大学生を対象にしているのは、一つには健診データが使えるからでしょうけれど、筆者らは若いころの肥満を防ぐことが重要と考えられていると書いています。
そして、これは日本に当てはまることなのかはわかりませんが、大学1年は体重が増えがちという話があるそうです。つまり、その原因が分かれば若いころの肥満を予防するポイントになる可能性があるということです。
若い頃の健康が年を取ってから効いてくるという話は色々なところで言われていて、例えば低出生体重がメタボリックシンドロームのリスク因子になるという話も聞いたことがあります。
ですんで、大学生の研究結果でも案外広く役に立つと。「年代が限られている」と口火を切ったのは自分なので、反省を込めて。長々と失礼しました。