「トンネル効果」の名称が、粒子が壁を通り抜ける現象に先んじて、壁の向こうに染みだす波動関数の形状に対して付けられたものだとは、ちょっと思えない。
もしも先に波動関数の染みだしに対して名前が付けられたのなら、「染みだし」のイメージを反映した「漏水効果」とか「伏流効果」みたいな名称になっていたはずだ。