>>465
アニメの権利関係はそんなに単純な話でもなくてね、
どういった契約を結んでいるかで話は全然変わってくるんだ

そもそも、さくらももこは原作者(著作権者)として自分で執筆した漫画に対しては全ての権利(著作者人格権、財産権)を所有しているが、
アニメに関してはあくまでも原作権利保持者(漫画原作者)であってアニメの原作者(アニメの制作者)じゃないわけ

アニメ作品の著作者人格権のほとんどは日本アニメーションが持ってるわけ
なので、声優の交代に関しては基本的には口出す権利とかあんまないわけ

じゃあさくらももこにはアニメ作品の権利は無いのか?ていうとそんなこともなくて、
キャラクターの意匠や、漫画ですでに使用した脚本、設定、などなどの原作者としての権利は保有してるわけ
あとさくらももこ自身がアニメに書き下ろした脚本の権利とか主題歌の作詞者としての権利とか

しかし、後任声優の選択に関しては権利とかそもそも無いわけ

例えさくらももこがキャスティングしたとしても、その配役に関する著作権は日本アニメーションに帰属する
なので、声優の後任人事に関しては、さくらプロダクションに直接の権利は無いわけ

ただし、先に述べた各種権利を使ってアニメを差し止めることは一応可能
ただしこれは色んな意味で現実的には不可能
「声優気に食わないんでアニメを差し止めます」とか言っても裁判所としては「お前に声優の人事に口出す権利がそもそもねーじゃん」で終わるから

もうちょっと捏造しないとアニメの差し止めはできないし、多分100パーセント裁判になって、しかも超長引く
しかも死後の権利をどうするか?に関してすでに何らかの契約更新をしていれば、
さくらプロダクションの勝ち目は