に用いられる[3]。

他に薬になったり「果実を食べたり」できる
ところでこの木にカタカナ書きでモリンガと紛らわしい名前が付いてる訳か
ワサビノキ属とは全く関係ないな
2025/04/08(火) 20:22:13.19ID:???
gigazine.net/news/20220401-potato-banana-wrap-plant-technology/
2022年04月01日 17時00分 サイエンス
ジャガイモの収穫量が「バナナ繊維の袋」で5倍になったという研究結果

発展途上国のジャガイモ栽培に壊滅的な打撃を与えている「ジャガイモシストセンチュウ」を「バナナ繊維が原料の紙袋」で抑制することが
できるという研究結果が発表されました。特に広範な被害が確認されているケニアで行われた小規模実験では、
収穫量が最大5倍になったと報告されています。

ジャガイモシストセンチュウはトウガラシ・ジャガイモ・トマトなどのナス科植物とキヌアなどのアカザ属に寄生する線虫の一種で、
「根に侵入して栄養を奪う」という生態が特徴。妊娠したメスが死後に変化する「シスト」という形態は薬剤耐性や乾燥耐性、寒冷耐性などを有し、
シスト内で保護される卵は寄生植物が現れるまで10年以上も休眠状態を維持できるとされています。

ジャガイモシストセンチュウが特に猛威を振るっているのが熱帯の発展途上国。豊かな国では農薬という対抗手段が存在しますが、
貧しい発展途上国では農薬に頼ることが出来ない上に、温帯より涼しい国では栽培できる「ジャガイモシストセンチュウに
耐性を持つジャガイモ品種」が、熱帯では栽培不可。輪作も有効な手段の1つですが、ジャガイモで生計を立てている
小規模農家はジャガイモよりも利益率の低い作物を輪作で育てたくないという事情も存在します。
2025/04/08(火) 20:22:28.46ID:???
「種芋をバナナ繊維の袋に入れてから植える」という手法を考案したのが国際熱帯農業研究所・国際昆虫生理生態研究センター・
ノースカロライナ州立大学の合同研究チーム。長年にわたって「害虫に対して有効な化学物質を含んだ多孔質繊維の袋に入れてから
植物の種を植えた場合、多孔質繊維から数週間かけてゆっくりと有効成分が放出される上に、種が発芽して害虫に対して
十分抵抗力を持った頃合いで自然分解されて成長を阻害しない状態になる」という手法に取り組んできた研究チームは、
さまざま試してきた多孔質繊維の中でもバナナの枝から採れる「バナナ繊維」が最適であることを発見しました。

ジャガイモシストセンチュウがはびこっているというケニアの畑で行われた実験では、バナナ繊維の袋なしの場合に比べ、
袋ありの場合は収穫量が3倍になり、ジャガイモシストセンチュウに有効な農薬であるアバメクチンを土壌に噴霧する分量のわずか
5000分の1だけ袋に染みこませたところ、さらに収穫量が50%上昇しました。また、ジャガイモだけでなく、
ヤムイモやサツマイモなどの他の塊茎作物を用いた実験でも、有望な結果が得られたそうです。
2025/04/08(火) 20:24:50.70ID:???
gigazine.net/news/20250408-kill-enemies-with-lightning/
2025年04月08日 12時30分 サイエンス
雷で周囲の植物を殺す能力を身につけた樹木が見つかる、雷に打たれることで恩恵を受けることが判明した最初の樹木

パナマの熱帯雨林には、導電性の幹のおかげで落雷を受けても無事な上に、雷を利用して樹皮に絡みつく蔓(つる)を
一掃して繁殖を大きく有利に進めることが可能な「耐雷性植物」が生息していることが、研究により明らかになりました。

アメリカにあるケアリー生態系研究所の森林生態学者のエヴァン・ゴラ氏は、パナマで活動していた2015年に、
落雷からほとんど被害を受けずに生き延びた木を見つけました。

その木は、アーモンド風味の種をつけることから「トンカ豆の木(Tonka Bean)」やスペイン語でアーモンドを意味する
「アルメンドロ(almendro)」とも呼ばれているDipteryx oleifera(D. oleifera)で、衝撃で枝に絡みついたツタが吹き飛び、
近くにある木々が12本以上も枯れてしまうほどの威力の落雷でもほぼ無傷だったとのこと。

被雷したD. oleifera9本とそれ以外の樹木84本を比較したところ、普通の木は枝と葉が平均40%も破壊され、
2年以内に64%が枯死してしまったのに対し、落雷を受けたD. oleiferaは9本とも葉がわずかに落ちた以外は無傷だったことがわかりました。

D. oleiferaはただ雷を耐えただけでなく、電気を自分に絡みつく寄生植物や近くに生えている競争相手の木への攻撃に利用していました。
研究結果によると、D. oleiferaが落雷を受けると、電気が蔓や枝を伝わったり近くの木に流れたりして、
D. oleiferaの寄生蔓が78%減少し、近隣の木が平均9.2本枯死していたとのことです。
2025/04/08(火) 20:26:00.19ID:???
ゴラ氏らがドローンを活用して樹冠の3Dモデルを作成したところ、D. oleiferaは近隣の木よりも平均して約4メートル背が
高くなることもわかりました。これは、雷によって他の高木が枯れたことで、光と空間をめぐる競争が
有利になったおかげだと考えられています。

太陽光や養分を奪い合っている競争相手の消滅はD. oleiferaの繁殖を有利にしており、被雷したD. oleiferaは
そうでなかった場合よりも14倍多くの種を付けることができました。

以下は、雷が落ちる前のD. oleifera(左)と落雷から2年後のD. oleifera(右)の写真です。D. oleiferaが落雷からほとんど
被害を受けていないことや、落雷後は木の枝から垂れ下がっている蔓がなくなっていることがわかります。

ゴラ氏は、D. oleiferaの耐雷性の鍵は物理的な構造にあると考えています。過去の研究では、D. oleiferaの内部は導電性が高くなっており、
ちょうど絶縁体で保護された電線のように発熱することなく電気を逃がすことが可能なことが示唆されました。

こうした利点から、研究チームは「D. oleiferaは雷を引き寄せるために特別に適応している可能性がある」と結論付けました。
研究チームの計算によると、D. oleiferaはその樹高と異様に大きな樹冠により、一般的な木よりも落雷を受ける可能性が68%高くなっているとのこと。

これにより、D. oleiferaは平均して56年に1回の割合で雷に直撃され、1000年以上の寿命の間に少なくとも5回は雷に打たれると考えられています。
実際、ゴラ氏らの研究では、あるD. oleiferaの木が約5年の研究期間中に2回も落雷を受けたことが確認されています。
2025/04/11(金) 14:57:08.35ID:???
gpsseng.com/日本初!gpssグループがカカオ栽培とのソーラーシ/jp/
日本初!
GPSSグループがカカオ栽培とのソーラーシェアリング
2021年1月27日

GPSSグループは、沖縄県名護市源河字福地原にて、カカオを栽培しオリジナルチョコレートを製造販売している(株)ローカルランドスケープ
(取り扱いブランド名:OKINAWA CACAO)とともに、ソーラーシェアリングによる発電事業「サステなカカオ」を開始いたしました。

農地の上にソーラーパネルを置くことで、作物の栽培と太陽光発電の両方を可能にするソーラーシェアリングは、
次世代の農地活用の形として注目されています。
2013年の農地転用許可制度が始まって以来、徐々にその認知度も上がり、野菜、米(水稲)、果物など、様々な作物が
ソーラーシェアリングで生まれるようになりましたが、カカオ栽培とのソーラーシェアリングは国内初です。

グループ代表の目﨑雅昭は「そのほとんどが熱帯地方で栽培されているカカオ。日本で栽培することがいかに大変か、
また、カカオが直射日光に弱いこともあまり知られていません。日本の南に位置する沖縄では太陽の恵みも大きい。
ソーラーパネルが日よけ効果を持つという点でも、沖縄におけるカカオ栽培とのソーラーシェアリングはとても相性がいいのです。」と語ります。
___

カカオは陰性植物なので強い日光だと枯れてしまう
だったら陰にすればいいし何ならソーラーパネルで!という発想
冬は周りを覆って温室にすれば良いと
2025/05/04(日) 15:18:00.72ID:???
www.suisaku.com/colomn_yamazaki/752/
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第23回「チャンタブリのヤマガニ」

東南アジアの甲殻類、特に淡水のカニに対しての興味が膨らんで来ている。
タイには多くの淡水性のカニが生息している。サワガニの仲間が圧倒的に種類が多いが、その中でも陸上生活に特化した種類は
ヤマガニと呼ばれている。水中ではなく水辺から遠く離れた山の中にも生息している事からそのように呼ばれるようだ。

タイ東部チャンタブリに生息しているヤマガニを紹介しよう。この種類は比較的水に対する依存度がまだ高く、親ガニでも川からそう離れていない場所に生息している。

ヤマガニ達は川から遠くない山の斜面などに穴を掘って生息している。ヤマガニとは言え、やはり水分があった方が快適なのか、
雨の降った夜間などは川沿いの道路でも良く歩いている姿を見かける

交尾は雌が生息する穴の近くで夜間に行われるようだ。腹部と腹部を合わせるように正常位で行われる。

雌は巣穴の中で産卵を行う。卵は雌の腹部に抱かれ、手厚く保護される。産卵されたばかりの卵は鮮やかなオレンジ色をしている。卵のサイズは3mmほどと大型である。
サワガニやヤマガニの仲間は陸封型で卵の中で幼生期を過ごし、稚ガニとなって産まれて来る大卵型の繁殖形態を有する。
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