>>889
量子力学で考えてみましょう

量子力学におけるエントロピーはS=Tr[-ρ log ρ]で与えられます
適当な直交系で密度行列を展開したρ=Σpi |i><i|に対しては、S=Σ-pi log piです

純粋状態ρ=|ψ><ψ|に対するエントロピーはS=0となります

混合状態ρ=Σpi |i><i|に対してはエントロピーは0でない値が出てきます

で、”そのエネルギーとなるような状態の数”が問題となるのは、後者のような古典確率が絡んだ混合状態の場合だけです

それで、古典確率が絡む場合というのは、観測者がその系に対する情報を欠いている場合です
|i>のいずれになっているかはわからないけど、確率piでどれかにはなっているはず
そのようなとき、ρ=Σpi |i><i|と書くわけですよね

逆に純粋状態の場合は、|ψ>になってることが確定しているので、|ψ><ψ|となるわけです



上記を古典論で考えれば、純粋状態というのは全ての粒子の位置と運動量が分かっている状態であり、混合状態というのは全ての粒子の位置と運動量がわかってない場合ですよね?

ということは、全ての粒子の位置と運動量がわかっていれば、エントロピーは0です