泥棒たちはその声に驚き、窓に映った動物たちの影を見て、化け物が出たと叫んで逃げ出して行った。動物たちは家の中に入ってごちそうをたらふく食べる事ができ、腹一杯になると明かりを消して眠りについた。

一方、遠くから家の様子を見ていた泥棒たちは、明かりが消えたのを見て家に戻ろうとした。

そして一人が偵察のために真っ暗な家の中に恐る恐る踏み込む。

動物たちは家に入ってくる泥棒に襲い掛かった。

ネコは引っかき、イヌが噛みつき、ロバが蹴とばし、ニワトリはけたたましく鳴き叫ぶ。

闇の中で散々な目にあって逃げ帰った泥棒は、本当に化け物に襲われたと思って仲間に報告したので、泥棒たちは恐ろしくなって逃げ出し、二度と戻って来ることはなかった。

動物たちはその家がすっかり気に入り、一緒に音楽を奏でながら仲良く暮らした。